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April 29, 2008

ガソリンスタンドの大行列

給油をしようと近くのガソリンスタンドへ行ったら、
車の行列が道路にあふれていた。
暫定税率が元に戻れば、
5月から、原油高も合わせると、30円近く値上がりするらしい。
こうしてGSに駆け込んでいるのは私だけではなかった。

私の車のハイオク、
このGSでは130円、周辺と比較しても相当安い。
みんな、よく知ってるんだよね、こういう安値情報。

値上げ前後の比較では、
30円×60リットル=1,800円
これだけ増税となるのだから、行列ができるのは当然か。
明日は今日以上の混雑になりそう。

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April 27, 2008

悪果/黒川博行

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黒川博行の「悪果」を読んだ。

堀内は大阪今里署の暴犯担当。
暴力団・淇道会の一斉捜査・逮捕などの日常業務に励むほか、
ごろつき経済新聞の記者・坂辺と共謀して
シノギ、つまり裏商売で小遣い銭かせぎをしている。
その記者がひき逃げで死亡してから話は急展開。
ヤクザに奪われた警察手帳を取り返すため捜査をしていくうちに
専門学校経営者らの闇の部分が明らかになっていく。

勤務中にヤクザと掛け麻雀をしたり、
クラブでタダ酒を飲んだりする悪徳刑事の堀内、
その堀内から、カネやモノを吸い取るホステス・杏子、
マルチ商法まがいに洗脳されている妻、
スキャンダルを元に企業を強請るブラック新聞記者、
土地ころがしでぬれ手で粟の不動産会社経営者、
登場人物は、どいつもこいつも悪いやつらばかりだ。
しかし皆、人間くささがあって、どこか憎めない。
自分がその立場だったら、同じことをしそうな気にさせる、
これは著者の筆力なのであろう。

しかし大阪府警は、こんなにも腐り切っているのだろうか。
フイクションだと分かっていても、
警察組織をここまでリアルに描かれると、
不祥事が続く大阪府警が舞台なだけに、
すべてが作り話だとは思えないのだが・・・

とにかく痛快な1作だ。

評価:★★★★★

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April 24, 2008

各務原市民吹奏楽団 Spring Collection2008

Spring2008

各務原市民吹奏楽団の定期演奏会を初めて聴いた。

会場の各務原市民会館に着いて驚いたのは、
入り口での人、人、人の波。
会場は自由席だというので、ロビーコンサートを横目に座席取りに。
30分前で既に8割が埋まっていた。
結局この日は満席、立ち見、というか通路に座り込む観客もいて
大変な大入りとなった。
推定1,300人、この地方都市で
アマチュア吹奏楽団がこれだけ観客が呼べるとは驚きだ。

Ⅰ部は司会者が旅行代理店(?)に扮し、
あなたの想いを叶えようという、趣向を凝らした構成。
MCが長過ぎて少々だれ気味、ちょっと企画倒れか。
プログラムは会場の子どもたちにもウケていただけに残念。

Ⅱ部はJAZZを中心にじっくりと聴かせてくれた。
「情熱大陸」以降、ゲストの粥川なつ紀が加わってからは
楽団員も熱気あふれる演奏で、時間が経つのを忘れるほどだった。

粥川なつ紀、以前、近くのショッピングセンターでの
ストアライブで聴いたことがある。
このときはカラオケでの演奏だったからか
単なる心地よい音楽としか聞こえてこなかった。
でもこの日は全く違って、
演奏はパワフル、とても気持ちよさそうに吹いていたのが印象的だった。
ビジュアル的にも申し分ないし、いつかはブレイクしそうな気がする。

全体としてアマチュアとはいえ、さすが歴史ある吹奏楽団。
観客が喜ぶツボを知っている。
素直に、次回も聴いてみたいと思った。
こうしてリピーターが増え、
この日のような1,300人の集客につながるんだろうね、納得。

●各務原市民吹奏楽団 Spring Collection2008
 '08.4.13 各務原市民会館
 指揮:余語徳雅
 演奏:各務原市民吹奏楽団
 ゲスト:金子敏男(Drums)、粥川なつ紀(Sax)

【Ⅰ部】
黄色いリボン
パイレーツ・オブ・カリビアン
きよしのズンドコ節
獣拳戦隊 ゲキレンジャー
仮面ライダー電王 主題歌 Climax Jamp
プリキュア5 スマイル go go!
ジャパニーズ・グラフィティⅩⅡ
 銀河鉄道999(TV版)〜宇宙戦艦ヤマト〜銀河鉄道999(劇場版)

(休憩)

【Ⅱ部】
BIRDLAND
やさしく歌って
情熱大陸
アルフィー
情熱大陸
チュニジアの夜

(アンコール)

ソウル・イントロ/ザ・チキン
涙そうそう         

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April 21, 2008

春の風景

わが家の庭で、
春らしい写真を撮ってみた。
花はどれも、ちょっと遅かったかな。

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April 17, 2008

サークルの名称

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市内某コミュニティセンターのホワイトボードに書いてあった、
本日のサークル活動の日程。

「コーロ・フェリーチェ」
「ケア・ヌエヌエ」
「コーレ・クライス」

ここはどこ?(笑)
どれもおばちゃんたちのサークルのはずだけど・・・

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April 14, 2008

バンテージ・ポイント(ピート・トラヴィス監督)

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久しぶりに見た映画は「バンテージ・ポイント」。

スペインのサラマンカ市が舞台。
テロ撲滅のための国際首脳会議の席上で
米国の大統領が狙撃された。
その数分後には大規模な爆発・・・
テレビを通して世界中が目撃したテロ事件を、
テレビのスタッフの視点、地元刑事の視点、アメリカ人旅行者の視点など
複数の視点から描く。

時間で言うと30分足らずのことを、
視点を変えながら、ビデオを巻き戻すように何度も繰り返すことで、
次第に事件の全貌が明らかになっていく。

ネタばれになるのでこれ以上は書けないが
とにかくアイデアあふれる構成が見事。
良くも悪くも、それだけの映画。
多くを期待しなければ確実に楽しめる。

評価:★★★★

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April 11, 2008

村田エフェンディ滞土録/梨木香歩

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梨木香歩の「村田エフェンディ滞土録」を読んだ。

物語は明治32年、
主人公である考古学者の村田は、トルコに国費留学する。
下宿先は英国人のディクソン夫人宅、
ここには他にもドイツ人のオットー、
ギリシア人のディミィトリスが、
そしてトルコ人のムハンマドが料理人として住み込んでいた。
国籍も宗教も考え方も全く違うもの同士が、
寝食を共にすることで、次第に理解を深めてゆく。

時代は第一次世界大戦の直前、
トルコの国内外でも次第に暗さを増しつつあった。
否が応でも時代の波に飲み込まれていく登場人物たち。
淡々と進む物語は最後に急展開をみせる。
胸に迫るラスト。

もし10代のころにこの本を手にしていたら
きっと違う人生を歩んでいたと思う。
図書館で借りた本だが、
ぜひ手元に置いておきたい1冊。

エフェンディとは名前の敬称、土はトルコのことで、
タイトルは「村田先生のトルコ滞在記」というような意味であろう。

評価:★★★★★

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April 09, 2008

高校入学

次女が高校に入学した。
長女と同じ学校なので、何かと便利で効率もいい。
もしかすると部活動も一緒。

朝、玄関先で2人並んだ写真を撮った。
同じ制服姿でも、長女はさすが3年生、着慣れている感じ。
次女はまだまだかな。

スカートの丈は膝上25センチと10センチ、
次女の丈が、次第に長女に近づくのは間違いない。
これは何とかならないものか、
父親の力が及ぶことではないのは、分かってるけれど・・・

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April 07, 2008

みなさん、さようなら/久保寺健彦

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久保寺健彦の「みなさん、さようなら」を読んだ。

主人公の悟は、小学生のときに遭遇したある事件をきっかけに、
住んでいる団地から出ることをやめた。
団地内だけで遊び、卒業後の就職も団地1階の洋菓子店、
団地の中だけが彼の生活エリアだった。
しかし小学校の同級生107人は、
月日が経つにつれ、団地から出て行ってしまう・・・

高度成長期に、大都市郊外に建てられた団地は、
過疎化と高齢化で、大きな問題を抱えている。
そこを舞台にしているのは面白いし、
団塊ジュニアの世代は、大いに郷愁を感じるかもしれない。
しかし、団地内だけでの生活を選択した主人公は理解しがたいし、
毎日欠かさないパトロール活動に関しては、
共感できないどころか、薄気味悪ささえ感じる。

評価:★★★

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April 06, 2008

桜まつり

新境川堤の桜並木は、
この地方でも有名な桜の名所。
週末は、桜まつりが開催され
多くの花見客でにぎわった。

ミス3人が揃っての撮影会や、
ステージイベントも楽しいが、
何といっても人気なのは桜観覧船。
今年は、中高校生のボランティアが乗船し、
桜並木のいわれなどを紹介していた。

川面に近い位置からのながめは格別。
おまつりの期間中、2日しか実施されないこのイベントは
桜の時期と天候の二つの条件が合わないと楽しめない。
散り始めで、微風、快晴だった今日は
まさに観覧船日和だった。


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川沿いに咲く1200本の桜

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隣接する市民公園では、ミス撮影会

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30人を乗せた観覧船が、川を上り下りする

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April 03, 2008

メープル・プリン

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行きつけのパン屋で偶然見つけたプリン。
ケーキ店でもないのに、しかもこのサイズで260円、
うまいに違いないと決めつけて買ってきたら、
やはりおいしかった。
メープルの品のいい甘さが絶品。

次の日から何度も店を訪れたが、
二度と見掛けることがなかったので、
幻のプリンはいつ店頭に出るのか、店員に聞いてみた。

「時間のあるときに作ります。月に1回も出ないかも」

つまり裏メニューだったわけ。
で、次はいつかと聞いても、

「分からない・・・店長に聞いてきます・・・」

で、その答えは、
「前日までに予約いただけば作るそうです」

「10個、ください!!」

というわけで、この絶品プリンを
また味わうことができたわけ。

●ぱんごころ
 メープル・プリン 260円
 Tel 058-389-4400

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