インセプション(C.ノーラン監督)
クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」を見てきた。
この映画、一回見て理解するのは相当難しい。
頑張って最後まで見続ければ、物語の大筋は分かるが、
複雑すぎてお手上げだった。
コブ(レオナルド・ディカプリオ)は
相手の夢の中に入り込む産業スパイ。
事業家サイトー(渡辺謙)から
ライバル企業をつぶしたいという依頼を受る。
コブやアリアドネ(エレン・ペイジ)、
イームス(トム・ハーディー)、
ユスフ(ディリーブ・ラオ)らの仲間が、
その企業の跡継ぎロバート(キリアン・マー フィー)の夢の中に
会社を破滅に導くアイディアを植え付け、
現実の世界でもそのアイディアを
持ち続けさせるというミッションだったが・・・
夢の中で見る夢、そのまた夢というように、
何層かになっているので戸惑ってしまった。
現実の世界は飛行機の中で、
その夢の中が車の中、
その奥にホテルがあったり雪山があったり、
複雑極まりない。
さらに、車が橋から落ちて無重力状態になると
次の層でもその影響があるとか、
夢の中の方が現実よりも時間の流れが速いとか、
いくつかお約束ごとがある。
何度か劇場に足を運べば理解度が高まるのだろうが、
どうしようか今のところ微妙。
ただ、ラストシーンがどうも気になる。
結局あれは現実だったのか夢の世界だったのか、
コマは回り続けたのだろうか、止まったのだろうか・・・
やはり、もう一度くらい見てもいいかな。
しかし、何だかわかんないけど、ノーラン監督すごいと思う。
★★★☆
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