名古屋フィル ベートーヴェン・ツィクルス♯5
名古屋フィルハーモニー交響楽団の
ベートーヴェン・ツィクルス♯5を聴いてきた。
ツィクルスの最後を飾るのは第九。
この回だけは2公演あって、2日目の土曜日は完売。
初日の金曜も当日券の販売枚数はそれほど多くなかった。
第九人気というより、フィッシャー人気なのだろう。
第一楽章から早いテンポで進む。
非常に軽快な楽しい第九。
フィッシャーが何を仕掛けるのだろうという期待もあって、
わくわくし通しの70分間だった。
だれもが期待するコーダ。
一瞬音量をぐっと落とすというワザは初めて聴いた。
びっくりしたが、その効果は絶大で、最高に盛り上がった。
オケはマエストロによくついていった。
先週の定期演奏会に続き、金管にキズはあったものの、
まあ許容範囲か。
残念なのは合唱。
アマチュアだから仕方ないのかもしれないが、
オケの演奏が良かっただけに、
もう少しハイレヴェルな合唱が聴きたかった。
●名古屋フィルハーモニー交響楽団 ベートーヴェン・ツィクルス♯5
'09.12.18 中京大学文化市民会館オーロラホール 座席:3階3列32
指揮:ティエリー・フィッシャー
ソプラノ:大隅智佳子
アルト:小川明子
テノール:望月哲也
バリトン:与那城敬
合唱:愛知県合唱連盟
ベートーヴェン/交響曲第9番ニ短調「合唱付」
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