立川談春独演会
立川談春の独演会を愛知県犬山市で見てきた。
会場は南部公民館、
どんなところだろうと不安に思っていたら、
客席数400余り、少々老朽化はしているが
こじんまりとしたいいホールだった。
前座の立川春樹は、まだまだ慣れていないのだろう、
話が単調で眠気を催してしまった。
談春によると、ほんとに下手な落語は寝てられないそう。
ということは筋は悪くないのか。
さて、談春。
この日の演目は「宮戸川」と「不動坊」。
人物の描写は本当にうまい。
宮戸川では、半七の叔父と叔母のやり取りに
会場内は笑いの渦。
不動坊では、全然怖くない幽霊が絶品だったが、
色っぽい未亡人をもっと登場させてほしかった。
あと、不満があるとすれば、
マクラが短かったことくらいだろうか。
●立川談春独演会
’09.7.11 犬山市南部公民館 座席:え列4
[演目]
立川春樹「かぼちゃ屋」
立川談春「宮戸川」
(仲入り)
立川談春「不動坊」
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