« March 30, 2008 - April 5, 2008 | Main | April 13, 2008 - April 19, 2008 »

April 11, 2008

村田エフェンディ滞土録/梨木香歩

31875519_2


梨木香歩の「村田エフェンディ滞土録」を読んだ。

物語は明治32年、
主人公である考古学者の村田は、トルコに国費留学する。
下宿先は英国人のディクソン夫人宅、
ここには他にもドイツ人のオットー、
ギリシア人のディミィトリスが、
そしてトルコ人のムハンマドが料理人として住み込んでいた。
国籍も宗教も考え方も全く違うもの同士が、
寝食を共にすることで、次第に理解を深めてゆく。

時代は第一次世界大戦の直前、
トルコの国内外でも次第に暗さを増しつつあった。
否が応でも時代の波に飲み込まれていく登場人物たち。
淡々と進む物語は最後に急展開をみせる。
胸に迫るラスト。

もし10代のころにこの本を手にしていたら
きっと違う人生を歩んでいたと思う。
図書館で借りた本だが、
ぜひ手元に置いておきたい1冊。

エフェンディとは名前の敬称、土はトルコのことで、
タイトルは「村田先生のトルコ滞在記」というような意味であろう。

評価:★★★★★

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 09, 2008

高校入学

次女が高校に入学した。
長女と同じ学校なので、何かと便利で効率もいい。
もしかすると部活動も一緒。

朝、玄関先で2人並んだ写真を撮った。
同じ制服姿でも、長女はさすが3年生、着慣れている感じ。
次女はまだまだかな。

スカートの丈は膝上25センチと10センチ、
次女の丈が、次第に長女に近づくのは間違いない。
これは何とかならないものか、
父親の力が及ぶことではないのは、分かってるけれど・・・

| | Comments (4) | TrackBack (0)

April 07, 2008

みなさん、さようなら/久保寺健彦

Minasan_sayounara

久保寺健彦の「みなさん、さようなら」を読んだ。

主人公の悟は、小学生のときに遭遇したある事件をきっかけに、
住んでいる団地から出ることをやめた。
団地内だけで遊び、卒業後の就職も団地1階の洋菓子店、
団地の中だけが彼の生活エリアだった。
しかし小学校の同級生107人は、
月日が経つにつれ、団地から出て行ってしまう・・・

高度成長期に、大都市郊外に建てられた団地は、
過疎化と高齢化で、大きな問題を抱えている。
そこを舞台にしているのは面白いし、
団塊ジュニアの世代は、大いに郷愁を感じるかもしれない。
しかし、団地内だけでの生活を選択した主人公は理解しがたいし、
毎日欠かさないパトロール活動に関しては、
共感できないどころか、薄気味悪ささえ感じる。

評価:★★★

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 06, 2008

桜まつり

新境川堤の桜並木は、
この地方でも有名な桜の名所。
週末は、桜まつりが開催され
多くの花見客でにぎわった。

ミス3人が揃っての撮影会や、
ステージイベントも楽しいが、
何といっても人気なのは桜観覧船。
今年は、中高校生のボランティアが乗船し、
桜並木のいわれなどを紹介していた。

川面に近い位置からのながめは格別。
おまつりの期間中、2日しか実施されないこのイベントは
桜の時期と天候の二つの条件が合わないと楽しめない。
散り始めで、微風、快晴だった今日は
まさに観覧船日和だった。


Img_1809

川沿いに咲く1200本の桜

Img_1885


隣接する市民公園では、ミス撮影会

Img_1970


30人を乗せた観覧船が、川を上り下りする

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« March 30, 2008 - April 5, 2008 | Main | April 13, 2008 - April 19, 2008 »