アリス・イン・ワンダーランド<3D>(T・バートン監督)
ティム・バートン監督の新作となれば
観に行かざるを得ない。
そろそろ混雑もおさまってきたかなと思い劇場へ。
字幕、3D版を選んだ。
不思議の国の冒険から13年経過し
大人になったアリス(ミア・ワシコウスカ)。
ある日、母親と2人で貴族の園遊会に招かれる。
会場で御曹司ハーミッシュ(レオ・ビル)からプロポーズされるが
突然のことに戸惑ったアリスはその場から逃げ出し、
その場に登場した白うさぎの後を追って森の中へ。
うさぎが飛び込んだ大きな穴を見つけ覗き込むと、
吸い込まれるように落ちていき、
ふたたび不思議の国に迷い込む・・・
ティム・バートン独特のダークで怪しげな世界は相変わらずだが、
わくわく感がないのはどうしてなんだろう。
毒もあまり感じられず、あっさりしすぎて物足りない。
キャラクターでは赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)と
白の女王(アン・ハサウェイ)の対比が面白い。
前者はグロで感情の起伏が激しく、
後者は美しくおしとやかで何も知らないお姫さま、
でも実は後者が一番残酷。
こういう設定大好き。
マッドハッター(ジョニー・デップ)は、
まあこんなもんかな。
彼のファンなら満足なんだろうけど。
ちなみに3Dの効果はあまり感じなかった。
というより、3Dグラスが重くて、
鼻のあたりに違和感を覚える。
もう少し何とかならないものか。
★★★
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