名古屋フィル 第369回定期演奏会
名フィルの第369回定期演奏会を聴いてきた。
この日、指揮台に立ったのは常任指揮者のティエリー・フィッシャー。
人気のショスタコ5番がメインとあって
平日ながらも9割の入りだった。
前半のオネゲルは捉えどころのない曲。
予習もしてなかったので印象はあまり残っていない。
ラヴェルのピアノコンチェルト、
北村朋幹の誠実そうな演奏は好感が持てたが、
オケが少々荒かった。
練習不足だったのだろうか。
さてメインのショスタコーヴィチ。
指揮者の予告どおり、
4楽章はとんでもないスピートで始まった。
今までに聴いたCD、生の中でも一番早かったのでは。
でも途中からは普通のテンポで進んだ。
管の力不足がところどころで見られたが、
全体としては迫力ある、聴きごたえのある、
見事な演奏だった。
素直に感動した。
フィッシャーが名古屋フィルを振るのは
あと何公演だろうか。
聴き逃がすわけにはいかない。
次回は5月23日のブラ1。
●名古屋フィルハーモニー交響楽団 第369回定期演奏会
'10.5.14 愛知県芸術劇場コンサートホール 座席:2階P2-12
指揮: ティエリー・フィッシャー
ピアノ:北村朋幹
オネゲル/交響曲4番「バーゼルの喜び」
ラヴェル/ピアノ協奏曲
(休憩)
ショスタコーヴィチ/交響曲5番
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