アフタースクール(内田けんじ監督)
内田けんじ監督の「アフタースクール」を見た。
どう説明してもネタばれになってしまいそうなので
ストーリーは略して登場人物だけを紹介。
中学教師の神野(大泉洋)、
その同級生で、失踪するエリート商社マン・木村(堺雅人)、
神野、木村の同級生で、今は木村の妻・美紀(常盤貴子)、
神野に近づいてきた謎の探偵・北沢(佐々木蔵之介)。
気持ちよくだまされた(笑)
あとで思い出すと、あの場面は、そういうことなんだと
何度もうなずいた。
よく練られた脚本で、伏線がいくつも張られているため、
鑑賞後は、ほつれた糸をきれいにほぐしたような快感が。
惜しいのは、前半の重苦しさ。
展開が早すぎるのか、あるいは登場人物の関係が複雑なのか、
理解不十分のままどんどん時間が過ぎていった。
途中、神野と木村が顔を合わせるあたりから、
真相が明らかになってくる。
大泉洋、堺雅人、佐々木蔵之介の主役級3人がいい。
3人とも舞台出身とあって実にうまい。
ただワタシは常盤貴子が苦手なので・・・
半星減点。
評価:★★★★☆
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