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樋口毅宏の「民宿雪国」を読んだ。 朝日新聞の書評で高い評価を受けていたので読んでみようという気になったのだが、 これはとんでもない本。
どう表現すればいいのか、 ちょっと言葉が浮かんで来ない。猟奇殺人にエログロが続々と登場するので、途中で放り出そうと思った。 しかし荒削りながらも圧倒的なパワーを感じ あっという間に最後のページまで読み終えた。
ひとつ断言できるのは、 ぜったいに映画化できない小説であること。
★★★★☆
June 08, 2011 in 書籍・雑誌 | Permalink | Comments (10)
ルネ・クレマン監督の「太陽がいっぱい」を見てきた。TOHOシネマズの「午前十時の映画祭」。
これはアラン・ドロンのための映画。 繊細で時に大胆、ちょっとホモセクシャルな殺人者を 見事に演じ切っている。
だれもが知っている、ニーノ・ロータの哀愁を帯びた音楽も印象的。 ただ音の質が悪くて聴きづらかった。これはフィルムのせいなんだろうか・・・
来週はいよいよ、クロード・ルルーシュ監督の「男と女」が上映される。 これは絶対に見逃せない。
June 02, 2011 in 映画 | Permalink | Comments (76)
昨年発表されたSpitzの「とげまる」は 本当によくできたアルバムで 随分聴き込んでいる。13作目にして、この新鮮さと完成度、 全曲を作詞作曲した草野マサムネは やはり天才。
特に気に入っているのは“TRABANT”。 どこかで聴いたことのあるようなフレーズ、 最高にかっこいい演奏、 意味が不明の歌詞、 いかにもSpitzらしい曲。 6月のアリーナツアーが楽しみ。
June 01, 2011 in 音楽 | Permalink | Comments (1)
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