語り舞「末摘花」
出雲草こと、松本亜梨の「語り舞」を見てきた。
語り舞は、語りと舞踊をミックスした一人舞台。
松本は地元テレビ局のアナウンサーとして勤めていたが、
この芸を続けるために局を辞め、
フリーで仕事をしながら、定期的に公演している。
アナとして身につけている得意の「語り」に、
「地唄舞」の要素を取り入れたこの語り舞は
とても洗練された一種のパフォーマンス。
能や文楽も想像される様式美は、
海外でも評価されるのではないだろうか。
そしていつも題材は源氏物語。
原文のまま語るのでなく、
演出家の岡本一彦が台本を書いている。
源氏物語に登場する女人たちを、
生き生きと描いていており、
読んだことのない人でも分かりやすい内容となっている。
この日の出し物は「末摘花」。
光源氏が愛した唯一の醜女を鮮やかに描いていた。
岐阜市内の三甲美術館の庭園を利用しての公演。
別棟の茶室がステージで、
中庭を隔てた本館の縁側や和室が観客席となっていた。
色づいた木々が舞を見事に演出していた。
●出雲草 語り舞「末摘花」
'06.11.18 三甲美術館
台本・演出 岡本一彦
振付・指導 出雲 蓉
振付 出雲 草








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