ソラニン(三木孝浩監督)
三木孝浩監督の「ソラニン」を見てきた。
人気コミックの映画化。
大学の軽音楽部で知り合い、今は同棲をしている
OLの芽衣子(宮崎あおい)と種田(高良健吾)。
種田はアルバイトをしながら、
薬屋のビリー(桐谷健太)、留年学生の加藤(近藤洋一)の3人でバンドを組み
細々と練習を続けていた。
プロになる夢を捨てられない種田は、
本気でプロを目指すことにした。
書き下ろした「ソラニン」を録音したデモCDを
レコード会社などに送りつけたのだが、
なかなか結果が出せない。
そんなある日、種田がバイク事故に遭ってしまう・・・
ベタなストーリーに、前半は見ているのが辛かった。
考えが甘過ぎるよと、
登場人物全員に説教を垂れたいくらい。
しかし、物語が大きく動き出す後半からは見ごたえがあった。
特にライブシーン。
決してうまいとはいえない宮崎あおいのヴォーカルだが、
熱唱する姿に、じんと来てしまった。
結局のところ、
宮崎あおいファンのための映画なのかな。
登場人物と同じ世代であれば
もっと共感できる場面が多いかもしれない。
★★★
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