バンテージ・ポイント(ピート・トラヴィス監督)
久しぶりに見た映画は「バンテージ・ポイント」。
スペインのサラマンカ市が舞台。
テロ撲滅のための国際首脳会議の席上で
米国の大統領が狙撃された。
その数分後には大規模な爆発・・・
テレビを通して世界中が目撃したテロ事件を、
テレビのスタッフの視点、地元刑事の視点、アメリカ人旅行者の視点など
複数の視点から描く。
時間で言うと30分足らずのことを、
視点を変えながら、ビデオを巻き戻すように何度も繰り返すことで、
次第に事件の全貌が明らかになっていく。
ネタばれになるのでこれ以上は書けないが
とにかくアイデアあふれる構成が見事。
良くも悪くも、それだけの映画。
多くを期待しなければ確実に楽しめる。
評価:★★★★
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