佐渡裕指揮シエナ・ウインド・オーケストラ
お盆休みを利用して、家族4人で鈴鹿まで行き、
佐渡裕指揮シエナ・ウインド・オーケストラを聴いてきた。
今回はチャイコフスキーにこだわったプログラム。
事前の告知ではラストに演奏される予定だった「スラブ行進曲」が
1曲目に変更となった。
実はこの曲、1週間前に、同じ佐渡×シエナの子ども向け
「ヤング・ピープルズ・コンサート」で聴いている。
この間に4公演をこなしているので、
完成度も随分高くなっていた。
第2部から、ゲストの池上英樹が登場。
白鳥の湖ではちゃめちゃの踊り付きを披露、
最後には超絶技でカルメンの名曲をメドレーで演奏。
さらにはソロのアンコールで「星に願いを」も。
休憩後は、チャイコフスキーの有名な「弦楽セレナード」。
木管と弦バスだけによる演奏は、
意欲的で悪くはなかったが、
やはりこの曲、弦楽がいいなというのが本音。
最後の「エクストリーム・メイクオーバー」は大作。
そして吹奏楽の迫力が存分に楽しめる作品。
今さらながら、シエナはすごいと実感した。
アンコールは、まず「アンダンテ・カンタービラ」
そして最後の最後に「星条旗よ永遠なれ」。
舞台に上りきれないほどの観客が、
プロのメンバーと一緒になって演奏するという
シエナのコンサートの定番で幕を下ろした。
●佐渡裕指揮シエナ・ウインド・オーケストラ
'09.8.14 鈴鹿市民会館 座席:て39
指揮:佐渡裕
演奏:シエナ・ウインド・オーケストラ
ゲスト:池上英樹(パーカッション)
チャイコフスキー/スラブ行進曲
〈音楽のおもちゃ箱〉
~佐渡裕のトークと音楽~
パーカッション・ソロ
チャイコフスキー/白鳥の湖
マンボ№5
ビゼー/歌劇「カルメン」より
(アンコール)
星に願いを
(休憩)
チャイコフスキー/弦楽のためのセレナードより 第1、3、4楽章(福田洋介編曲委嘱)
ヨハン・デ=メイ/エクストリーム・メイクオーバー
(アンコール)
チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ
スーザ/星条旗よ永遠なれ
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