March 23, 2008

カピバラの「やまちゃん&しずちゃん」

近くの水族館、アクア・トトぎふで、
カピバラ2匹の常設展が始まった。
この冬には仮設の檻の中で展示されていたが、
人気があったため、このほど常設展示となった。

カピバラは世界最大のネズミ、
実物はとにかくでかい。
今回展示されている2匹はどちらも1歳、
大きな雌が「しずちゃん」体長約80センチ、
小さな雄が「やまちゃん」体長約60センチ、
誰がつけたか、その名も「南米キャンディーズ」!

ここの水族館は、ほかにも、
メコンオオナマズやコツメカワウソ、アロワナなど
見どころがいっぱい。
年間パスポートはなんと2,800円、
1回の入館が1,400円だから、とってもお得だと思う。

Toto001

Toto002
これが、しずちゃん

Toto003
これは、やまちゃん。背中の傷は、しずちゃんに引っ掻かれたものだとか

Toto004
無防備に寝返りをうつ、やまちゃん

Toto005
こんなふうに2匹の紹介が

Toto006
何気ないペナントも水族館らしくかわいい

Toto007
中庭にはリクガメが。名前は忘れた

Toto008

水族館の目玉、メコンオオナマズ

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 01, 2007

伊東豊雄 建築 新しいリアル

Omote


建築家、伊東豊雄の最新のプロジェクトなどを紹介する
企画展「建築 新しいリアル」を5月19日、
仙台市のせんだいメディアテークで見てきた。
この会場は彼の代表作でもある。

伊東豊雄の建築とその思考の軌跡をたどるコーナーは、
作品の写真や図面、スケッチなどのほか、
一緒に仕事をした人たちのインタビューや、
作品を批評する新聞記事など、なかなか見応えがあった。
昨年竣工した、わが街の市営斎場「瞑想の森」も。

Toyoo002

一番興味深かったのは、
最新プロジェクトである、台中の「メトロポリタン・オペラハウス」。
洞窟のような構造に驚かされる。
いつかここで、オペラを見るのが夢になりそう。

Taipei001


この日はちょうど青葉まつりの宵まつりの日。
あいにくの雨模様だったが、
定禅寺通り周辺は、すずめ踊りの踊り手たちと
観客でいっぱいだった。

仮設テントでは「スズメ有リマス」との表示が。
何だろうとのぞいたら、すずめ踊りのグッズが
いろいろ取り揃えられていた。

Suzume_ari

Suzume_goods

歩いていると、この踊りのキャラクター
「すずのすけ」の着ぐるみと遭遇。
これがなかなかかわいい。

Kigurumi

と、ここで踊り手たちが登場。
立派なのぼりとおそろいの衣装。

Odorite001

実際に踊っている姿はこんな感じ。
扇子を両手に持って踊るのが基本のようだ。

Odoru

| | Comments (0) | TrackBack (1)

March 13, 2007

桃太郎神社その2〜宝物館の巻〜

さて、お待たせ、桃太郎神社の社会見学の第二弾。
この日のメインは宝物館、
はやる気持ちを抑えて、まずは境内をじっくりと見学した。
桃型の鳥居にこんな表示が。
「桃形鳥居をくぐれば、
悪は去る(サル)、病は居ぬ(イヌ)、災いは来じ(キジ)」
うまい、けど「キジ」はちと苦しいか。

Momo001

鳥居の前に立つワン公、
つぶらな瞳で物乞いされたら勝てないね・・・ポケットから10円。

Momo000

右手の岩場にも鬼の石像。
わき水が、鬼の目のあたりから流れるように
うまく設置してあるようだ。

Momo002

ハリボテの桃太郎と桃は、神輿にのせて使うのだろうか、
どちらにせよイベント用だと思う。

Momo003

さて、200円を払って宝物館に入場する。
まずは庭に備え付けられた石像を見学。
入り口付近で見つけた「やさしい鬼」。
背中に乗って遊ぶのだそうだ。
記念撮影したかったな・・・残念。
後ろ姿もキュート。

Momo004

Momo005

続いて、これは観光地の定番、
記念撮影用の顔をくり抜いた桃太郎像。
しっかりと錆び付いていて、あはれを感じる。

Momo006

等身大の桃太郎と退治されようとする鬼。
これは迫力満点!
だけど、桃太郎が右手に持って
鬼に向かってかざしているのは何だろう。
キノコ、マッシュルームのように見えるのだが、
鬼は嫌いなんだろうか、キノコ類。

Momo007

Momo008

Momo009

館内に入ると、「鬼の子のミイラ」の写真。
これが一番の目玉らしい
本物のミイラは火災で焼失してしまった。
代わりに置いてある写真だが、これで信じろって言われてもねえ、
相当ムリがあると思う。

Momo010

隣にあるのが「鬼の珍宝」。
意味不明。

Momo011

出たっ、「鬼に金棒」ならぬ「鬼の金棒」。
もう言葉にならない、感動で(ウソ)。
なわけないだろっ!

Momo012

市販されていた桃太郎グッズの一つが、
茶わんと湯飲み。
がはは、「ムックリヅンと大きくなるよ」って言われたって、
なんねえよ!!大きくなんて。

Momo013

以上で、宝物館の見学は終了。
これで200円は高いか安いか。
それは個々の判断にまかせよう。

あ、訂正ね、
前回、イヌのツートンのブリーフと書いたけど
裏から見て「まわし」であることを確認。

Momo014

| | Comments (4) | TrackBack (0)

March 10, 2007

桃太郎神社

近くにあるのに、なぜか行ったことのなかった
愛知県犬山市のその名も「桃太郎神社」。
やっと今日、その神秘に包まれた(ウソ)境内に足を踏み入れた。

木曽川の左岸、最寄りの駅「犬山遊園」から
3キロ上流へ車を走らせると神社に到着。
参道の入り口で出迎えてくれるのはサルや鬼の像、
たぶんコンクリートで固めたものだろう。
造りは正直言ってちゃっちい。

あとは写真を見てもらおう。
鬼の表情が情けなく思えるのは気のせいか。

Img_0622

Img_0590


それに比べると、桃太郎のお供のサルは凛々しい顔つき。
手にみかんを持ってるのかと思ったが、
物語を思い返すと、あっそうか、きびだんご!!

Img_0588

Img_0589

キジもイヌもいいぞ、強そうだ、これなら鬼に勝てるぜ、べいべ〜。

Img_0591

Img_0593


川で桃を拾ってきたおばあさん。

Img_0597


いよいよ、桃太郎の登場。
と、その前に、なぜかまたイヌが。
黄色いはちまきをしているのはなぜだろう。
サルも被りものをしている、これじゃあまるで猿回し。

Img_0598

Img_0601

じゃ〜ん、ももたろうで〜す。
うまれたばかりだから、やっぱりハダカ、当然デス。

Img_0605

全身は、こんな感じ。
桃がピンクなのはいいけど、
桃太郎の肌もまったく同じピンク色なのはどうなんだろ。

Img_0606


ついでに後ろ姿、桃太郎の桃尻。
お願い事が書かれた看板が。
「桃太郎にのぼらないでください」
のぼるというか、抱きつくんだろうな、たぶん。

Img_0619

いろいろな鬼が登場し始める。
ほかの像より出来が悪いような気がする。
周りの草も刈ってなかったりするし。

Img_0608

Img_0609

階段を昇ると、これが有名な桃の形をした鳥居。

Img_0616

宝物館があった。
入場料は大人200円。
今日は時間がなかったので入場できず。

Img_0612


「話の種に、珍らしい宝物をごらんください」と
サルも入り口で待ってるではないか。
私的には、隣のイヌがお気に入り。
なぜだか胡座をかきながらバンザイしている。
ツートンのブリーフもステキ。
というわけで、宝物館は明日見てこようと心に決めた。

Img_0613

さて何が登場するか、
夢見る少年たちよ、明日の報告を待て!

| | Comments (8) | TrackBack (0)

October 29, 2006

金沢 その2

Kana004jpg

Kana001


Kana003

Kana005

Kana006jpg

Kana014


今回の金沢は21世紀美術館が目的だったため
ほかの観光スポットの下調べをまったくしてなかった。
ふと思いついて、金沢大学出身のHくんにメール、
どこか見ておくといいところはないのと聞いたら
返ってきたのが「ひがし茶屋町」と「尾山神社」。

ひがし茶屋町は、町並みが線でなく面で残っている。
その名のとおり、江戸時代はお茶屋が集まっていたらしい。
石畳の道を歩いて行くと、
町家を利用したお店が軒を連ねている。
疲れたのでお茶を飲む店を探していたら、
偶然見つけたのが「茶房ゴーシュ」。
エッチング風のイラストが描かれたメニュー、
改造は最小限に、昔の雰囲気をそのまま残した2階のギャラリー、
オーナーのセンスの良さがディテールにあらわれていた。

次に訪れた尾山神社の見どころは「神門」、
国指定重要文化財に指定されている。
純和風ではもちろんない、
では洋風かというとちょっと違う、
もし見かけるとしたら東南アジアかあるいは竜宮城か、
何とも表現しようのない造り。
寺院ならともかく神社でこの門は、
ユニークというだけでなく、異様なオーラを感じる。
夜はライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出していた。

Hくんの言葉どおり、
金沢を訪れる際に立ち寄りたいスポットとして
おすすめしたい。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 28, 2006

金沢21世紀美術館

Kana009_2

Kana010

Kana008


Kana011jpg


Kana007

金沢に行ってきた。
この小京都を訪れるのは5年ぶり。
前回は石川県立音楽堂のこけら落とし公演、
サイモン・ラトル指揮ウィーンフィルを聴きに行ったので
街はほとんど見ていない。
のんびりと観光するのは何十年ぶりだろうか。

今回は1泊2日の旅で、
目的は金沢21世紀美術館
2日かけてじっくり見て回った。

噂に違わぬおもしろさ。
何度も足を運ぶ人がいるというのもよくわかる。
行楽シーズンで、イベント開催中とはいえ
入場券を購入するのに、行列をつくらなければならないほどの人気だった。

ワタシの一番のお気に入りは
ジェームス・タレルの“Blue Planet Sky”
壁に沿ったベンチに座り天井を見上げると
四角い開口部から空がのぞくというもの。
2日目は快晴でときどき真っ白な雲が横切っていた。
1日目は悪天候で雨が落ちてきていた。
(写真上2枚)

レアンドロ・エルリッヒの“スイミング・プール”もおもしろい。
何でもないプール、でもよく見ると水面下に人の姿。
実はこのプール、下に部屋があり
そこにいる人が映っているのだ。
下からプールを見上げると、水を通して天空がのぞける。
(写真3枚目)

ほかにも、これがアート?って思うようなものもたくさんあって、
小さな子でもきっと楽しめる。
現代アートの敷居を低くする工夫が随所にあらわれていて
そこがこの美術館の魅力なのだと感じた。

美術館の設計は、妹島和世西沢立衛SANNA
地下1階、地上1階建て、
円形でどこが正面か分からないようなユニークな造り。
まるで迷路のようだが、総ガラス張りのため見通しがよく、閉塞感がない。
SANAAはこの建築で、
ヴェネツィア・ビエンナーレ第9回国際建築展の
最高賞「金獅子賞」を受賞している。

追伸
奈良美智デザインの犬の着ぐるみを着ながら館内を回る
「パップ・パトロール」は、
残念ながら小学生のみ。
大人向けにも開放してほしいな。
(一番下の写真)

| | Comments (4) | TrackBack (0)

August 16, 2005

ゴッホ展−孤高の画家の原風景−

Cafe-Terrace-at-Night


お盆休みを利用して、愛知県美術館のゴッホ展に行ってきた。
混んでいるとは聞いていたが1時間待ち。
まあ予想の範囲内か。

年代別にゴッホの作品と、
彼が影響を受けた画家の作品が並んでいるという構成で、
初心者には分かりやすかった、
今まで、ゴッホは孤高の画家といわれるため
他の画家の影響をさほど受けていないと思っていたが、
そうではないことが今回の展示で理解できた。

「夜のカフェテラス」「糸杉と星の見える道」
「黄色い家」「ひまわり」「種まく人」の5作品の前は
黒山の人だかりであった。
どれもゴッホの代表作であり、
どこかで見たことのある有名な作品である。

さて今回の展示、個人的には楽しめたが、
内容は充実しているかと聞かれると、首をかしげざるを得ない。
前述のコンセプトから、
他の画家の作品が多数展示してある。
かんじんのゴッホの作品が少ないのだ。
図録で調べると油彩は30点程度。

目玉の作品はすばらしいし、これらを見るだけでも
訪れる価値はあると思う。
しかし入場料は1,500円。
これに音声ガイド500円と図録2,300円で計4,300円。
初心者向けにも、もう数点は著名な作品を集めてきてほしかった、
というのが私の本音である。

| | Comments (4) | TrackBack (0)

July 09, 2005

国立国際美術館(大阪市北区中之島)

museum02


国立国際美術館」以前は、万博公園内にあったが、
老朽化により中之島に移転したのが昨年11月。
既存の大阪市立科学館の地下を使って設計されているのがおもしろい。

地上にあるのは、大きなモニュメントだけ。
これはウサギをデザインしているらしい。
たしかに角度によっては、そう見えなくもないが、
残念ながらこの写真では、確認することはできない。

1階から入館すると、下りエスカレーターが。
これに乗って地下へ下っていくと、
地下2、3階が展示会場となっている。
このエントランスは、東京の葛西臨海水族園に似ている。

設計は、シーザー・ペリ&アソシエーツ・ジャパン。
シーザ・ペリは、ニューヨークのMoMA(近代美術館)ミュージアムタワーで有名。
大阪市内にもいくつか作品があるらしいが私は未見。

しかし「国立国際美術館」とは、あまりに堅い名称。
ぜひ愛称をつけてもらいたいものだ。
公式サイトを見ると、
The National Museum of Art , Osakaの頭文字をとって、
“NMAO” と明記してあるが、これどう読むのだろうか。
まさか、エヌエムエーオーではないだろうから、やっぱりヌマオ?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 11, 2005

「自然をめぐる千年の旅−山水から風景へ−」

shizen_gyokudou


愛・地球博にあわせて開催された
愛知県美術館の展示会「自然をめぐる千年の旅−山水から風景へ−」。
古代から近代まで、千年以上にわたる日本人と自然との関わりを、
日本美術の名品によってたどるもので、
国宝と重文約70点を含む名品が160も集められた。
見応えのある展示には大満足した。

一番目を奪われたのは、近代の作品で川合玉堂の「行く春」
屏風6曲1双の大作には圧倒的な存在感があった。
桜と川と小舟が描かれているが、
桜の散る様子や川の流れなどがリアルで、とても動きを感じた。
東京国立近代美術館蔵の重文。
ぜひまた見に行きたいと思う。

あとで知ったのだが、
今回の展示会は、前半と後半で、作品の入れ換えがあった。
私が鑑賞したのは、期間終了の直前、
前半のみ展示の作品は見ることができなかった。
もう少し早く気づいていれば、あと何回かは通ったのに、
と、今さらながら後悔。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

November 23, 2004

「高畠純 絵本原画展」

takabatake.JPG

高畠純さんの原画展が久しぶりに開催されるというので見てきた。
高畠さんは岐阜在住の絵本画家。
出版されている絵本はamazon.co.jpで検索すると133冊もある。
かれこれ20年くらいのつき合いで、
仕事上でもいろいろお世話になっている。

ほのぼのとした高畠さんの作風は、ずっと変わっていない。
感心するのは、その色づかいのうまさ。
私も印刷物を作るときに、ずいぶん参考にさせてもらった。

今回の原画展は、今まででも最大規模のもの。
会場となっている東海女子大学図書館の広びろとした一室に、
数十冊の絵本の原画や、シルクスクリーンの作品などが
数え切れないほど並べられている。
入場は無料で、帰りにオリジナル・ポストカードもいただき、
満足して帰ってきた。
ファンには見逃せない展示会。
11月26日(金)まで。

なおNHK教育の「てれび絵本」で、
高畠さんの作品の再放送が始まった。
「ペンギンしょうぼうたい」「ペンギンサーカスだん」など、
一連のペンギンシリーズで、
時間は平日の午前7時20分と、午後5時30分から、
それぞれ5分間、放送されている。
12月24日(金)まで。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 11, 2004

岐阜県内の円空仏を見て回る

1カ月ほど前、福岡の友人から数年ぶりに連絡があった。
円空仏を見たいから、1日かけて岐阜県内を案内せよとのこと。
円空は江戸時代、諸国を遊行し、
その生涯に12万体もの仏像を彫ったと言われる遊行僧だが、
謎に包まれている部分も多い。
岐阜県には円空にまつわる史跡や、円空の彫った仏像「円空仏」が数多く残されている。

今日がその日、
9時20分に新幹線の岐阜羽島駅で待ち合わせ、
高速を走らせて郡上市美並へ。
円空生誕の地は、この美並と羽島の二説があるが、
どうも羽島説が有力らしい。
それはともかく、まずは円空研究センターへ行き、基礎知識を学んだ。
初心者でもよくわかるようディスプレイにも工夫がしてあるのがありがたい。
そして、美並粥川の円空ふるさと館へ。
初期から晩年期にかけて彫られた円空仏約90体が展示されており、
なかなか見応えがある。

美並から南に走り関市へ。
ちょうどお昼どきになったので、辻屋でうなき丼を食べた。
関市にはうなぎのおいしい店が何軒もあるが、
私は昔からここが一番好きだ。
友人にも喜んでもらえた。

腹ごしらえをした後は、市内の円空館へ。
ところが月曜休館ということで中には入れなかった。
祝日なのだから開けてほしいものだ。
近くに円空の墓があったので、こちらは訪れた。
生誕の地は分かってないが、お墓はここで間違いないようだ。

次に高速を走らせ羽島市へ。
まずは中観音堂。
ここには17体を見ることができた。
どれも大きなものばかりで、しかも保存状態がとてもよい。
特に本尊の十一面観音像と大黒天には目を奪われた。
円空資料館も併設していて、
入館すると案内のおじさんが出てきた。
福岡から来たと話したら、懇切ていねいに説明をしてくれた。
円空の研究でも有名な梅原猛先生が昨日、ここを訪れる予定だったが
台風の影響で中止になったとこのと。
聞くと梅原先生は、今までに何度もここに来ているという。

次にすぐ近くの薬師寺へ。
ここには9体が安置されている。
護法神像は、今日、多くの仏を見た中でも私が一番気に入ったものである。
あとで聞くと、とても有名なものらしい。

ここまでで3時を過ぎた。
私は4時から仕事で会議が入っている。
先ほどの中観音堂のおじさんから、
愛知県江南市で今日まで円空展をやっているという情報を聞いて
彼はどうしても行きたいと言う。
江南市から彼が帰路に使う名古屋空港まではそれほど遠くないので、
近くの駅まで送って、彼一人が江南市へ向かった。

夜7時過ぎ、彼から電話があり、
予定どおり、江南市で展示を見ることができ、
無事、福岡空港に着いたとのこと。
私は会議後の、宴席の最中であった。

今日一日で、レプリカや写真を含めたら、何体の円空仏を目にしただろう。
特徴ある彫り、なんとも表現のしようがない微笑みが、頭から離れない。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 29, 2004

1,500円は高いかも「グッゲンハイム美術館展」

gh01.JPG

ニューヨークに行ったのはもう10年以上前のこと。
このとき、グッゲンハイム美術館は改装中で閉館。
渦巻き状のユニークなデザインは、名建築家フランク・ロイド・ライトの手によるもの。
中はもちろんのこと、外観も工事用の布に覆われて見られなかった。

というわけで「ニューヨーク・グッゲンハイム美術館展」は期待して出掛けた。
会場は渋谷のBunkamuraザ・ミュージアム
Bunkamuraは私のお気に入りの場所で、
今回のザ・ミュージアムはもちろんのこと、
シアターコクーン、ル・シネマ、オーチャードホールなど、何度も足を運んでいる。
ただし、オーチャードの音響だけはどうしても好きになれないが。

さて膨大なコレクションの中からピックアップされた展示作品、
印象派から現代アートまでとはいうものの、ほとんどが20世紀の前衛的な作品で占められている。
いつものように音声ガイドを借りて会場を回った。
苦手の作品群も、ガイドを聴きながらじっくり鑑賞すると
だんだん理解できたような気分になるから不思議だ。
音声ガイドは一般向けだけでなく、子供向けのプログラムもあった。
高島彩がナレーションを担当しているという。
こっちを借りればよかったかな。

さて展示の目玉は、ピカソの「黄色い髪の女」。
本展のポスターにも使われている有名な絵だ。
さすがにこの作品の前では人だかりが出来ていた。
全体の印象としては散漫なイメージ。
現代アートが好き、関心がある、あるいはおもしろいと思う人でないと
1,500円は高いと感じるのではないか。

写真は入場口の案内嬢。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

September 26, 2004

おやじ版画家、寺尾恵

また一人、新しい才能に出会った。
寺尾恵、パリ在住の版画家。
デザイナーの友人からの紹介で、今日、個展を観てきた。

もともとコピーライター、絵を描き始めたのは20代になってからで、
まったくの独学だという。
「おやじ版画家」が彼女のキャッチフレーズ。
その名のとおり、禿げていたり、顔が皺だらけであったりと、
どこにでもいるような、おやじばかりを描いている。
シャツはよれよれだが、どことなく品性というか、
センスの良さを感じさせるのが特徴だ。
以前はカラーインクを使っていたが、今は銅版画が主。
一度観たら、忘れられない作品ばかり、
夢にでも出てきそうな存在感がある。

欲しい作品があった。
でも、どこに飾っていいのかわからないので、思いとどまった。
「7つの風景。〜うまいワインをめぐる、男たちのかくかくしかじか。〜」
これが、その作品のタイトル。
たぶん、次に目にしたら、買ってしまうだろうな。

今回の帰国中に、名古屋市中区栄にある某フレンチレストランの
壁画を描いているらしい。
完成したら、ぜひのぞいてみたい。

●おやじたちのラプソディ/寺尾 恵 銅版画展
会場:樹樹画廊 (名古屋市中川区愛知町)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 22, 2004

なかなか充実している「マティス展」

romania.jpg

アンリ・マティスの作品を一堂に集めた「マティス展」を国立西洋美術館で観た。
マティスの作品は今までにも国内でたくさん公開されているが、
これだけ質量ともに充実した展示は珍しいのではないだろうか。
特に今回は、パリのポンピドゥーセンターにある近代美術館の所蔵品が中心。
ここのマティスのコレクションは素晴らしい。
言うまでもなくピカソとともに20世紀を代表する画家、マティス。
日本にもファンが多く、私が行った19日、日曜も多くの入館者でごった返していた。
私にとってマティスの魅力は、色彩と大胆な構図。
パリで観た「ルーマニアのブラウス」=写真=と、また巡り会えたことに感謝。
マティスの作品の中でも私が一番好きな作品だ。
同じ女性を描いた「夢」もいい。
会場ではこの2作品が、並べて展示してある。
西洋美術館の隣りは、4時から観る予定の「カルメン」が上演される東京文化会館。
開場するまでの2時間半、
多彩なマティスの作品をたっぷりと堪能してきた。

美術展で音声ガイドが準備してあるときには、必ず借りることにしている。
絵画を観るときには、自分の感性を大切にしたいが、やはり人の意見も聞いてみたい。
この絵は、どんな歴史的背景で描かれているのか、どのあたりが評価されているのかなど
興味は尽きない。
音声ガイドはそのすべてに答えてくれるわけではないが、理解を深める参考にはなる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 12, 2004

阿部夏丸さんの企画展「まるごと川あそび」

abe.JPG

愛知県師勝町歴史民俗資料館で開催されている企画展
阿部夏丸の『まるごと川あそび』ずぶぬれで遊んだ夏。遊ぶ夏」を見てきた。

それほど期待してなかった。
でも、懐かしい展示を見るにつけ、目頭が熱くなってきた。
まさしく私たちの少年時代、つまり昭和30年代がここに再現されている。
当時、夏休みになると、家の近くの川や池で、
たもを使い、ザリガニや小魚を捕まえるのが楽しみだった。
また、早起きして雑木林でクワガタやカブトムシを捕まえたりも。
家の周辺の自然すべてがフィールドで、暗くなるまで遊んでいたものだ。

会場では、当時の空間を再現し、
今のフィールドの中で、昔のように遊ぶにはどうしたらいいのかなどを
ていねいに紹介している。

阿部夏丸さんは、雑誌BE−PAL(小学館発行)で雑魚党の幹事長を務め、
連載もしている、その世界では有名な人。
最近は絵本や童話を発表し、今年、浜田ひろすけ童話賞を受賞している。

新幹線を使ってでもとは言わない、
でも車を1時間くらい飛ばして見る価値はあると思う。

なお、昭和の暮らし・日常を収集・保存・展示している
資料館の常設展も必見。

●会場 師勝町歴史民俗資料館
●期間 平成16年9月29日(水)まで
●入場料 無料
●時間 9時〜18時
●休館 月曜日

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 08, 2004

宮本忠長設計「松本市美術館」

matumoto.JPG

松本市美術館を訪れたのは、今回が3回目となる。
‘02年のオープンから年1回、
サイトウキネン・フェスを見に行くたびに必ず立ち寄っている。

美術館の前で存在感を示すのは、草間彌生のオブジェ「幻の華」。
チューリップ(たぶん)の大きさと色遣いに、まずは圧倒される。
美術館に入り企画展「山山の山」を見た後、
いつものように草間彌生の常設展へ。
昨年とは作品が大きく入れ替わっていた。
今まで見たことのない20代の作品が多く展示されており、
その後の彼女の代表作をイメージさせる作品もあり、興味深かった

松本市美術館の設計は長野県出身の宮本忠長。
小布施町の「北斎美術館」と、その周辺の町並み修景は有名だ。
伝統とモダンの融合、それがこの美術館でも存分に生かされている。
瓦のような外壁の板、木をふんだんに使った館内は、
歴史ある松本市にふさわしいデザインといえる。

小規模な美術館の割に、ミュージアムショップも充実している。
特に、草間彌生に関するグッズや、
グラフィックデザインに関する資料が目を引いた。

企画展の有無にかかわらず、たぶんまた来年も訪れることになるだろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 06, 2004

Getty Centerを訪ねて その2 (Fri. Aug 28)

getty_center.jpg

私がゲッティ・センターで感心したのは、
絵画よりもポール・メイヤー設計の建築群。
洗練されたデザインに、
一部、格調高いギリシャやローマの神殿の様式を採り入れている。
白を基調とした壁や床は、カリフォルニアの日差しを浴び、
さらに輝きを増している。

中庭や庭園も見事だ。
ここを通る散策コースが設定されており、
池や花を見ながらゆっくり歩くと、実に優雅な気分になる。

帰りにミュージアムグッズとして、
オリジナルのトートバッグとボールペン、
そしてクノップフの描いた少女の絵はがきを買った

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Getty Centerを訪ねて その1 (Fri. Aug 28)

Jeanne_Kefer

ゲッティ・センターは、LAのサンディエゴフリーウェイ近くの
小高い丘の上にある。
車で直接センターまで行くことはできない。
麓で車を降り、トラムに乗り換えて、山頂を目指す。
すぐ終点に到着、トラムを降りると、
目の前に幅広い階段と白を基調とした美しい建物が見えてくる。
階段を上り、エントランスホールで日本語版の解説書をもらう。
そして、入館料無料の美術館の中へ。

時間があまりなかったので、19世紀後半の絵画を中心に見て回った。
マネ、モネ、セザンヌ、ゴッホ、有名な画家はひととおりそろっていたが、
私の好みの絵はなかった。
そんな中、しばしたたずんだ絵は、少女のポートレイト。
画家は意外なことにクノップフ。
ベルギーのこの画家に対して、あまりいいイメージを持っていない。
国内で展示会でいくつかの絵画を見たことがあるが、
趣味が悪いという印象が残っている。
そのクノップフの描いた少女。
冬なのだろう。コートを着て、白いドアの前に立つ少女。
ゲッティ・センターに滞在した3時間のうち、
30分以上を彼女の前で過ごした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 08, 2004

アクア・トトぎふ(淡水魚水族館)

oonamazu01.JPG
自宅から歩いて行ける距離に水族館「アクア・トトぎふ」がオープンする。
昨日、今日と内覧会が開催されており、招待券が手に入ったので出掛けてきた。
ここは海のない岐阜県らしく、淡水魚を中心とした水族館で、
世界の河川・湖沼に生息する魚類や両生類、動植物などを展示している。
魚類・両生類は約220種、2万5000点に上り、淡水魚水族館としては世界最大級という。

淡水魚と聞くと地味な、暗いイメージがあるが、実際はそうではない。
世界には色のきれいな魚、ユニークな形や生態の魚などがたくさんいる。
ここの目玉はメコン川流域に生息するメコンオオナマズ
どんなごつい顔をしているのかと思いきや、凹凸がなく、つるんとしていてかわいい。
「癒し系」と言ってもいいくらいだ。

ナマズは見かけとは違い、とても神経質で、
メコン川から運ぶときにも、拒食症になって関係者を困らせたらしい。
今は、新しい水槽にも慣れ、元気な姿を見せてくれている。
海水魚に比べ淡水魚は、動きが鈍い。
言い方をかえれば、いつも悠然と泳いでいる。
アマゾン川に住むアロアナ、ピラルクーがいい例だ。
ぼうっとながめているのには、これくらいの動きがちょうどいい。

今までの水族館の機能に、教育とエンターテイメントの要素を加えた
新しい時代の水族館を目指すという。
たしかに、今までにない凝った展示が何カ所かあった。
この水族館、あまり期待していなかったのだが、
なかなか楽しめる、そんな印象を持った。

大人の入館料は1,400円、ちょっと高いか。
ただし、年間パスポートは2,800円。
最初、桁を間違えているのではと思ったが、これで正しいらしい。
早速、家族4人分を購入することにした。
正式なオープンは7月14日。

| | Comments (0) | TrackBack (0)