
石田衣良の話題作「夜の桃」を読んだ。
いわゆる官能小説、
平たく言えばエロ小説。
主人公の雅人は40代の、ネット広告プロダクション社長。
表参道に自宅を持ち、美しい妻もいる。
外では30過ぎのバツ1女性と付き合っている。
ある日、雅人の会社に新しく入ってきた契約社員の千映。
雅人は20歳年下の千映から誘われて深い関係となり、
誰よりも「肌の合う」彼女に夢中となる・・・
男の願望を物語にした、ということかな。
さすが石田衣良、男性の心理をみごとに突いている。
うん、うんとうなずく場面も少なくなかった。
評価:★
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