サイモン&ガーファンクルの来日公演を
ナゴヤドームで聴いてきた。
今回の日本ツアーの初日となる公演。
生まれて初めて購入した洋楽のLPが
S&Gの「グレイテスト・ヒッツ」。
中学時代にぼろぼろになるまで聴いた。
その後も10年ほどは、2人のソロアルバムを
ずっと購入し続けていた。
なのに、実はまだ一度も、
このデュオを生で聴いたことがない。
今回はラストツアーとも噂されているので
ぜひ一度、見ておきたいというのが
チケットを手に入れた理由。
正直、あまり期待していなかった。
二人の年齢や、アート・ガーファンクルの麻薬(大麻だったかな)
のことを考えると、
本当に声が出るのだろうか、
2時間歌い切れるのだろうか、
そんな不安ばかりが頭をよぎっていたのだが・・・
さて、コンサートのオープニングは、
スクリーンに流れる2人の生い立ちの映像。
そして旧友、ブックエンドのテーマとおなじみの曲が歌われた。
最初は、アートの声が聴こえない。
不安が的中かと思ったのだが、
7曲目のヘイ・スクールガールあたりから
見違えるように二人の声がハモるようになった。
あとは最後まで心配することなくコンサートを楽しめた。
印象深かったのは、
「ミセス・ロビンソン」と「明日に架ける橋」。
前者では、間奏部分でバディ・ホリーの
「ノット・フェード・アウェイ」が登場したのに驚いた。
後者は圧巻、
大げさでなく、死ぬまでに一度は
生で聴いておきたい曲だよなあ、やっぱり。
ほかにも「シューズにダイアモンド」での
バックバンドのアカペラや演奏は鳥肌が立ったし、
ポールのギター1本でハモった「木の葉は緑」には涙、涙・・・
もし名古屋公演が明日あったら、
当日券で駆けつけたと思う、たぶん。
以下にセットリストを掲載。
ただし、落ちがあるかもしれないのでご了承を。
●サイモン&ガーファンクル 名古屋公演
'09.7.8 ナゴヤドーム 座席:アリーナBブロック10-85
Set list
1. 旧友
2. ブックエンドのテーマ
3. 冬の散歩道
4. I Am a Rock
5. America
6. キャシーの歌
7. Hey Schoolgirl
8. Be Bop a Lula
9. Scarborough Fair
10.早く家に帰りたい
11.Mrs. Robinson(途中で“Not fade away”)
12.Slip Slidin' Away
13.Bright Eyes(Art)
14.A Heart in New York(Art)
15.Perfect Moment(Art)
16.Now I Lay Me Down To Sleep(Art)
17.The Boy in the Bubble(Paul)
18.シューズにダイアモンド(Paul)
19.時の流れに(Paul)
20.ニューヨークの少年
21.コンドルは飛んでゆく
22.My Little Town
23.明日に架ける橋
(1st アンコール)
24.Sounds of Silence
25.The Boxer
(2nd アンコール)
26.木の葉は緑
27.いとしのセシリア
(バンド紹介)
28.いとしのセシリア (reprise)
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