プレステージ(クリストファー・ノーラン監督)
クリストファー・ノーラン監督の「プレステージ」を見てきた。
19世紀末のロンドンで繰り広げられる
2人のマジシャンの物語。
アンジャー(ヒュー・ジャックマン)とボーデン(クリスチャン・ベイル)は
友人であり、ライバルでもある人気マジシャン。
ところが、アンジャーの妻(パイパー・ペラーボ)が、
脱出マジックのときに、事故で亡くなってしまった。
ほどけるはずの縄を結んだのはボーデンで、
意図的だったのか不注意だったのかは分からずじまい。
その後の2人は、お互いに足を引っ張り合うようになる。
やがて2人は「瞬間移動」のマジックで争うことになるが、
そっくりさんを使ったアンジャーに対し、
ボーデンの芸は完璧で、誰にもトリックが分からない・・・
ネタばれになるのでこれ以上は書かないが、
なんだそんなことっていう単純なもの。
まあ、マジックってそんなものかもしれないけど。
見終わって、ストーリーを思い出しながら
もう一度見たくなってしまった。
単純なトリックなのに、ではあの場面はどっちだったの?
なんて考えると、気になってしまう。
あ、これ以上はダメだね。
おもしろかったけれど、問題が無くもない。
最後に登場する、オカルトというか、非科学的なマシーンのこと。
これはないよ、と思う。
ただし、マイケル・ケインと
スカーレット・ヨハンソンの演技は絶品。
というわけで、★★★★
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