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森絵都の「永遠の出口」を読んだ。
紀子という女の子の 小学4年生から高校卒業までを綴った連作短編集。
小学生のころの誕生会や給食、 高校に入ってからのアルバイト、恋愛、そして卒業。 第三者からはどれも平凡なエピソードに見えるが、 本人にとっては初体験のことばかり。 いろんな事件に遭遇しながら、 少しずつ成長していく姿が何ともいじらしい。 どの短編も時代を生き生きと描き出しているが 家族4人での旅行を題材にした「時の雨」は特にいい。
評価:★★★★☆
December 13, 2007 in 書籍・雑誌 | Permalink
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