ツリー・オブ・ライフ(テレンス・マリック監督)
テレンス・マリック監督の
「ツリー・オブ・ライフ」を見てきた。
2011年カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作品。
これは理解しようとして出来る映画ではない。
息を飲むような壮大な映像と
全編に流れるクラシック音楽を“感じる”映画。
父親がクラシック好きという設定のため
マーラー交響曲第1番第1楽章冒頭部、
スメタナの「我が祖国〜モルダウ〜」、
ベルリオーズ「レクイエム」などが
次から次へと流れる。
驚くべき映像といい、このクラシック音楽といい、
キューブリックの「2001年宇宙の旅」を
思い起こさせてくれる。
少ない出演者の中でも、
主演のブラッド・ピットの妻を演じた
ジェシカ・チャステインが
母親としても一人の女としても魅力的だった。
巷での評価は真っ二つに分かれている。
家族の絆を描いた感動作、
そんなのを期待していたら大きく外れるに違いない。
ちなみに、わたしが見た映画館では
イビキをかいている人が数人、
途中で映画館を出た人が5人いた。
★★★★★
The comments to this entry are closed.
Comments
ずばり「家族の絆を描いた感動作」と思ってました。
たぶん僕には合わないので見るのやめます。
「カーズ2」は見ましたか?
Posted by: もんきち | August 16, 2011 08:49 PM
もんきちさん
それはやめたほうがいいです。
カーズ2は今週末、見ようと思ってます。
ピクサーは外れが無いですからね。
Posted by: るうかす | August 17, 2011 11:57 PM