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August 31, 2007

そば処 浅田(松本市)

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松本に行くと必ず蕎麦を食べてくる。
今回訪ねたのは「そば処 浅田」。

お品書によるとメニューは
「ざるそば」「十割そば」、
夏場以外限定の「きのこそば(温)」の3つ。
この日いただいたのは二八の「ざるそば」。
艶があり硬く噛み応えがあって私の好み。
薬味の辛味大根と、つゆの相性もピッタリ。
蕎麦湯は白濁で濃厚。
平均点は相当高い、
個性的とは言えないが、万人受けする味であろう。
松本市内では一番好きな店となった。

●そば処 浅田
 長野県松本市深志3−10−11 
 Tel.0263-33-0826

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August 30, 2007

サイトウ・キネン・フェスティバルへ

今年も「サイトウ・キネン・フェスティバル」で松本へ行ってきた。
16回目を迎えるこのイベント、
ほぼ皆勤で延べ20回以上、松本詣でを続けている。

今年は松本市内で車のトラブル発生。
運転席側のパワーウインドが故障し、
上がらなくなってしまった。
時おり小雨の天候で、
雨は降り込んでくるし、帰りの高速道路も
窓を開けっ放しでは走れない。

すぐにいつものディーラーへ電話し、
松本市内のBMWの正規ディーラーを紹介してもらった。
修理を始めたのが開演1時間半前、完了が30分前。
夕方の渋滞時間と重なったため、
会場までの裏道を教えてもらい、会場着は開演15分前。
ところが近くの駐車場はすべて満車。
やっと探しあてたところは徒歩10分。
急ぎ足で会場入りし、ぎりぎり開演に間に合った。

今年のオペラは、チャイコフスキー作曲「スペードの女王」。
休憩2回を含み4時間弱という長丁場だったが、
「ヴォツェック」以来、久しぶりのオペラ公演を堪能した。

詳細は後日。

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August 21, 2007

キサラギ(佐藤祐市監督)

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ちまたで評判の映画「キサラギ」を見てきた。
金曜日の夜10時近くからの上映だというのに、
ほぼ満席だった。

売れないアイドル如月ミキが自殺、
その一周忌の追悼としてオフ会が開催された。
集まった5人のハンドルネームは、
家元(小栗旬)、オダ・ユージ(ユースケ・サンタマリア)、
スネーク(小出恵介)、安男(塚地武雅)、イチゴ娘(香川照之)。
ファンサイトを通じて知り合った5人、会うのは初めてのこと。

まずは、家元のコレクションやスネークの持参した生写真で盛り上がるが、
突然オダ・ユージが、
「如月ミキは自殺じゃない、殺されたんだ」と告白。
彼女の死を巡って推理と犯人探しが始まる・・・

脚本がいい、
そして5人の演技、
特に今や性格俳優といえばこの人、香川照之の演技に大きな拍手。
2つの顔を持ったスネークこと、小出恵介も予想外の健闘。
塚地武雅は地でやっているのだろう。
その登場するタイミングが抜群で、
ここでも監督と脚本家に布団1枚。

5人の意外な正体が次々と明らかになっていくのが、
観客にとっては快感。
詳しくは書かないが、
ラスト近くにとても楽しくて、
ちょっぴりしんみりとしたシーンが準備されている。

そして、エンディング。
宍戸錠が登場する場面。
これは困った、でも笑い飛ばそう(笑)

というわけで、★★★★★

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August 18, 2007

マリー・アントワネット(ソフィア・コッポラ監督)

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シネマコンプレックスが近くにオープン、
記念イベントで、アンコールシネマと題し、
ちょっと前の映画10本を500円で上映している。
この日見たのはソフィア・コッポラ監督の「マリー・アントワネット」。

スキャンダラスな王妃マリー・アントワネットが主人公。
しかし重厚な歴史映画ではない。
あえて言えば、青春映画、あるいはファッション映画か。
ポップでアヴァンギャルドな演出に驚嘆、
よくぞここまでやってくれたと。
美しいというよりかわいい衣裳やパンプス・ミュール、装飾品の数々、
ケーキやマカロンなど色とりどりのスィーツが、
マリーの心の焦燥感、無力感をよりいっそう際立たせ、
観客も感傷的になってしまう。
(もちろん全員ではないけれど、少なくともワタシは)

この斬新な映像を盛り立てるのが音楽。
80年代の“ニュー・ロマンチック・ミュージック”と呼ばれる、
ロック&ポップスを全編にちりばめている。
仮面舞踏会の場面でも使われているなんて、
驚きを通り越して爽快!

マリー役は、スパイダーマンの恋人MJを演じるキルステン・ダンスト
どう見ても芋姉ちゃんにしか見えないこの女優を
天下のマリー・アントワネットに見立ててしまった、
ソフィア・コッポラ監督、恐るべし。

というわけで★★★★★の満点。

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August 15, 2007

シャングリラⅢ 名古屋公演

今年のお盆、一番の楽しみが松任谷由実の「シャングリラⅢ」。
名古屋公演の3日目を見てきた。

会場の「日本ガイシホール」、旧レインボーホールの
アリーナ中心にステージが設けられ、
三方にアリーナ席と四方にスタンド席という配置。
ステージ中心は、どんな仕掛けかよく分からないが
円形の巨大プールにもなる。
それもあっという間に。

さらに曲によって、鉄棒やロープ、ブランコが設けられ
ダンス、アクロバット、サーカス、シンクロナイズドスイミングなどが
繰り広げられ、まったく飽きさせない。
次はどんな仕掛けが用意されているのだろうと、
わくわくしっぱなしの2時間半であった。

ワタシの本音は、もっとじっくりと曲を聴きたい。
アクロバットなど他の要素を演出に取り入れるのも悪くないけど
全編これが続くと気が散ってしまい、コンサートを聴いた気がしない。
それにシンクロってどこが面白いの?ちょっと理解不能。

さらに今回の選曲、地味すぎる〜。
シングルカットは2曲だけ?
よほどディープなユーミンファンでないかぎり、
こと選曲に関しては不満が残ったのではないだろうか。

では面白くなかったかというとそうでもない。
できればもう1回、見てもいいかなと思ってる。
ベスト・パフォーマンスは「SAVE OUR SHIP」。
そしてこの曲を含む、終盤の
「時はかげろう」「SHANGRILAをめざせ」「真夏の夜の夢」は
文句なしに格好良かった。
「別れのビギン」も好きな曲。

今回はアリーナの東側だったが、
スタンド席から見ると、また違った発見があるのではと思う。
名古屋公演は18日まで。

●ユーミンスペクタクル シャングリラⅢ[ドルフィンの夢] 名古屋公演
'07.8.15 日本ガイシホール

1.グレイス・スリックの肖像
2.Happy Birthday to You
3.ようこそ輝く時間へ
4.ハルジョオン・ヒメジョオン
5.インカの花嫁
6.朝陽の中で微笑んで
7.時のないホテル
8.BABYLON
9.12階のこいびと
10.別れのビギン
11.Delphine
12.Northern Lights
13.時はかげろう
14.SAVE OUR SHIP
15.SHANGRILAをめざせ
16.真夏の夜の夢
(アンコール)
1.人魚姫の夢(新曲)
2.Carry on

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August 13, 2007

魔笛(ケネス・ブラナー監督)

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モーツァルトの傑作オペラ「魔笛」の映画化。
ほとんどカットなし、原曲どおりに進行するというので
見るまでは楽しみ半分、不安半分だった。

聴き慣れた序曲が流れてくると、いきなりぶっ飛んだ。
何と舞台設定は戦争、しかもモーツァルトの時代ではなく
第一次世界大戦のころか。
ただし、世界が二極に分かれての戦いではなく、
小国同士の戦いであることが分かる。

タミーノやパパゲーノが塹壕の中で歌い出す、
さらには、看護婦姿の三人の侍女が登場する。
彼女たちが妙に色っぽい、
途中で上着を脱いで胸部を露出する場面にはどきっとした。

夜の女王は、げっ、戦車の上に乗って登場し、
1曲目のアリアでは横顔の鼻から下がどアップ、
口をパクパクさせる背景には、おもちゃのような戦車が走り回っている。
2曲目の復讐のアリアでは、空をものすごいスピードで飛びまくる。
腹を抱えて笑ってしまった。
本来は笑う場面ではないのだけれど。

もともとこのオペラはストーリーが破綻しているのだから、
これくらいのお遊びをしても全然違和感を持たなかった。
エンディングは余りに自然というか、予想通りだったが、
まあこんなものかと納得。

一番、おかしいなと感じたのは、
モーツァルトの繊細な音楽が、
ずっとDOLBYサウンドの大音響で聴こえてきたことと、
歌詞が英語であったこと。
これは映画だと割り切れば大したことではない。
というわけで、映画「魔笛」をワタシ的には十分に堪能した。

5段階評価は満点の★★★★★

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August 12, 2007

残暑お見舞い申し上げます。

夏の大きなイベントが10日に終了、
久しぶりに週末2日間とも休むことができたので、
映画館に足を運んだ。

映画「魔笛」と「マリー・アントワネット」は
どちらも一般的には評価が低い作品。
ワタシにとってはツボにハマりまくりで、
まさにこれがエンターテイメント、
仕事の疲れが一気に吹き飛ぶ快作であった。
詳しくは後日。

たぶん世間では、お盆休み。
ワタシは原則としてカレンダーどおりに出勤。
1日だけ休んで、松任谷由実のシャングリラⅢを見る予定。
あとは、連日の映画三昧かな。
「夕凪の街 桜の国」「キサラギ」
「アヒルと鴨のコインロッカー」の3作品が気になっている。

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August 09, 2007

吉原手引草/松井今朝子

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松井今朝子
の直木賞受賞作「吉原手引草」を読んだ。
この作家の作品は初めて。

吉原で花魁(おいらん)の葛城が突然失踪した。
越後の縮問屋への身請け話も決まっていた、
絶頂のときに、彼女に何が起きたのか。
失踪の原因について、ある男が次々に
聞き込みをしていく形で物語は進む。
証言が重なっていくたびに、
少しずつ謎が解けていく。
そして最後に明かされる葛城失踪の原因とは・・・

探偵小説を読んでいるようなわくわくした気分で
一気に読み終えた。
手引草とは、その名のとおり
手ほどきをする書物という意味だろう。
引手茶屋のお内儀がまず、吉原の仕組みを説明してくれる。
そして、見世番、遣手婆、床回し、幇間(たいこもち)、
芸者、船宿の船頭、指きり屋、女衒(ぜげん)など、
吉原を構成する人たちが次々に登場し、
読者は吉原の全体像を理解することができる。
これであなたも吉原通、といったところか。

しみじみとした情感もたまらない魅力。
この作家の他の作品も読んでみたくなった。

というわけで、文句なく面白い作品。★★★★★

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August 07, 2007

5/佐藤正午

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佐藤正午、7年ぶりの長編「」を読んだ。
タイトルは“ファイブ”ではなく“ご”と読ませる。

結婚して8年、倦怠期を迎えている中志郎と真智子夫婦。
夜の生活も途絶えていたが、
海外旅行先のバリである事が起きる。
志郎が、偶然居合わせたエレベーターの中で、
超能力を持った女性から、特殊な能力を受け渡される。
そして結婚当初の、妻を愛していた記憶や感覚が蘇った。
再び愛されるようになった真智子は
付き合っていた作家津田伸一との関係を清算しようとするが、
ひょんなことから志郎が津田と出会うことになる・・・

超能力、オカルト系は小説も映画も苦手なのだが、
この作品は別、最後まで興味深く読めた。
つぎつぎに登場するエピソードがどれも面白く、
しかも予想外の展開を見せるので、読者を飽きさせない。

ただ主人公の作家、津田が、
ワタシにとっては、あまりに嫌な、許せないやつ。
出会い系で知り合った名前も知らない女性や、自分のファンの女性と、
片っ端から関係を結ぶ。
それを何とも思わないのが、これまた頭にくる。
中志郎と真智子も煮え切らないというか、
何を考えているのか理解に苦しむ。
というように、登場するのは、
すべてと言っていいほど、嫌いな人物ばかり。
なのに、最後まで一気に読ませてしまう魅力を持ち合わせている。
ちょっと評価がしづらい作品である。

この作品のテーマとも言えるのが、
「かならず冷めるもののことを、スープと呼び、愛と呼ぶ」
という言葉で、何度も登場する。
確かに真ではあるが、
そんなふうには信じたくないのが心情。
ここまで言い切ってしまう潔さも、この作品の魅力かも。

というわけで、5段階の評価は★★★★

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August 03, 2007

PMF オーケストラ名古屋公演

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ボレイコ指揮PMF オーケストラ
名古屋公演を聴いてきた。

この公演の魅力、まずはプログラム。
滅多に聴けない曲(特に地方では)が、ずらりと並んでいる。
そして指揮者のボレイコ。
名前は知っていたが、見るのはこの日が初めて。

振りが大きくて分かりやすそう。
このオケはアカデミー生の集まりなので
意図的だったのかもしれないが、好感が持てた。
はっきりいうと、カッコいい。
指揮者にはこういう要素も重要だ。
昨年このオケを指揮したゲルギーに比べると大人しくて
いきなりパワー全開というのでなく、
徐々に高めていくタイプか。
次回は常任を務める常設オケで聴いてみたいものだ。

前半はいきなりラフマニノフのピアノコンチェルト3番。
この若いオケ、1楽章の入りでちょっとひやりとさせられたが、
あとは安定した演奏。
特に感じたのは、ソリストのレヴェルの高さ。
トランペットやホルンの音色には、ほれぼれした。
これはその後の曲でも同じ感想。

一方、ピアノのベレゾフスキー、
これでもかというくらい弾きまくる。
爽快ではあるけれど、
ラフマニノフ3番はちょっと違うんじゃないの?
ハラハラ感はあるけれど、
デリカシーに欠ける演奏だった。
しかし、この速いテンポに、オケはよくついていったと思う。

後半、初めて聴くリャードフの2曲のあと、
いよいよメインのスクリャービン「法悦の詩」。
舞台は演奏者であふれんばかり。
パイプオルガンや鐘の音が鳴り響くラスト近くでは、
ホールが割れんばかりの大音響に。
これはすごかった。
まるでSFXの超大作映画を見ているような気にさせてくれたが、
ちょっと演奏が荒かった。
このプログラムは名古屋が初日、
その後の大阪や札幌の公演では修正され
緻密で重厚なアンサンブルが聴けたかもしれない。

●PMF オーケストラ名古屋公演
'07.7.30 愛知県芸術劇場コンサートホール

指揮:アンドレイ・ボレイコ
演奏:PMF オーケストラ

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 (p)ボリス・ベレゾフスキー
(独奏アンコール)
ラフマニノフ:プレリュードから
(休憩)
リャードフ:キキモラ
リャードフ:魔法にかけられた湖
スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」
(アンコール)
リャードフ:バーバ・ヤガー

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August 02, 2007

車検料

8月に車検の車をディーラーに出した。
今日、見積もりをもらったら、何と50万円を超えていた。
ちょっと高いんじゃない?

飛び石でキズがついたフロントガラスの取り替えが11万円。
近くで見ないと気がつかないほどのキズ、
これなら車検通るんじゃないのって聞いたら、
そうかもしれないけれど、このディーラーの基準では“取り替え”らしい。
話をしているうちに、ディーラーでリペアはしないけれど、
どこかで修理してもらってからまた持って来てくれたら
取り替える必要はないという結論に達した。
リペアは高くても2万円。
ディーラーとして、安全第一の姿勢はわかるけれど、
もう少しカー・オーナーのことも考えてほしい。

それ以外にも、足回り、エンジンなどで
悪いところがたくさんあって、
積算するとこんな金額になってしまった。

この車を購入して8年目に入る。
走行距離が10万キロ近くになると、
いろいろ悪いところが出てくるようだ。
こんなに掛かるのなら、買い換えればよかったかも。

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