June 01, 2007

伊東豊雄 建築 新しいリアル

Omote


建築家、伊東豊雄の最新のプロジェクトなどを紹介する
企画展「建築 新しいリアル」を5月19日、
仙台市のせんだいメディアテークで見てきた。
この会場は彼の代表作でもある。

伊東豊雄の建築とその思考の軌跡をたどるコーナーは、
作品の写真や図面、スケッチなどのほか、
一緒に仕事をした人たちのインタビューや、
作品を批評する新聞記事など、なかなか見応えがあった。
昨年竣工した、わが街の市営斎場「瞑想の森」も。

Toyoo002

一番興味深かったのは、
最新プロジェクトである、台中の「メトロポリタン・オペラハウス」。
洞窟のような構造に驚かされる。
いつかここで、オペラを見るのが夢になりそう。

Taipei001


この日はちょうど青葉まつりの宵まつりの日。
あいにくの雨模様だったが、
定禅寺通り周辺は、すずめ踊りの踊り手たちと
観客でいっぱいだった。

仮設テントでは「スズメ有リマス」との表示が。
何だろうとのぞいたら、すずめ踊りのグッズが
いろいろ取り揃えられていた。

Suzume_ari

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歩いていると、この踊りのキャラクター
「すずのすけ」の着ぐるみと遭遇。
これがなかなかかわいい。

Kigurumi

と、ここで踊り手たちが登場。
立派なのぼりとおそろいの衣装。

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実際に踊っている姿はこんな感じ。
扇子を両手に持って踊るのが基本のようだ。

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March 13, 2007

桃太郎神社その2〜宝物館の巻〜

さて、お待たせ、桃太郎神社の社会見学の第二弾。
この日のメインは宝物館、
はやる気持ちを抑えて、まずは境内をじっくりと見学した。
桃型の鳥居にこんな表示が。
「桃形鳥居をくぐれば、
悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災いは来じ(キジ)」
うまい、けど「キジ」はちと苦しいか。

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鳥居の前に立つワン公、
つぶらな瞳で物乞いされたら勝てないね・・・ポケットから10円。

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右手の岩場にも鬼の石像。
わき水が、鬼の目のあたりから流れるように
うまく設置してあるようだ。

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ハリボテの桃太郎と桃は、神輿にのせて使うのだろうか、
どちらにせよイベント用だと思う。

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さて、200円を払って宝物館に入場する。
まずは庭に備え付けられた石像を見学。
入り口付近で見つけた「やさしい鬼」。
背中に乗って遊ぶのだそうだ。
記念撮影したかったな・・・残念。
後ろ姿もキュート。

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続いて、これは観光地の定番、
記念撮影用の顔をくり抜いた桃太郎像。
しっかりと錆び付いていて、あはれを感じる。

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等身大の桃太郎と退治されようとする鬼。
これは迫力満点!
だけど、桃太郎が右手に持って
鬼に向かってかざしているのは何だろう。
キノコ、マッシュルームのように見えるのだが、
鬼は嫌いなんだろうか、キノコ類。

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館内に入ると、「鬼の子のミイラ」の写真。
これが一番の目玉らしい
本物のミイラは火災で焼失してしまった。
代わりに置いてある写真だが、これで信じろって言われてもねえ、
相当ムリがあると思う。

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隣にあるのが「鬼の珍宝」。
意味不明。

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出たっ、「鬼に金棒」ならぬ「鬼の金棒」。
もう言葉にならない、感動で(ウソ)。
なわけないだろっ!

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市販されていた桃太郎グッズの一つが、
茶わんと湯飲み。
がはは、「ムックリヅンと大きくなるよ」って言われたって、
なんねえよ!!大きくなんて。

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以上で、宝物館の見学は終了。
これで200円は高いか安いか。
それは個々の判断にまかせよう。

あ、訂正ね、
前回、イヌのツートンのブリーフと書いたけど
裏から見て「まわし」であることを確認。

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March 10, 2007

桃太郎神社

近くにあるのに、なぜか行ったことのなかった
愛知県犬山市のその名も「桃太郎神社」。
やっと今日、その神秘に包まれた(ウソ)境内に足を踏み入れた。

木曽川の左岸、最寄りの駅「犬山遊園」から
3キロ上流へ車を走らせると神社に到着。
参道の入り口で出迎えてくれるのはサルや鬼の像、
たぶんコンクリートで固めたものだろう。
造りは正直言ってちゃっちい。

あとは写真を見てもらおう。
鬼の表情が情けなく思えるのは気のせいか。

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それに比べると、桃太郎のお供のサルは凛々しい顔つき。
手にみかんを持ってるのかと思ったが、
物語を思い返すと、あっそうか、きびだんご!!

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キジもイヌもいいぞ、強そうだ、これなら鬼に勝てるぜ、べいべ〜。

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川で桃を拾ってきたおばあさん。

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いよいよ、桃太郎の登場。
と、その前に、なぜかまたイヌが。
黄色いはちまきをしているのはなぜだろう。
サルも被りものをしている、これじゃあまるで猿回し。

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じゃ〜ん、ももたろうで〜す。
うまれたばかりだから、やっぱりハダカ、当然デス。

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全身は、こんな感じ。
桃がピンクなのはいいけど、
桃太郎の肌もまったく同じピンク色なのはどうなんだろ。

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ついでに後ろ姿、桃太郎の桃尻。
お願い事が書かれた看板が。
「桃太郎にのぼらないでください」
のぼるというか、抱きつくんだろうな、たぶん。

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いろいろな鬼が登場し始める。
ほかの像より出来が悪いような気がする。
周りの草も刈ってなかったりするし。

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階段を昇ると、これが有名な桃の形をした鳥居。

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宝物館があった。
入場料は大人200円。
今日は時間がなかったので入場できず。

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「話の種に、珍らしい宝物をごらんください」と
サルも入り口で待ってるではないか。
私的には、隣のイヌがお気に入り。
なぜだか胡座をかきながらバンザイしている。
ツートンのブリーフもステキ。
というわけで、宝物館は明日見てこようと心に決めた。

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さて何が登場するか、
夢見る少年たちよ、明日の報告を待て!

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June 05, 2006

瞑想の森 市営斎場

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新しい斎場が市内に完成し、
竣工式と見学会があるというので出掛けてきた。
正式名称は「瞑想の森 市営斎場」、
分かりやすく言うと火葬場。
「静けさと自然に帰る」をコンセプトに、
斎場、墓地、周辺の森林が一体で整備された。

設計は伊東豊雄
せんだいメディアテーク(仙台市)や
ワタシのお気に入り、まつもと市民芸術館(松本市)で有名な建築家だ。
今年、王立英国建築家協会よりゴールドメダルを受賞、
世界でも重要な建築家の一人と言われている。

建物の全面に池を配置し、
自由曲面シェル構造の真っ白な屋根が水面に映る姿は
映画でも見ているように美しい。
中に入り、待合室のソファからガラス越しに見た眺望は
避暑地のホテルのロビーにでもいるような錯覚に陥る。

ただ心配なのはメインテナンス。
あの白い屋根を維持するには、
頻繁にクリーニングする必要があるだろうし、
強度はどうなんだろう、素人のワタシにはよく分からないが。
ともあれ毎年、維持管理のための予算を
しっかり付けていただきたいと願う。

余談だが、近くの八百○町に同名の公園がある。
そっちから見れば迷惑な話だよな、
自分のところと同じ名前の火葬場があるなんて。

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April 27, 2006

表参道ヒルズ

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2月のオープン初日は来訪者が7万1千人、
800メートルにも及ぶ行列が出来たという
東京の新名所、表参道ヒルズに行ってきた。
2カ月たってはいるが、さすがに日曜日ともなると、
大変なにぎわいを見せている。

「ヒルズ」の名前のとおりディベロッパーは森ビル
地上3階、地下3階というフロア構成は、
ケヤキ並木との調和を考えたものという。
全長700メートルのスロープが、らせん状に巡り、
それに沿って物販、飲食、サービスなどの93店舗が軒を連ねている。
ぶらぶら歩きながら、路面店の感覚で、
ウィンドウショッピングができる。

外観はいかにも安藤忠雄設計の
コンクリート打ちっ放しとガラスに囲まれた建物。
以前の同潤会アパートとはまったくイメージが違う。
確かに建物の端にアパートの一部を残してはいたが、
学生時代、このあたりを遊び場としていたワタシには
痛々しく見え、ちょっぴり悲しかった。

テナントのディスプレイはどこも素晴らしい。
特に印象に残ったのは、
日本酒の立ち飲みバーがある「はせがわ酒店」、
ラジコンカーのサーキットバー「KYOSHO OMOTESANDO(京商)」、
デザイン家電の「amadana(アマダナ)」など。

そんな中でも、セレクトショップ「BEYES(バイズ)」は
ワタシにとっては宝の山であった。
厳選されたウエア、バッグ、靴、
小物、文具、おもちゃなど、
あらゆるジャンルのアイテムが陳列されていた。
今回は時間がなくて、
ゆっくり見ることができなかったのが残念でならない。

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May 27, 2005

「愛・地球博」に行ってきた

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すでに会期が3分の1過ぎてしまった愛知万博、こと「愛・地球博」。
仕事で今日、初めて会場に足を運んだ。

都合で会場に滞在できたのは約4時間。
広い会場を一周するだけで、あっという間に時間が過ぎてしまった。
そんなことだろうと思って、
今日はユニークなパビリオンの建築について注目しようと
片っ端から写真を撮ってきた。

もちろん今後も何度か訪れようと思っているので、
今日の感想を箇条書きにしてみた。

○「グローバル・ループ」により、目的地にたどり着くのが容易
 会場は広いが、この周遊路は便利
○パビリオンの人気・不人気が顕著
 企業館は2〜3時間待ちは当たり前
 整理券での予約システムをうまく利用すること
○平日は空いていると思ったら大きな間違い。小中高校生だらけ
 学生が帰った後、夕方以降はずいぶん空いてくると思われる
 ただし、人気パビリオンの整理券は、この時点では残っていない
○効率よく回るには、事前に綿密な計画を立てておく
○ペットボトルが持ち込めないと不評だが、会場内でほぼ定価で購入できる
 同じように、食事も選ばなければそれほど困ることはない
○携帯公式サイトは、混雑状況などが把握できてとても便利
 ただし、待ち時間は必ずしも信用できない。
 待ち時間0であっても、実際には10〜15分待つことは覚悟を
○キャラクターのモリゾーとキッコロ(もちろん着ぐるみ)は、会場内にはいない

私が今日見てきたパビリオンの建築ベスト3。
一番のお気に入りは「スペイン館」。
六角形のカラフルなレンガは実にうつくしい。
次に「長久手日本館」。
竹を編んだケージで包まれた独特のフォルムには目を奪われた。
そして圧倒的な「トヨタグループ館」は、
著名な建築家集団「みかんぐみ」によるもの。
解体・リユースを考えて鉄筋構造体を採用している。

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May 03, 2005

軽井沢大賀ホールが竣工

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軽井沢駅の北、矢ヶ崎公園の一角に完成した「軽井沢大賀ホール」。
元ソニー会長の大賀典雄氏が退職金で建設し、軽井沢町に寄贈したもの。
そのオープニングコンサートに出かけてきた。

まずはこのホールの特徴。
1階が660席、2階が140席の計800席というキャパシティ。
外観も内部の構造も五角形なのがユニーク。
五角形の一辺がステージになっており、
正面の少し低い位置に平土間の席、それを取り囲むようにボックス席、
ここまでが1階部分。
2階はすべてバルコニーの立ち見席。
とは言え、座れるようにバーが設置してあるので、
聴くにはまったく苦痛を感じないのではないか。
むしろ、音響は平土間の席より良いような気がする。

ホール内やロビーなど、それほどお金は掛けてはいないが、
すっきりとしたデザインで好感が持てる。
特にロビーは全面ガラス張りで、広々とした公園が望める。

オープニングコンサートは、
チョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団。
東フィルは大賀氏が理事長を務めているオケだけあって、
素晴らしい熱演であった。

詳しくは次回に。

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January 11, 2005

交詢ビル(中央区銀座六丁目)

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建て替え中だった交詢ビルが昨秋、完成した。
B1、1、2階には、セレクトショップの雄、
バーニーズ・ニューヨークが入った。
今まで国内のバーニーズは2店。
新宿店、交通の便はいいものの、フロア面積が狭いため品揃えが不満、
横浜店、品揃えは問題ないが、遠すぎる。
3店目の銀座店は、場所、面積ともに申し分なし。
今はバーゲン中で、ゆっくり店内を見る余裕がなかったが、
次回はじっくりと買い物をすることにしよう。

福澤諭吉が主唱した社交倶楽部「交詢社」が置かれていた交詢ビルは、
大正12年の関東大震災で全館焼失。
その後、近世式ゴシック調の第2代目・交詢ビルが再築。
築後70余年経過したため、今回の建て替えに至っている。
第3代目は、シンプルな今風のデザインだが、
特長的なのは、旧建築の正面玄関をそのまま残したメインエントランス。
独特の風格がただよう。

ビルの上階には超高級レストランがずらりと並ぶ。
夜のコースは、一番安くて8千円から。
某ホイチョイ・プロダクションズのサイトでは、
ほとんどの店がガラガラだとか、テナントからの不満も噴き出しているとか
ぼろくそに叩かれていた。
味は・・・食べてないので分からない・・・

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January 08, 2005

帝国ホテル(明治村)

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愛知県犬山市にあるテーマパーク「明治村」。
その名のとおり、明治時代の建物や生活を再現した公園である。
先月、仕事で久しぶりに訪れた。

私がいつも真っ先に向かうのが「帝国ホテル」。
フランク・ロイド・ライトの設計による名建築である。
関東大震災直前に完成し、
震災にもかかわらず被害を免れたというのは有名な話。
以後、昭和42年まで使用されたが解体され、
その一部が明治村に移築された。

櫛目の入ったレンガ、石材に刻まれた細やかな彫刻、
幾何学的な独自のデザインは、見事というほかない。
いくら眺めていても飽きない。

こんな話がある。
旧帝国ホテルの解体が決まったとき、世界中の建築関係者から大きな非難を受け、
時の総理が訪米した際に、
「日本には明治村というところがあるので、そこに移築させる」と言ってしまった。
突然の話を受けて、明治村の関係者は
「明治」の建物ではない、この旧帝国ホテルを受け入れたという。
この英断があったからこそ、今でもこの美しい建築を
私たちは目にすることができる。

余談だが、
サイモンとガーファンクルの歌に
「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」がある。
名曲である。

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September 25, 2004

ヘルツォーク&ド・ムーロンの傑作「プラダ南青山店」

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久しぶりに表参道から青山かいわいを歩いた。
目的は「プラダ南青山店」を見ること。
ここはスイス出身の建築家、ヘルツォークとド・ムーロンの二人の設計による。
表参道の交差点から根津の方角に歩いていくと、すぐに見えてくるガラス張りの建物。
建築というより大きなモニュメントのようだ。

ヘルツォーク&ド・ムーロンは、ロンドンの美術館「テート・モダン」を
改築するプロジェクトで一躍脚光を浴びることになった。
1940年に建設された発電所を、現代アートの殿堂へと改築したのだ。
私も3年前に訪れたが、外観は発電所の面影を残していながら、
館内はふつうの美術館とまったく変わらない。
天井が高く、床面積が広いので、サイズが大きめの現代アートを
余裕を持って観ることができた。

さてプラダでの買い物だが、
私は関心がないので店内には入らず
外から写真ばかり撮っていた。
入り口にはドアボーイが立っているので、
なかなか入りづらいショップである。

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September 08, 2004

宮本忠長設計「松本市美術館」

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松本市美術館を訪れたのは、今回が3回目となる。
‘02年のオープンから年1回、
サイトウキネン・フェスを見に行くたびに必ず立ち寄っている。

美術館の前で存在感を示すのは、草間彌生のオブジェ「幻の華」。
チューリップ(たぶん)の大きさと色遣いに、まずは圧倒される。
美術館に入り企画展「山山の山」を見た後、
いつものように草間彌生の常設展へ。
昨年とは作品が大きく入れ替わっていた。
今まで見たことのない20代の作品が多く展示されており、
その後の彼女の代表作をイメージさせる作品もあり、興味深かった

松本市美術館の設計は長野県出身の宮本忠長。
小布施町の「北斎美術館」と、その周辺の町並み修景は有名だ。
伝統とモダンの融合、それがこの美術館でも存分に生かされている。
瓦のような外壁の板、木をふんだんに使った館内は、
歴史ある松本市にふさわしいデザインといえる。

小規模な美術館の割に、ミュージアムショップも充実している。
特に、草間彌生に関するグッズや、
グラフィックデザインに関する資料が目を引いた。

企画展の有無にかかわらず、たぶんまた来年も訪れることになるだろう。

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September 07, 2004

伊東豊雄設計「まつもと市民芸術館」

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今年8月にオープンしたばかりの「まつもと市民芸術館」。
本格的なオペラハウス「主ホール」のキャパは1,800席で、新国立劇場とほぼ同じ規模。
馬蹄形で赤を基調としたホール内は、1階から見上げると、ほれぼれするほど美しい。
座席は大きめ、前後のスペースもゆったりとしている。
水玉をデザインした座席や、ホワイエのベンチの形などは、
地元出身の芸術家、草間彌生を意識しているのだろう。

設計は伊東豊雄。
九州を中心に、全国で多くの公共建築を担当している。
最近だと「せんだいメディアテーク」がよく知られている。
ビッグプロジェクトだけでなく、
地下鉄の「みなとみらい線元町・中華街駅」や「トッズ表参道店」など
その活動範囲は広い。
彼の設計は空間が豊かで、ディテールまで洗練されていると感じる。

観客は、芸術館の入り口からエントランスホール、そして主ホールまでの道のりを
スロープになった「動く歩道」に乗って移動する。
歩道に立ったまま、広々としたエントランスホールをながめ、これから始まる公演に思いをはせる。
心憎い演出だと思う。
ちなみに動く歩道はどういう名称なのか事務所で聞いてみたら
「ベルト式エスカレーター」だとのこと。
もっと気のきいた名前を付けてほしいものだ。

芸術館の話題といえば、
建設を進めてきた前市長が3月の選挙で落選し、
その見直しを訴えた現市長が当選した。
見直しと言っても、完成したばかりの施設を壊すわけにも、使わないわけにもいかないだろう。
総事業費は140億円。地方都市にしてはあまりにも巨額であり、
維持管理費もいくらかかるのか、見当がつかない。
サイトウキネンの一ファンとしては、
ここで高いレヴェルのオペラを見られることは大変うれしい。
しかし今後、運営費を税金でまかなっていかなければならない地元市民は
浮かれてばかりはいられないだろう。
せっかく完成したこのホールを、
どのように市民の文化創造活動に生かしていくのか注目していきたい。

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September 06, 2004

Getty Centerを訪ねて その2 (Fri. Aug 28)

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私がゲッティ・センターで感心したのは、
絵画よりもポール・メイヤー設計の建築群。
洗練されたデザインに、
一部、格調高いギリシャやローマの神殿の様式を採り入れている。
白を基調とした壁や床は、カリフォルニアの日差しを浴び、
さらに輝きを増している。

中庭や庭園も見事だ。
ここを通る散策コースが設定されており、
池や花を見ながらゆっくり歩くと、実に優雅な気分になる。

帰りにミュージアムグッズとして、
オリジナルのトートバッグとボールペン、
そしてクノップフの描いた少女の絵はがきを買った

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Getty Centerを訪ねて その1 (Fri. Aug 28)

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ゲッティ・センターは、LAのサンディエゴフリーウェイ近くの
小高い丘の上にある。
車で直接センターまで行くことはできない。
麓で車を降り、トラムに乗り換えて、山頂を目指す。
すぐ終点に到着、トラムを降りると、
目の前に幅広い階段と白を基調とした美しい建物が見えてくる。
階段を上り、エントランスホールで日本語版の解説書をもらう。
そして、入館料無料の美術館の中へ。

時間があまりなかったので、19世紀後半の絵画を中心に見て回った。
マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、有名な画家はひととおりそろっていたが、
私の好みの絵はなかった。
そんな中、しばしたたずんだ絵は、少女のポートレイト。
画家は意外なことにクノップフ。
ベルギーのこの画家に対して、あまりいいイメージを持っていない。
国内で展示会でいくつかの絵画を見たことがあるが、
趣味が悪いという印象が残っている。
そのクノップフの描いた少女。
冬なのだろう。コートを着て、白いドアの前に立つ少女。
ゲッティ・センターに滞在した3時間のうち、
30分以上を彼女の前で過ごした。

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September 03, 2004

外観だけ見てきた「ディズニーコンサートホール」(Fri. Aug 27)

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海外へ旅する場合に、思いどおりにならないことって、必ずいくつかある。
今回の旅行で一番残念だったのは、
LAのウォルト・ディズニー・コンサートホールで、
生の演奏に接することができなかったこと。
このLAフィルの本拠地で、エサ・ペッカ・サロネンが指揮する演奏を聴きたかった。
しかし私が滞在中、まったく公演が行われていなかったのだ。
これではあきらめざるを得ない。

建築が好きなものにとって、このホールは
LAで今、一番の見どころでもある。
何とも形容しがたい外観を見てほしい。
地元の建築家、フランク・ゲーリーによる設計で、その曲線美は見事というほかない。
コストやデザインなどをめぐってのトラブルも多く発生し、完成が危ぶまれていたようだが、
昨年10月に無事、竣工した。
音響を担当したのは、サントリーホールなどで世界的に高い評価を得ている
日本の永田音響設計。
音の良さは折り紙つきである。
このホールでの音楽鑑賞は、次回訪れたときのお楽しみとしてとっておこう。

なお、ディズニーの名称が付いているのは、
クラシック好きだった故ウォルト・ディズニーのため、
世界に誇るホールをLAに建ててほしいと、
遺族が建築資金として5,000万ドルを寄付したからだそうだ。

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September 02, 2004

安藤忠雄デザインのオペラ装置

週刊朝日のカラーグラビアで、
サイトウキネンフェスのオペラ「ヴォツェック」の舞台デザインが紹介されていた。
材料はなんと、すべてペットボトルだという。
写真を見ると、実に美しい舞台だ。
これに照明が当たると、どのような色合いになるのだろう、興味津々である。
今回担当をしたのは、世界的な建築家、安藤忠雄。
劇場自体を造ることはあっても、舞台装置は初めての経験だという。

サイトウキネンの「ヴォツェック」は 8月29日がプレミエ。
この日は、会場である、まつもと市民芸術館のこけら落としの日でもあった。
私はLAにいたため、この日の鑑賞はあきらめ、今週末、行くことにした。
どんな舞台を見せてくれるのか、どんな演奏を聴かせてくれるのか、今から胸が高鳴る。

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July 27, 2004

伊東豊雄の墓地公園

わが街に、伊東豊雄の設計する建築ができるらしい。
先日、市長の講演を聞いていたら、ぽろりと名前を漏らしたのだ。
では何を設計するのかというと“cemetery park”、つまり墓地公園。

日本を代表する建築家、伊東氏、
最近では、長野県松本市の「まつもと市民芸術館」の設計で有名。
ここの大ホールは、馬蹄形の客席を持つ本格的なオペラハウス。
こけら落としは8月29日で、出し物は、
サイトウキネン・フェスティバルのオペラ「ヴォツェック」(アルバン・ベルク作曲)である。
私はこの日までLAにいるので、残念ながらこけら落としはあきらめ、
1週間後の同じ公演のチケットを購入した。
こちらも参考に

さて、伊東氏が設計する、斎場を含む墓地公園。
市長の講演時に、プロジェクターでパースが映し出されたが、よく見えなかった。
どんな斎場や公園になるのか、
不謹慎な言い方かもしれないが、胸がふくらむ。

実はこの街には、Richard Rodgersの設計した「テクノプラザ(PDF)」という建築がある。
見事な曲線美のルーフには、ため息が出るばかり。
この世界的建築家の作品、もっと自慢していいのに、だれも何も言わない。
なんでだろ〜、なんでだろ〜
ともあれ、建築大好き少年にとって、巡礼地となりうる建物が、
数年のうちに、またひとつ完成することになる。

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