告白(中島哲也監督)
中島哲也監督の「告白」を見た。
本屋大賞を受賞したベストセラーを
奇才、中島哲也監督がどう映画化するのか
興味を持って映画館に足を運んだ。
まず感じたのは、非常に原作に忠実であること。
映画を見た、あるいは原作を読んだという人は
多いと思うので詳細は略すが、
これでもかと言うくらい、全編、不快な場面のオンパレード。
中島監督らしいさまざまな演出の妙も、
ぴったりと当てはまって、
憎らしいくらい、よく出来てるなと感心しきり。
じゃあ好きな映画かというと違うんだけどね。
下妻物語('04年)、嫌われ松子の一生('06年)、
パコと魔法の絵本('08年)、そしてこの告白('10年)、
きちんと2年置きに作品を発表している。
次回作はさて何だろう、
この監督からは目が離せない。
★★★☆
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