John Williams指揮Los Angeles Philharmonic(Fri. Aug 28)
ハリウッドボウルで、ジョン・ウィリアムス指揮ロサンゼルス・フィルハーモニックの
野外コンサートを見た。
タイトルは“Olympic Fever”
ジョン・ウィリアムスは言うまでもなく、映画音楽の巨匠。
そして、アメリカ国内で開催されたオリンピックのテーマ曲を作曲したことでも有名。
アテネオリンピックの真っ最中、
しかもロサンゼルス・オリンピックから20周年という区切りの年であるため、
このようなメモリアルコンサートが開かれたのだろう。
ジョン・ウィリアムスが登場すると観客全員が起立。
何事かと思ったら、アメリカ国歌斉唱だった。周りの人も大きな声で歌っている。
そして、いよいよコンサート開幕。
前半はオリンピックのテーマ曲がメイン。
ロサンゼルス、ソルトレイクシティ、
演奏中、大型モニターに当時の名場面集が映し出される。
勝者の喜びの表情、敗者の涙・・・実に美しい映像。
私としても当時のことが思い出され、うるうるしてしまった。
休憩の後は、有名な映画音楽が続々。
「スーパーマン」「ハリーポッター」「レイダース~失われたアーク」・・・
しかし圧巻はアンコールだった。
まずは「E.T.」のテーマ、野外のステージにぴったりの曲だ。
イントロが流れると同時に大きな声援が上がる。
次に「スター・ウォーズ」ヨーダのテーマ。
さらに同じくダースベイダーのテーマ。
ジョン・ウィリアムスは袖に引っ込むが
観客はあの曲を聴くまでは帰りそうもない。
再々度登場し、指揮台に立つと流れてきたイントロは、
期待どおり「スター・ウォーズ」メインテーマ。
このあたりの構成が実にうまい!
全員スタンディングオベーションで大いに盛り上がり、
2時間半の野外コンサートは終了した。
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