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December 20, 2007

夜明けの街で/東野圭吾

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東野圭吾の「夜明けの街で」を読んだ。

家族がある渡部だったが、
ふとしたきっかけで派遣社員の仲西秋葉と一線を越えてしまった。
付き合い始めて分かったのは、秋葉が複雑な家庭の事情を抱えていたこと。
15年前に両親は離婚し、母親は自殺、
さらに父親の愛人が自宅で殺害される事件が起きていた。
その現場に倒れていた秋葉は、
真犯人の容疑をかけられていたが、事件は解決しておらず、
まもなく時効を迎えようとしている。
愛する女性がもしかすると犯罪者かもしれない、
渡部の心は揺れ動く・・・

つまらなかった。
ミステリーとしても魅力なし。
不倫恋愛小説としてなら、多少は評価する人がいるかも。
帯の「最高傑作」は笑わせる、
というか東野ファンにしてみれば冒とくに近いな、これ。

評価:★★

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Comments

その東野ファンですが、まったくそのとおりです。
たくさん東野作品を読んできましたけど、最高どころか最低でしたよ。どこにでもあるようなタイトルだし。

Posted by: もんきち@某市役所職員 | December 22, 2007 12:49 AM

もんきちさん

そうそう、タイトルもピンときませんでしたねえ。
最新作の「ダイイング・アイ」はどうなんでしょう。
怖いらしいです。
たぶん年末年始に読みます。

Posted by: るうかす | December 22, 2007 11:32 PM

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