20世紀少年(堤幸彦監督)
ケンヂはコンビニを経営しながら、
失踪した姉・キリコの娘・カンナを育てている。
ある日、ケンヂの店のお得意様である
ロボット研究の権威・敷島教授一家の失踪事件が発生。
これをきっかけに、
小学校の同級生・ドンキ−の不審死などの事件が
立て続けに起こる。
そんな中、「ともだち」と名乗る謎の人物があらわれ、
多くの信者を取りこみながら
徐々に勢力を拡大させていく。
彼らの組織が使っているシンボルマークは、
その昔、ケンヂが仲間たちと使っていたマークと全く同じ。
どうやら「ともだち」はケンヂの幼なじみの誰からしい・・・
映画の冒頭は、ちょーかっこいい!
これはすごいぞと期待したものの、
あまりに薄っぺらい内容で
徐々に失望に変わっていった。
そもそもあのボリュームの原作を
2時間にまとめること自体が無理。
しかも、登場人物が多いため
原作を読んでいたワタシでさえ戸惑ってしまった。
読んでない人には、ちょっと不親切というか、
理解不可能なのではないだろうか。
3部作で総製作費60億円というけど、
今でもテレビで垂れ流しのCMや
多数の有名俳優のギャラに、
相当充てられているんだろうな。
二作目、三作目はたぶん見ない。
映画を見る時間があるなら、もう一度、原作を読みたい。
評価:★★
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Comments
そのとおり、薄っぺらでした。
原作のような鳥肌が立つ感覚が、まるでなしでした
一応、続きも見るつもりですが…。
Posted by: もんきち@某県庁 | September 21, 2008 11:36 PM
もんきちさん
この作品を表現する一番の媒体が
マンガであるということでしょう。
映画化する必然性がなかったのではと
しみじみ思います。
Posted by: るうかす | September 23, 2008 12:45 AM