猿の惑星:創世記(R.ワイアット監督)
ルパート・ワイアット監督の「猿の惑星:創世記」を見てきた。
ウィル(ジェームズ・フランコ)はアルツハイマーの特効薬を開発している。
動物実験で、あるチンパンジー(アンディ・サーキス)が、
驚異的な知能を持つようになった。
その雌チンパンジーの子どもを"シーザー"と名付けたウィルは
自宅で父(ジョン・リスゴー)、恋人のキャロライン(フリーダ・ピント)と
家族のように暮らす。
シーザーは次第に知能も感情も成長していく。
しかしある日、隣人とトラブルを起こし、
保護施設に入れられてしまう。
他のサルたちと一緒に暮らすようになって
飼育員からの虐待や、猿たちとの仲間同士の争いも経験する。
シーザーは、迎えに来ないウィルを恨むようになり
人間への絶望や敵対心を募らせていく。
そして、他の猿たちにも特効薬を与え
保護施設を脱走すると、人間に反旗を翻す・・・
よくできた脚本だ。
特に気に入ったのは、主人公の隣に住むパイロットが、
シーザーと対立するように描かれている部分。
パイロットであるが故に人類を破滅に向かわせてしまう・・・
このあたりをエンドロールでの予告編?と
その後のタイトルバックが暗示する。
おすすめの1本。
★★★★★
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