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May 06, 2009

「おおきな木」スペシャルイベント

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子どもの日の5月5日、
岐阜市にある絵本の店「おおきな木」の
15周年記念イベントに参加してきた。

午前中は第一部として、
絵本作家の高畠純さんと長谷川義史さんの指導で、
それぞれ「おもしろがさをつくろう」
「けしょうまわしをつくろう」という
2つのワークショップ。
親子が対象なので、私は見ているだけ。
化粧回しは、最後に土俵入りもして
子どもたちはとてもうれしそう。

午後からは第二部として、
店長の杉山三四郎さんによる
「さんしろう絵本ライブ」。
午前中のお二人に加え、
内田麟太郎さんもゲストで登場するという豪華版。

絵本ライブというのは、
大きなスクリーンに映し出した絵本を見ながら、
さんしろうさんがギターの弾き語りをするというもの。
店長ならしろうとじゃん、なんて侮ってはいけない。
CDを2枚出しているプロなのである。
この日はバックにキーボード、ベース、パーカッションの3人を従え、
ハーモニカを吹きながら、ギターも弾き、歌も歌う、
さらには司会進行役もと、八面六臂の活躍。

ゲストは絵本の読み聞かせだけではなく、
歌や楽器の演奏にも参加。
3人がお父さん、お母さん、子ども役でセリフを語り、
さんしろうさんが歌を歌った「ワニぼうのこいのぼり」は
胸にじんと来た。

長谷川さんはウクレレ片手に
リードヴォーカルで2曲を歌い上げた。
「ようちえんのブルース」と「じゃがいもポテトくん」
最高です!
長谷川さんは、ライブ紙芝居という、
その場で模造紙に絵を描きながら、
物語を作っていくパフォーマンスも披露した。

この作家、実はこの日初めて知った。
帰りに2冊を購入してわが家の本棚に並べた。
もちろんサイン入りで。

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絵本のお店、夢のある仕事だけど、
現実は厳しいだろうな、きっと。
本離れが言われて久しいが、
これから20年、30年先も、
岐阜の子どもたちに夢を与えてくれていることを祈りたい。

●おおきな木15周年記念スペシャルイベント
 '09.5.5 岐阜県民ホール未来会館

《第1部 アートであそぼう!》
 A. 高畠純さんと「おもしろがさをつくろう」
 B. 長谷川義史さんと「けしょうまわしをつくろう」
《第2部 さんしろう絵本ライブ》
 ゲスト 内田麟太郎 高畠純 長谷川義史

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Comments

わぁ。こんなステキなイベントがあったんですね。
私も参加してみたかった。その頃は大雨で主人の仕事も兼ねて岡崎市のこども美術博物館に行っていました。

さんしろうさんはたしが私が図書館にいたときにもイベントでいらしてくれてたと思います。でも仕事中なので拝見できず・・・。
内田先生は講演会でお話を聞きましたよ。

私は一度長谷川先生に会ってみたかったんですよ。
るうかすさんの買われた「おたすけてんぐ」も好きですし、お勧めするなら

昨年課題図書になった「僕がラーメンを食べてるとき」
「やまださんちのてんきよほう」
「うえへまいりまーす」
「いっきょくいきまーす」
「おへそのあな」
などホントにユーモアが一杯あふれている本が多いんです。

ぜひぜひ手にとって見てください。

Posted by: きょうちき | May 09, 2009 09:47 PM

きょうちきさん

長谷川義史さんの絵本ライブは、
とても気に入ったので、
ぜひイベントに来ていただこうと考えています。
ただお忙しいかたですから
日程調整がうまくいくかが問題です。

「てんごくの おとうちゃん」を
読んでいただけたらうれしいなと思ってます。

さんしろうさんは、本業は絵本屋さんですが、
歌も玄人はだしです。
ギターとハーモニカの弾き語りでも
十分聴かせてくれます。

Posted by: るうかす | May 10, 2009 11:22 PM

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