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January 28, 2009

ばかもの/絲山秋子

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絲山秋子の「ばかもの」を読んだ。

主人公は、毎日を気ままに過ごす大学生のヒデ。
年上の恋人額子に夢中になるのだが、
ある日突然、ひどい仕打ちを受けて振られてしまう。

何とか大学を卒業、就職はしたが、
ヒデの生活は次第に荒廃していく。
酒量が増え、泥酔、暴力ざた、無断欠勤を繰り返し、
仕事や恋人、友人を失い
とうとうアルコール依存症に。
一方の額子、ヒデと別れて結婚したものの、
不慮の事故で片腕を失ってしまう。
その後、離婚をして不自由な体で一人暮らし。
そんな二人が再び会うことに・・・。

第一章ではリアルな性描写が続く。
これってエロ小説? 嫌いではないけど。
二人が別れてからは突然シリアスな物語に。
ヒデの堕落ぶりは読んでいて気分が悪くなるほど。
それでも再会後は少し光が見えてくる。

そしてラスト、はっきりは書かれていないけど
これってやはり悲劇?
ヒデが額子に向かって「ばかもの」と叫んだ後どうなったのか。
想像どおりだとすると、こんな悲しい結末はない。

ところで、何度も登場した
ヒデにだけ見えるという「想像上の女性」は
いったい何者なんだろうか。
結局、最後まで明かされなかった。
このもやもやはどうしてくれる?

とはいえ、この作品の評価が下がるわけではないので。

評価:★★★★★

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January 27, 2009

「瀬戸の汐揚」

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昨年からのマイブームはこれっ!
栗山米菓の「瀬戸の汐揚」。
パッケージのチャッチコピーは、

こだわりの海老揚げせん
瀬戸内産の小海老を生地に練り込み、
カラッと揚げて「瀬戸のほんじお」で仕上げました。

エビの香りとさっぱり塩味、
いくらでも食べられるので、
わが家では1日2袋のペースで消費されている。
以前は売っている店が少なかったけど、
昨年くらいから増えてきているみたい。

まだ食べたことない人、ぜひお試しあれ。

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January 26, 2009

利休にたずねよ/山本兼一

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山本兼一の「利休にたずねよ」を読んだ。
天童荒太の「悼む人」とともに、第140回直木賞を受賞。

無二の美意識を持つ千利休。
天下一の茶人といわれ、秀吉に仕えていたが、
最後はその秀吉から命ぜられて切腹した。
その生涯を追っていくと、
肌身離さず持っていた緑釉の小さな壺と、
それにまつわる女性との恋が浮かび上がってきた・・・

短い章で、視点を変えながら、
利休と彼を取り巻く人物や時代背景を克明に描写している。
ミステリータッチになっており、読み手を飽きさせない。
学生時代、日本史を習ったときに疑問に思った
利休が秀吉から切腹を命じられた背景も
これならよく理解できる。

“利休好み”といわれる美的センスだけでなく、
戦国武将の参謀としての能力も備えた
利休の天才ぶりは魅力的。
私も利休のような「目利き」でありたいと思った。

ところで、この本を読んでいる最中に、
直木賞受賞を知った。
今回の候補作には歴史小説が多く、
どれか1冊は受賞するだろうと思っていた。
この作品だったとは。
タイミングの良さがうれしかった。

評価:★★★★★

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January 24, 2009

「みだらな行為」「わいせつな行為」って何のこと?

新聞によく出てくる言い回しって、
知っているようで意外と知らないものが多い。
表題の「みだらな行為」と「わいせつな行為」の違いって何?

前者は性交(同意あり)、後者はBまで(同意あり)を意味するらしい。
同意がない場合は「暴行」(=強姦)という表現が用いられる。
なるほど・・・

情報元はこのサイト

「政府首脳」「政府高官」「消息筋」とは具体的にはだれ?
「軽傷」「重傷」「重体」の違いは?
いろいろあって、楽しいと言っては語弊があるかもしれないが、
知っていると新聞の理解度が高まるのでは。

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January 23, 2009

皇帝ペンギン爆弾

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すごい名前が付いているけど、
これペーパークラフト。
紙のからくり「カミカラ」というのが正式名称。

昨年末のクリエイターズ・マーケットで購入した。
ハサミとカッター、糊さえあれば出来るはずなのに
説明書を見ると結構大変そう。
ついつい先延ばしをしてきたが、
やっと重い腰を上げて作ってみた。
糊が乾くのに時間が掛かったため
3時間以上掛けてやっと完成。

どうして「爆弾」と言うのかというと、
ぺちゃんこにしたまま床に落とすと、
ぱち〜んという音がして立体化するから。
これがなかなか快感。
クリマのブースで実演を見つけ、
欲しいっ!て買ってしまった。

どんなかは、YouTubeにアップされているので
関心ある方は見てみて。

ここ


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January 22, 2009

目からうろこ ポテチは箸で食べる

ネットで見つけた情報。

IT業界ではポテトチップスを
箸で食べる人が多いらしい。
指を使うとキーボードやマウスが油で汚れるから。

なるほど、これには目からうろこ。
コイケヤのスコーン「チーズ味」が好物で、
残業が続くときは主食代わりにするほど、
スナック菓子好きの私。
仕事をしながら袋を開けるのだが、
スコーンをつかむ親指、人差し指、中指は汚れるので、
ぺろぺろと舐めてきれいにしてからキーボードを叩く、
を繰り返していた。

割り箸を使えば、そんな心配も無用。
見た目はちょっとヘンかもしれないけど。
合理的っちゃ合理的か。

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January 20, 2009

サイゴン・タンゴ・カフェ/中山可穂

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中山可穂の「サイゴン・タンゴ・カフェ」を読んだ。

ブエノスアイレス、サイゴン、ハノイ、東京を舞台に、
さまざまに心揺れる女性を描いた短編集。
どれもアルゼンチン・タンゴをモチーフにしている。

表題作の「サイゴン・タンゴ・カフェ」は、
他よりも長めの中編。
週刊誌記者の孝子が、滞在中のハノイで、
ふらりと立ち寄った路地裏の「サイゴン・タンゴ・カフェ」。
カウンターの奥にたたずむオーナーの老女は日本人だった。
誘われるままに一緒に踊った情熱的なタンゴ。
この女性こそ上司が20年探し続けていた
伝説の作家だった・・・

中山可穂の作品を読んだのは、
衝撃の傑作「ケッヘル」以来。
漂ってくる濃厚な空気はこの作品も同じ。
危険で足を踏み入れてはいけないと分かっていながらも
そこへ堕ちていく女性たちを、
情熱的、官能的に描いている。
読んだ後も、妖しく激しいタンゴの調べが
頭の中で渦巻いているよう。
久しぶりにピアソラを聴いてみたくなった。

「ドブレAの悲しみ」だけは他の作品とイメージが異なる。
猫を語り部とした物語で心地よく読めた。
著者は相当の猫好きなんだろうな、きっと。

評価:★★★☆

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January 15, 2009

そうか、もう君はいないのか/城山三郎

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城山三郎の「そうか、もう君はいないのか」を読んだ。

著者の遺稿を編集したエッセイ。
妻の容子との結婚後から2000年2月24日に亡くなるまでの
日々が綴られている。
著者の没後、遺されたメモや原稿を
次女と出版社が再編集し出版にこぎつけたという。

タイトルがいい。
「そうか、もう君はいないのか」
見ただけで連れ合いへの想いが想像できる。
著者の落胆ぶりが目に浮かぶようだ。
そして一気読み、
夫婦の強い愛情に胸が熱くなった。

城山三郎の著書は昔、数冊読んだはず。
経済小説が多く、余り印象に残っていない。
この作品はイメージとは随分異なる。
人間味あふれる文章をじっくりと時間を掛けて味わった。

あとがきにしては長いが、
次女による後記も素晴らしい。
著者が書けなかったことを娘の立場で補完し、
夫婦の愛の軌跡がリアルに伝わってきた。

評価:★★★★☆

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January 11, 2009

チェーン・ポイズン/本多孝好

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本多孝好の「チェーン・ポイズン」を読んだ。

主人公は仕事に疲れた36歳の独身OL。
恋人もいないし、ましてや結婚のあてもない。
魅力に乏しい30代の女性に対して世間の風は冷たく、
ブログで救いを求めても、書かれたコメントは
「シネ」「消えなよ」「ウマレテキタノガ、マチガイデシタネ」・・・
絶望した女性は死を考えるようになる。
仕事をさぼってぶらぶらしているときに謎の人物から声を掛けられる。

「1年我慢すれば私が楽に死ねる手段を差し上げます。」
「きっかり1年後、私はまたここにきます。
もしそのとき、その気になったら、ここに来てください。
私が1年頑張ったご褒美を差し上げます。」と。
女性は死ぬことを生き甲斐にして、残りの1年を生きようと考える。

一方、耳の病気で絶望した天才ヴァイオリニストと、
凶悪犯罪の被害者の遺族の男性が毒物自殺した。
直前に2人を取材したのが週刊誌の記者、原田。
彼はこの偶然に疑問を抱き、
関係者に話を聞き始めた。
同時に、やはり毒物により自殺した高野章子というOLについても
その関係を疑うようになる・・・

最後まで読み終えると、あれっ?
戻って読み返すこと数回、
なるほどこういうことだったのか。
トリックというか、どんでん返しというか、
見事にだまされた。

「MISSING」「FINE DAYS」のころのような透明感はないが、
なかなか上質のミステリー。
少なくとも前作の「正義のミカタ」よりは好みの作品。

評価:★★★★

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January 10, 2009

METライブビューイング「タイス」

METライブビューイングを見てきた。
マスネのオペラ「タイス」。
NYメトロポリタン・オペラのライヴ映像の上映で
12月の「ファウストの劫罰」に続いて2回目の鑑賞。

このオペラは滅多に上演されることがない。
CDの全曲盤も入手困難。
そんなマイナーな作品だが、
途中で演奏される「瞑想曲」は、超が付くほど有名、
だれもが一度は聴いたことのある名曲。

映像を見て分かったことは、
この瞑想曲がオペラの第2幕、1場と2場の間に流れる間奏曲であること。
そして、3幕になると、このメロディが何度も効果的に使われ、
最後は主役2人の二重唱となる。

さて、主役のバリトン、トーマス・ハンプトンと
ソプラノ、ルネ・フレミングはメトの看板、
歌唱力、演技力ともに完ぺきで観客を酔わせてくれた。

演出、舞台美術ともにオーソドックス、
特に目新しいことはなかったが、
裏側から見た場面転換はとても興味深かった。
こんな単純な舞台でも、組み立て・撤去は
本当に大変なんだなあとつくづく感心した。

今回、案内役で登場したのは、何とプラシド・ドミンゴ。
カンニング・ペーパーを見ながらのインタビューはご愛嬌か。
ドミンゴの質問に答える主役の2人、
いやぁ、語る、語る・・・
幕間なのに休まなくていいのだろうかと
こちらが心配になるくらい。
満面の笑顔で、ユーモアたっぷりに答える2人に
拍手を送りたくなった。

METライブビューイング、
こんなに楽しいものだとは思わなかった。
今シーズン、残るは6作品。
うち、ゲオルギュー&アラーニャのプッチーニ「つばめ」と、
ネトレプコのドニゼッティ「ルチア」、
デッセィのベッリーニ「夢遊病の娘」、
ガランチャのロッシーニ「チェネレントラ」は
必ず見るつもり。

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January 08, 2009

告白/湊かなえ

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湊かなえ「告白」を読んだ。
昨年の週刊文春「ミステリーベスト10」で
1位に選ばれるなど評価の高い作品。

校内で娘を亡くした女教師が退職することになった。
彼女は最後のホームルームで、
娘は事故ではなく殺人、
このクラスの中に犯人が2人いると主張する。
そして最後はおぞましいほどの復讐劇となる。

続く2章から6章までは、
語り手を変えながらの独白形式で物語は続く。
「クラスメートの少女」「主犯の少年」「共犯の少年」
「共犯の少年の母親」「共犯の少年の姉」、
それぞれの人物が別の視点から語ることで、
読者には事件の全ぼうが見えてくるという仕掛け。
この構成も非常に美しい。

最終章ではとんでもない幕引きが準備されている。
後味は悪いが、こんなインパクトのあるラストは稀。

評価:★★★★★

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January 07, 2009

赤めだか/立川談春

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落語家、立川談春のエッセイ「赤めだか」を読んだ。

談春が二つ目になるまでの修行時代を中心に
真打ち後の最近のエピソードまでを描いている。
さすが噺家、絶妙なテンポで話が進んでいくので
ページをめくるのが楽しい。
あれよあれよといううちに読み終えてしまった。

修行中のさまざまなエピソードが紹介されているが、どれも絶品、
おかしくて涙が止まらなかった。
そして最後に、談志と五代目小さんとの確執についても触れる。
これは感動の涙、涙。

先日、テレビの「情熱大陸」で談春が取り上げられた。
歌舞伎座の談志親子会から、昨年末25日の
独演会(大阪フェスティバルホール)までを追ったドキュメント。
親子会で師匠の十八番「芝浜」をやって師匠を不機嫌にさせ、
ポリープの手術を経たあと、
大阪の独演会で再度「芝浜」を取り上げ
満席の会場をうならせ決着、というシナリオ。
番組を見て、今、独演会のチケットが最も取りにくいと
言われている談春の高座を
ぜひ生で見てみたいと思った。

評価:★★★★★

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January 06, 2009

草すべり その他の短篇/南木佳士

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南木佳士の「草すべり その他の短篇」を読んだ。
20年以上前、朝日新聞で偶然見つけたエッセイ
(後に「ふいに吹く風」収録)に惹かれ、
以降、新刊を読み続けている作家のひとり。

著者がパニック症候群からうつ病をへて
たどり着いたのが、山登りという楽しみ。
「草すべり」「旧盆」「バカ尾根」「穂高山」の4つ短編には、
著者の生と死にかかわるさまざまな記憶が
登山とともに描かれている。

「草すべり」は、高校時代に憧れていた女子生徒から
突然誘われて浅間山に登る話。
男なら誰しもこんな夢を見るものだ。
誘われることはないにしても、会って顔を見てみたい、
年を重ねていくとそんな思いがつのってくる。
もちろん、実現するはずもない夢なのだが。

著者の小説には、
心にしみる言葉、文がいっぱい出てくる。
この短編集でも、何度も前に戻って読み直しながら
じっくりと味わった。
中でも、こんな一節。

「山歩きは人生の復路に入ってから始めたほうが、
より多くの五感の刺激をからだに受け入れられる気がする。
若いからだは余剰の熱を外に向けて発散するばかりだが、
老い始めると、代謝の低下したからだは
外部からのエネルギーを積極的に取り込むようになる。
鳥の声、針葉樹林の香り、濃すぎる青空、
鮮やかな緑の苔、沢の水音、木漏れ陽。」
(「旧盆」より)

私も3月で五十。これを機に山歩きを始めようと決めた。
ブログのタイトルも変更し
「るうかすの これからは山を歩くのだ」
にしようかな。

評価:★★★★★

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January 04, 2009

同窓会

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中学時代の同窓会があった。
卒業から35年、年齢もちょうど節目の年に当たる。
集まったのは28人と、5年前より少な目。
それでも、一次会がホテルで2時間、
二次会がスナックで2時間、
三次会がカラオケボックスで2時間、
さらに四次会が煮込みうどん店で30分。
明るい時間に始まった宴席だったが
すべて終了したのは12時を過ぎていた。

しかしみんな元気、特に女性。
子どもに手が掛からなくなると
たがが外れたように奔放になってくるような気がする。
離婚、再婚が多かったのにも驚いた。
出席者の半分とは言わないが、3分の1は経験してたんじゃないかな。
一方で独身を貫いている男女もいるし、
人、皆それぞれということかと一人で納得。

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January 03, 2009

悼む人/天童荒太

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年末の休みに、天童荒太の「悼む人」を読んだ。

浮浪者さながらに旅をしながら
事故や事件などで亡くなった人を
悼み続けている青年、坂築静人が主人公。
亡くなった人は誰を愛したのか、
誰に愛されたのか、どんなことで感謝されたのか、
そんなことを、残された遺族や現場付近の住民から話を聞き、
亡くなった人の存在を胸に刻む。
静人はいつしか「悼む人」と呼ばれるようになるが、
死を悼む、という行為自体が一般の理解を得られるはずもなく
時に警察に通報されたりする。

この静人を巡って、雑誌記者の蒔野抗太郎と、
夫を殺した女、奈義倖世、
そして末期がんの静人の母、坂築巡子、
3人のドラマが展開していく・・・

結局最後まで、静人の行動を理解することが
私にはできなかった。
しかし、作家の重松清が朝日新聞の書評で
こんなことを書いている。

「静人は、いわば鏡なのだ。
物語の中の3人が静人によって
自分自身の〈愛や死に対する考え〉を問い直されるように、
物語の中の静人を見つめる読み手のまなざしも
また、そのまま自分自身へと返ってくる。
いままであたりまえのようにして受け容(い)れていた
〈愛や死に対する考え〉を根底から問い直される。」

まったく同感だ。

3人のドラマの中では
末期がんにおかされた静人の母巡子が一番印象に残った。
死にゆくということはどういうことか、
最後まで人間としての誇りを持つことがいかに大切かを、
あらためて感じさせられた。
そして最後に命が交代していく場面には
神々しいものを感じた。

決して読後感のいい本ではないが、
読みごたえのある1冊。

評価:★★★★★

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January 01, 2009

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。

年賀状で使う予定だったけれど、
娘にやめろと言われてNGになった写真をもって、
新年のあいさつとさせていただきます。

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新年早々ですが、昨年を振り返って
印象に残ったコンサート、映画などを挙げておきます。

●音楽
サイトウ・キネン・フェスティバルにおける
小澤征爾指揮「利口な女狐の物語」(ヤナーチェク)
次点 なし

●日本映画(18本)
歩いても歩いても(是枝裕和監督)
次点 ガチ☆ボーイ(小泉徳宏監督)

●外国映画(13本)
ダークナイト(C.ノーラン監督)
次点 アクロス・ザ・ユニバース(J.テイモア監督)

●本(39冊)
出星前夜/飯嶋和一
次点 ゴールデンスランバー/伊坂幸太郎
※購入してはいるものの読んでない本がたくさんあるので
 今後変動するかも

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