
新野剛志の「恋する空港—あぽやん2」を読んだ。
「あやぽん」の続編となる連作短編集。
旅行会社の空港営業所を舞台にした、どたばたコメディ。
「あぽやん」とは“AIRPORT”を略した“APT”(アポ)に、
「やん」をつけてた愛称で、どちらかというと蔑んだ言い方。
前作で新人だった遠藤がスーパーバイザーに昇格。
新人の育成や営業所内のとりまとめに
苦労する様子を描いている。
妙なキャラクターの人物がたくさん登場し、
さまざまな事件が起きる。
はらはらしながら最後まで読み終えたが、
どの事件も設定に無理があり、
心から楽しめなかった。
どちらかというと前作がわたしの好み。
★★★☆
Comments
実は新野剛志さんが妙なキャラクターな事実・・・
相当な存在感をもたれた方、みたいなんですって。
しかも新野さんの作家としての成り立ちがすごい。
下のサイトで知ったんですけど、出奔して
電車の中で作品を作って、デビューしたという過去があるんですね。
http://www.birthday-energy.co.jp/
前作は面白かったし。いろんな人間を垣間見られた気がします。
Posted by: ゆいか | October 02, 2011 01:44 AM
いつでもまで戦い続けます
Posted by: Pendaftaran | October 05, 2016 11:04 PM