20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗(堤幸彦監督)
「20世紀少年」シリーズの最終作「ぼくらの旗」を見てきた。
もう二度と無理じゃないかと思えるほどのオールスターキャスト。
しかも原作のイメージを崩さない、というか
そっくりの配役には驚かされる。
ちょい役にも惜しみなく有名人が配されている。
地球防衛軍に高嶋政伸、ロンドンブーツ田村淳、
ライブの観客に吉田照美、原口何とかという物まね芸人、その他、大勢、
さらにステージでベースを弾くのはYMOの高橋幸宏と、
すぐに思い出せる役者だけでもずらりと名前が挙がる。
あっぱれというほかない。
ラストが原作とは異なると、事前にアナウンスされていた。
タイトルロールまでは、えっ、どこが?と思ったのだが、
そこからの10分間ですべてが語られる。
原作を読み終えたときの、
もやもやっとした感じではなくて、
なるほどそうなんだと、納得できる終わり方。
ただ、ケンヂが歌うあの歌は、好きになれない。
とっても違和感を感じるんだけど、どうなんだろう。
第1作を見たときは、低い評価だったが、
最終作にして傑作と呼べるシリーズとなった。
冒頭に、前作までのダイジェストを流してくれるので
1、2作を見逃した人でも十分に楽しめる。
見ておいてソンはない。
★★★★★
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Comments
あれ~、結局3作とも見たんですね~
僕はまだです。
トラボルタのファンなんで、先に「サブウェイ123 激突」を見よっかな~と思ってるところです。
Posted by: もんきち@某市役所職員 | September 03, 2009 09:46 PM
もんきちさん
結構、お客さん入っているようですねえ。
評価は私の周りでも割れてます。
まあ、つっこみどころはいくらでもあるのですが、
監督と、原作の浦沢直樹に
敬意を表して五つ星を付けました。
Posted by: るうかす | September 07, 2009 12:16 AM