ブラスの祭典 in かかみがはら
ブラスの音色に酔いしれた2日間。
シエナ・ウィンド・オーケストラ公演は、
今までの吹奏楽のイメージを大きく変えてくれた。
喜びにあふれ、かつ、完成度の高い演奏、
さらには、着ぐるみ姿まで披露したシエナ☆フルーツの2人に代表される
若さと明るさは、ほかにない魅力だ。
圧巻は「ローマの松」の第4部「アッピア街道の松」。
客席最後部に配置されたバンダの効果も絶大、
ピアニッシモで始まり、次第にクレッシェンドしていくこの曲は、
聴くものすべてを圧倒した。
築40年にもなろうというホールの全館に
いまだかつてない金管のファンファーレが響き渡った。
ほかにも、シエナのメンバーが街に飛び出しての「どこでもコンサート」や
「楽器クリニック」「交流会」など、
吹奏楽を気軽に楽しめる催しがてんこ盛りだった。
●木曽川音楽祭「ブラスの祭典 in かかみがはら」
鈴木織衛指揮シエナ・ウインド・オーケストラ・コンサート
'08.3.2 各務原市民会館
A.リード:春の猟犬
A.リード:エル・カミーノ・レアル
A.リード:アルメニアン・ダンス・パート1
(休憩)
内藤淳一:ブライアンの休日
片岡寛晶:天馬の道〜吹奏楽のために
アンダーソン:タイプライター
小島勇司:キムチの気持ち
作曲者不詳:ポッポポッポ
(休憩)
レスピーギ:交響詩「ローマの松」
(アンコール)
グレインジャー:ロンドンデリー
スーザ:星条旗よ永遠なれ
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