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April 10, 2010

ビシュコフ指揮N響定期演奏会

これも備忘録として。

NHK交響楽団の名古屋での定期演奏会を聴いてきた。
生のN響は久しぶり。
昨年はキタエンコ指揮、ピアノが上原彩子で
プロコフィエフ3番という垂涎の公演を
長女の受験のために泣く泣く断念。
今年の指揮者ビシュコフは好みではないが、
名古屋で聴く機会の少ないN響なので
発売当日に前売り券を入手した。

ところが直前になって長女が行きたいと言い出した。
私も頭痛がひどかったので譲ったのだが
当日は頭痛も引き、当日券で入場することにした。

しかし、チケット完売で当日券は無し。
「求むチケット 1枚」と朱書きした紙を持って
入り口近くに立っていたら、
開演10分前にS席を譲っていただけた。

さて前半のラフマニノフ。
実はピアノコンチェルト2番は苦手の部類。
3番なら良かったんだけど。
ソリストのヴォロディンは
特別いいとは思わなかった。
優等生の演奏とでも言うのか、
まだ30代前半と若いんだから
はつらつとした演奏が聴きたかったな。
まあ好みの問題か。

後半のチャイコフスキー4番。
そつなくまとめたという感じ。
熱くなるような、後に残るものがなくて
期待外れだった。
演奏会の途中で頭が痛くなってきたので
しっかりとした評価はできないんだけど。

ちなみにトロンボーン吹きの娘は
初めて生で聴いたチャイコフスキー4番に
とても喜んでいた。

●ビシュコフ指揮NHK交響楽団(愛知県芸術劇場シリーズ)
  '10.2.20 愛知県芸術劇場コンサートホール 座席:2階17-4

 指揮:セミョーン・ビシュコフ
 ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン

ラフマニノフ /ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
(アンコール)
ラフマニノフ/幻想的小品集第2曲「前奏曲嬰ハ短調(鐘)」
(休憩)
チャイコフスキー /交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

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