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March 18, 2009

ダウト -あるカトリック学校で-(J.P.シャンリィ監督)

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ジョン・パトリック・シャンリィ監督の「ダウト」を見てきた。

カトリック学校の校長シスター・アロイシス(メリル・ストリープ)は、
厳格さと規律を重んじる伝統的な教育を実践している。
ある日、生徒たちに人気で、地域でも尊敬されているフリン神父
(フィリップ・シーモア・ホフマン)が、
黒人生徒と特別な関係にあるのではないかと疑惑を抱く・・・

主役級は名優ぞろい。
特にメリル・ストリープとフィリップ・シーモア・ホフマン。
二人の口論のシーンは、手に汗握る、この映画で一番の見どころ。
また、若いシスターを演じるエイミー・アダムス、
黒人生徒の母を演じるヴィオラ・デイヴィスも、
主役の2人に負けるとも劣らない名演。

この4人を中心に、物語はほとんど室内で淡々と進む。
また、キリスト教は詳しくない私には、
理解に苦しむ場面が幾度となく登場し、
途中うとうとしてしまった。
明解ではないラストも評価が分かれそう。
役者の存在感ばかりが印象に残った映画だった。

評価:★★★

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