« May 2008 | Main | July 2008 »

June 24, 2008

ユーロ2008 ベスト4出揃う

なんて面白いんだ、サッカーって。
そう思っているファンも多いことだろう「ユーロ2008」。
いよいよベスト4が出そろった。
ドイツ、トルコ、ロシア、スペイン。
決勝トーナメントが始まる前、
この4国を予想した人がどれくらいいただろうか(特に2、3番目)

ちなみに敗れた相手は
それぞれポルトガル、クロアチア、オランダ、イタリア。
どの試合も名勝負だったが、特にオランダvsロシアは、
数年後、ロシアの時代が来たとするなら、
“黄金時代はあの試合から”と、
歴史に記されるような気がする。

アルシャービンのボールキープ力、ジルコフのFK、すごすぎっ!
ほかにもタレント揃いで、
ほとんどがロシア国内リーグ所属というのが信じられない。

さて決勝の対戦は?
ドイツvsスペインというのが希望的予測。
そして優勝はというと・・・
元グランパスエイト、リネカーの名言がある。

「サッカーというのは単純な競技。
22人の男たちが、90分間、ボールを追い掛け回す。
そして、最後にドイツ人が勝つ。
それがサッカー。」

イタリアでのW杯準決勝、
1対1の激戦の末、PKで西ドイツに敗退したときの弁。
当時、リネカーはイングランドのエースストライカーだった。

というわけで、ずばり優勝はドイツを予想。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 21, 2008

改築準備中

Img_2207

Img_2210


Img_2211

築25年、特に水回りが悪くなってきたわが家。
思い切って改築をすることにした。
手をつけるのは、台所、お風呂、洗面所、トイレ(1、2階)、リビング。
そしてこれを機に、各部屋を整理することにした。

レコードと本、雑誌の山となっているワタシの部屋は
勉強部屋として二女へ譲ることに。
まずは、ラックに入ったレコードを段ボール箱に詰めて、
別棟の倉庫に運ぶ作業。
ほこりをかぶったビニール袋が劣化して、
ぼろぼろになっているため、
すべて袋から取り出し、布巾で拭くのが大変。
段ボール箱は、2リットルのペットボトルが6本入った箱が
LPレコードにぴったりのサイズなので、
近くにあるスーパーを毎日何度も往復して約30箱を集めた。
あと10箱くらいは必要かな。

レコードが終わると、今度は本、雑誌。
これは部屋内だけでなく、廊下にもあふれている。
とにかく何も考えず、段ボールに詰めて倉庫へ運ぶしかないなと。

以上、お片付けでバタバタの週末。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

June 20, 2008

マイケル・クリスティ指揮名古屋フィル

今シーズン3回目の定期演奏会は、
ワーグナーやブルックナーなど重量級のプログラム。

パルジファル前奏曲は、良くもなし、悪くもなし、
淡々とした演奏で、印象には残らなかった。
デュティユーのヴァイオリン協奏曲は初めて聴く。
この現代曲、私の理解を超えていたが、
激しく打ち鳴らされる打楽器は見ていて楽しかった。
ソリストの堀米ゆず子は、
当初予定されていたペッカ・クーシストの代役。
アクロバティックな演奏は、よく健闘したと言えるのでは。

メインのブルックナー9番。
名フィルにしてみれば堂々たる演奏。
金管のパワー不足のことは、もう言うまい。
とりあえず今回は満足としよう。

ただ、フライング拍手は、ほんと勘弁してほしい。
この日はブルックナーとワーグナーで起きた。
このところ名古屋フィルでは、ごていねいに、
入り口で音楽を聴く姿勢についてのチラシを配布し
その効果が出てきてるなと感じてた。
ところがこの日は、若干、たぶん1名、不届き者がいて、
演奏後の至福の数秒間をぶちこわしにしてしまった。
有名指揮者による有名外国オケの公演ならともかく、
地元オケの定期演奏会でこういうことが起きるのは、はなはだ遺憾。

さて、指揮のマイケル・クリスティ。
私はこの日、左バルコニーに座り、オケのほぼ真横で聴いていた。
オーソドックスな分かりやすい指揮で、
オケを掌中におさめているという印象。
これだけのプログラムを、そつなくこなしたと言える。
次回の客演も楽しみ。

7月は、いよいよフィッシャー登場。
ラフマニノフのピアノ協奏曲3番、幻想交響曲という
ポピュラーなプログラムはどうして?
ともあれ、お手並み拝見といきたい。

●名古屋フィルハーモニー交響楽団 第348回定期演奏会
 “ツァラトゥストラ3−大いなる憧れ”
 '08.6.6 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
指揮:マイケル・クリスティ
演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団
ヴァイオリン;堀米ゆず子

ワーグナー:舞台神聖祝典劇「パルジファル」 第1幕への前奏曲
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の木」
(休憩)
ブルックナー:交響曲第9番ニ短調(コールス校訂版)

| | Comments (69) | TrackBack (0)

June 16, 2008

拍手のルールー秘伝クラシック鑑賞術/茂木大輔

12003925_2


NHK交響楽団の首席オーボエ奏者で、
希代のエッセイストでもある茂木大輔の新刊「拍手のルール」を読んだ。

基本的にはクラシック初心者向けに書かれているが、
そこそこ聴き込んでいる人にも
十分楽しく、ためになる内容となっている。

地方では拍手のフライングがまだまだ多く見受けられる。
最近の名古屋フィル定期では、
コンサートを聴くための注意事項を書いたチラシが
入り口で配られている。
そのためか随分、客層が良くなってきたなと思っていたところ、
6月の定期初日では、
どの曲でも、指揮者が手を下ろす前のフライング拍手。
これにはがっかり。
しかも、よりによってブルックナー9番で・・・

さてこのエッセイ、拍手だけでなく、
指揮者、曲名、曲調などに関してのさまざまな知識を得ることができる。
結構、専門的な内容も含まれるのに
堅苦しさを感じないのは、
おやじギャグを、飛ばしまくっているから。
半分くらいはすべっているが、まあご愛嬌といったところか。

というわけで、だれにも勧められるクラシックの入門書。
素朴なイラスト入りの装丁も、いい感じ。

評価:★★★★☆

| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 11, 2008

FC岐阜vsロアッソ熊本

Img_2233

Img_2239

勝てなかった・・・

仕事を定時で終え、
FC岐阜の応援に、長良川競技場へ行ってきた。

結果は0-0のドロー。
前半こそ中盤を支配し、優位に立っていたが、
後半はずっと相手ペース、
シュートチャンスはほとんど無かった。

緊張感のない散漫なプレイも見受けられ、
観客席から随分、不満の声が上がっていた。
しかし今シーズンはホームで勝てない。
第4節のvs徳島ヴォルティスがを2-1で破った1試合のみ。

今シーズンのホームでのワタシの応援経歴をまとめると・・・

2月24日 vs名古屋グランパス 0-1 ※プレシーズンマッチ
3月16日 vsベガルタ仙台 0-1
4月19日 vs横浜FC 2-3
5月03日 vs愛媛FC 0-3
5月06日 vsサガン鳥栖 0-1
6月11日 vsロアッソ熊本 0-0

ということで、勝利の瞬間をいまだ見ていない。
次のホームゲームは、6月25日のvs アビスパ福岡。
こうなったら、ホームは全試合、応援に行くしかない、と
この場をお借りして決意表明。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 09, 2008

アース EARTH

001


市の環境部主催による映画会。
無料ということで、乳幼児が入場していたり、
上映中に子どもが走り回っていたりと、
会場となった文化ホールの環境は劣悪であったことを
まずは明記しておく。

作品は、地球上の動物の生態系を
感動的に描くドキュメンタリー。
チーターの狩り、象とライオンの死闘、
ザトウクジラの母子の姿など、
ダイナミックで貴重な映像は
十分見ごたえがある。

ところがナレーションがいけない。
特にシロクマ(ホッキョクグマ?)の場面でのナレーションが
あまりに恣意的で、しらけてしまった。
単純に地球温暖化と結び付けるのはやめてほしい。
ドキュメンタリーは現実を淡々と
見せてくれさえすればいいのだ。

このナレーション、日本独自のものなのだろうか?

評価:★★★

| | Comments (0) | TrackBack (0)

AERAの記者グッズ

Img_2206


AERAの創刊20周年記念で、
定期購読者を対象に
“AERA記者グッズ”が届けられた。

何かっていうと付せんが2つ。
雑誌記者ってこんなの使うの?

先週は同じくMEMO帳をいただいた。
表紙に“AERA”と印刷してあるだけで、
中は真っ白のメモ紙。
ただでもらっておいてケチをつけるのは気が引けるが、
もうちょっとマシなものを配れば?

ちなみにこのプレゼント、
3週連続だということで来週が最終回。
ものすごくいいモノだったりして・・・
なわけないか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 05, 2008

金聖響指揮名古屋フィル 定期演奏会

随分前になるが、名フィルの5月定期に行ってきた。
指揮は女性にも人気のある金聖響。
トロンボーンの名手ジョセフ・アレッシをソリストに迎え、
ニーノ・ロータのトロンボーン協奏曲など2曲と、
メインにシベリウスの5番というプログラム。
シベリウス以外は初めて生で聴いた。

ハイドン「天地創造」第1曲は、
バロックティンパニーを使っての演奏、
予習していったカラヤンの演奏とは随分印象が違うなと、
思う間もなく、アタッカで2曲目が始まった。
ケクランの「星降る天穹に向かって」、
ハイドンからいきなり現代曲にかわっても
違和感が無かったのが不思議。

ここでトロンボーンのアレッシ登場。
映画音楽で有名なニーノ・ロータだが、
曲は予想に反して古典的な協奏曲。
さらにマルタンのバラードは、ジャズ色の強い曲。
どちらもアレッシの技巧に圧倒された。
アンコールはオケをバックに1曲、無伴奏で1曲。
2曲目の「帰れソレントへ」は大サービス。
トロンボーン好きには、前半だけで
じゅうぶんに元が取れたのでは。

後半のシベリウスはちょっと疑問の残る演奏。
金聖響はたしかに容姿がよく、
背も高いので見栄えがする、
しかしこの日は薄っぺらい演奏で
伝わってくるものがなかった。
シベ5は名盤ぞろいだから・・・
まあ、普段聴き慣れている演奏と
比べてはいけないんだけどね。
自信がなさそうな指揮だったし、
オケあるいは曲との相性が悪かったのだろうか。

●名古屋フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会
 “ツァラトゥストラ2−隠れた世界”
 '08.5.17 愛知県芸術劇場コンサートホール
 
指揮:金聖響
演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団
トロンボーン:ジョセフ・アレッシ                                                                      
ハイドン:オラトリオ「天地創造」より第1曲「混沌の描写」
ケクラン:管弦楽のための夜想曲「星降る天穹に向かって」(日本初演)
ロータ:トロンボーン協奏曲
マルタン:トロンボーンと管弦楽のためのバラード
(アンコール)
ジョン・グリーン:波止場にたたずみ
クルティス:帰れソレントへ
(休憩)
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調

| | Comments (4) | TrackBack (0)

June 03, 2008

流星の絆/東野圭吾

M0351952501_2


最近の読書スタイルー
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」ともう1冊小説、
さらには新書、特に最近関心のある教育、の計3冊を
同時に読んでいる。

カラマーゾフは2巻の途中で中断、
というのも文庫本をどこかに置き忘れてしまったから。
現在捜索中。
同じ本をもう1冊買うのはしゃくだけど、
そろそろ続きを読まないとストーリーを忘れてしまいそう。
一両日中に片を付ける予定。

というわけで、東野圭吾の新刊「流星の絆」を読んだ。
前作「夜明けの街で」がいまひとつだっただけに今回は期待した。

主人公は、功一、泰輔、静奈の三人兄弟。
ペルセウス座流星群を見ようと、
夜中にこっそり家を抜け出した。
3人が深夜に帰宅すると、両親が殺害されていた。

事件は未解決のまま14年の月日が流れ、
施設を出た3人は、詐欺をしながら生きながらえていた。
ある日ターゲットにしようとした相手から、
偶然にも両親の殺害に関わる人物が浮かび上がってきた。
時効は間近、警察を動かすべく、3人は大仕掛けをする・・・

細かい点で疑問を抱かなくはないが、
それでもすらすらと読めてしまうのはさすが著者の筆力。
謎解きよりも登場人物の心理描写に重きを置いて読んだので
十分に楽しめた。
登場人物の中では、洋食チェーンの御曹司で
3人に仕掛けられる側の戸神行成が魅力的。

さてラスト、
ミステリーとしては失格なんだろうな、きっと。
でもエンタメとしては、特に女性向けには、
最高の幕切れとなっている。
ドラマ化、間違いなし。

評価:★★★★☆

| | Comments (0) | TrackBack (2)

June 02, 2008

カフェ・ド・ラ・フイユ

200805310951000


久しぶりに居心地の良いカフェを見つけた。

カフェ・ド・ラ・フイユ

閑静な住宅街にあり、特に看板もない、
隠れ家的なカフェ。
シンプルな店内に流れるのはJazz。
よく見るとスピーカーはB&W。
新聞・雑誌の数は多くないが、
さりげなく置いてある安野光雅の絵本は
オーナーの趣味だろうか。

ブレンドコーヒーが、またおいしい。
それほど苦みはなく万人受けしそう。

この日は朝9時過ぎに行ったので
コーヒーを注文すると、
モーニングサービスが付いた。
エッグトースト、リンゴ、グリーン&ポテトサラダ、杏仁豆腐。
それぞれの量は多くないが、
数が多いので十分満足いくもの。
サービスは2種類の中から選ぶようになっていて、
もう一方は、エッグトーストの代わりに
ジャムトースト+茶碗蒸しとなっていた。

●Cafe de La Feuille(カフェ・ド・ラ・フイユ)
 岐阜市西鏡島2-21-1 058-252-5308
 8:00〜18:30
 水曜日定休

| | Comments (9) | TrackBack (0)

« May 2008 | Main | July 2008 »