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June 30, 2007

神尾真由子が チャイコフスキー・コンクールで優勝

モスクワで開催されている、
第13回チャイコフスキー国際コンクールのヴァイオリン部門で、
神尾真由子が優勝した。

asahi.com

そういえば前回は、上原彩子の優勝(ピアノ部門)で
日本全体が盛り上がった。(ウソ、一部のクラファンと地元だけ)
ヴァイオリンの優勝者は90年の諏訪内晶子以来という。
神尾さんは、10代から活躍していたので
腕は確かだが、新鮮味には欠ける。
昔はチャイコフスキー・コンクールというと、
一番権威ある音楽コンクールで、
優勝は、それこそオリンピックの金メダルくらいの
価値があると思っていたが
実際に盛り上がっているのは、
コンクール至上主義の日本と韓国
そして、主催国ロシアくらいのものだろうか。
スポンサーがTOYOTAというのも有利なんだろうね、
日本人にとっては。

神尾さん、久しぶりに顔を見たけど
何だか、スケートの荒川静香に似てきた。

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June 28, 2007

洲本温泉へGO!(その2)

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洲本温泉旅行の報告その2。

初日は淡路島から徳島県鳴門市まで足を運び、
うず潮の見学。
まずは「渦の道」へ。
ここは大鳴門橋の橋桁に設置された遊歩道。
鳴門側から450m歩くと展望台があり、
ここから、うず潮を見下ろすことができる。
床にガラスがはめ込まれている場所がいくつかあって
勇気のある人はここから下界をのぞく。

うずしお観潮船「わんだーなると」に乗って、
今度は船から間近でうず潮見学。
時間的にはちょうど良かったため、
うず潮らしきモノを見ることができた。
しかしこの潮流の激しさには驚いた。

夕方までには洲本温泉の観光ホテル
「サンプラザ」にチェックイン。

翌日は朝から神戸に向かう。
中央区の「人と防災未来センター」へ。
阪神・淡路大震災での教訓を後世に継承しようと設立されたもので、
震災時の貴重な映像や、直後の街のジオラマには圧倒された。
まちづくりの原点は、防災なんだと実感。

午後からは大阪市天王寺区にある和菓子の「本松葉屋」へ。
ここの菓子職人、西尾智司さんは、
TVチャンピオンで優勝したり、
「食の人間国宝」や「現代の名工」を受賞たりするなど、
業界では超有名人。
その本人から店頭で説明を受け、
こちらから押し掛けたにもかかわらず、
お土産までいただいてしまった。

というわけで、気持ちよく帰路についた。

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June 27, 2007

1泊で、淡路島の洲本温泉へGO!

1泊で、淡路島の洲本温泉に行ってきた。
で、知ったんだけど、
淡路島って兵庫県だったんだ。

初日
明石海峡大橋ー北淡震災記念公園ー観覧船から鳴門のうず潮観賞ー
洲本温泉
2日目
人と防災未来センター見学ー本松葉屋見学
という結構ハードなバス旅行。
これって一応、仕事というか業界のお付き合いというか・・・

初日の午前中からバスの中では大宴会が始まった。
やれやれ、ワタシはずっと狸寝入りをしていたのであった。

写真のアップは明日にでも。

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June 24, 2007

新国立劇場「ばらの騎士」

Bara


新国立劇場で「ばらの騎士」を見てきた。
トーマス・ノヴォラツキー芸術監督の
最後の新演出となったが、
今までの集大成ともいうべき、
大変上質な舞台となった。

まずは演出のジョナサン・ミラー。
簡素だが格調ある舞台装置、衣裳が素晴らしい。
そして細部まですべて計算ずくの演出は、
見事というほかない。

粒ぞろいの歌手の中で最も賞賛すべきは、
元帥夫人のカミッラ・ニールント。
気品にあふれた容姿は、この役柄にぴったり。
一幕最後の独白の場面、
中年女性の心の揺れをコントロールされた歌唱で表現した。

次に、オクタヴィアンのエレーナ・ツィトコワ。
新国立劇場では4年前、フィガロの結婚で
愛らしいケルビーノ役を演じ切っていた。
このオペラでは、伯爵で元帥夫人の愛人、
さらには女装の手伝いさんも演じるという難役。
舞台を所狭しと走り回って八面六臂の活躍、
安定した歌唱力も披露し、
3幕の三重唱、二重唱では
絶妙なハーモニーを聴かせてくれた。

ほかにも、オックス男爵のペーター・ローゼは、
抜群の安定感でコミカルな役柄を演じ切った。
ゾフィーのオフェリア・サラだけは、
大柄な身体でちょっとイメージが違ったかな。

メインは外国人で固められたプロダクションだったが、
日本人キャストも負けてはいない。
特に警部の妻屋秀和とテノール歌手の水口聡は
存在感たっぷり。
カーテンコールでも大きな拍手が送られていた。

ペーター・シュナイダー指揮の東京フィルハーモニーも大健闘。
シュトラウス・サウンドを堪能させてもらった。

●R.シュトラウス 楽劇「ばらの騎士」
'07.6.17 新国立劇場オペラ劇場

指揮:ペーター・シュナイダー
演出:ジョナサン・ミラー
美術・衣裳:イザベラ・バイウォーター
照明:磯野 睦
舞台監督:大澤 裕

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団

元帥夫人:カミッラ・ニールント
オックス男爵:ペーター・ローゼ
オクタヴィアン:エレナ・ツィトコーワ
ファーニナル:ゲオルグ・ティッヒ
ゾフィー:オフェリア・サラ
マリアンネ:田中三佐代
ヴァルツァッキ:高橋 淳
アンニーナ:背戸裕子
警部:妻屋秀和
元帥夫人の執事:秋谷直之
ファーニナル家の執事:経種廉彦
公証人:晴 雅彦
料理屋の主人:加茂下稔
テノール歌手:水口 聡
帽子屋:木下周子
動物商:青地英幸
レオポルド:三戸大久

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June 22, 2007

ブラバン/津原泰水

Blass


津原泰水の「ブラバン」を読んだ。

場末の飲み屋を経営する他片が主人公。
30半ばを過ぎ、経営する店は赤字続き、
まったく冴えない人生が続いている。
他片は高校時代、吹奏楽部でコントラバスを弾きながら、
軽音楽部にも所属しバンドを組んでいたくらいの音楽好きであった。
ある日、彼の元に、あこがれの先輩で
トランペットを吹いていた桜井の結婚話が届いた。
そして彼女の披露宴での演奏を頼まれ、
高校時代のブラバンの再結成を画策する・・・

現在と、高校時代の回想が交錯しながら物語は進む。
とにかく登場人物が多くて、
巻頭の名簿と照らし合わせながら読んでいった。
一人一人の人物描写が浅くて、
印象に残る人物はわずか。

しかし、吹奏楽だけでなく
音楽全般に対する著者の知識と愛情は、
並々ならぬものがある。
40代の音楽好きには、読んでいる間じゅう、
わくわくしっ放しの、たまらない作品。
映画映画化したら、きっと楽しいだろうな。

というわけで、★★★★☆

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June 21, 2007

ツボにはまったCM

滅多にテレビを見ないのに
偶然目にしてツボにはまったCMがある。

日産の自動車「キューブ」のCM。
草原の中でオオカミに追い掛けられるヒツジ。
全速力で逃げるヒツジだが、
やがてオオカミに捕われ、万事休す。
この場面に出くわしたのがキューブ・・・っていう内容。

詳しくはこのサイトで。

日産キューブ ブログ

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June 15, 2007

同窓会

明日は25年ぶりに、大学のクラブの同窓会。
ESS、当時はどこの大学にでもあったんだけど、
今はどうなんだろう。
あの頃はNOVAもなかったしね。

会うのは卒業以来という連中がほとんどで、
30人くらい集まるらしい、
だれが出席するかは、幹事から聞かなかった。
当日のお楽しみということで。

日曜は初台の新国立劇場でオペラ「ばらの騎士」。
R.シュトラウスの世界に酔ってこよう。

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June 11, 2007

街の灯(C.チャップリン監督)オーケストラ Live Cinema

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映画「街の灯」が生オケ付きで上映されるというので
多治見まで見に行った。

街の灯はいわずと知れた、チャップリンの不朽の名作。
私も高校時代にスクリーンで見て以来、
オールタイムベスト10を聞かれたら
必ず上位に挙げているほどのお気に入り作品。
たぶん、一番泣ける映画だと思う。
泣けるというのは、感動と笑いの両面で。

1930年代の不況の中、
浮浪者が街角で花を売る美しい娘に出会った。
娘は盲目であったが、金さえあれば手術が受けられるという。
金策に走り回る浮浪者、
一攫千金を夢見て、ボクシングにも挑戦する・・・

ボクシング場面は笑えて、笑えて、涙が止まらない。
そして映画史上に残るエンディングにも、これまた涙。

さて、生オケ付きの上映会ということで、
大きなスクリーンの前、いわゆるオケピットに位置に
京都市交響楽団が入っていた。
効果音を担当する打楽器は
ピット内でなく舞台の両袖に陣取り、
指揮者というより、映像を見ながら演奏していたように思う。

生演奏は大迫力で最初、違和感を感じたが
次第に慣れてきて、スクリーンの中に引き込まれていった。
それよりも感動的だったのは、
パーカッション群による生の効果音。
ピストルの発射音、ボクシングのゴング、ピアノの音色、
その他さまざまな擬音など臨場感あふれる演奏で、
70年以上も前の白黒無声映画に新しい生命を注ぎ込んだ。

斉藤一郎指揮京都市交響楽団によるこの企画、
すでに3本が上映されたらしい。
キッド」「モダンタイムス」そしてこの「街の灯」、
今後も続くのなら、他の作品もぜひ見てみたい。

●喜劇王チャプリン 没30年記念事業
 「街の灯」オーケストラ Live Cinema
'07.6.9 多治見市文化会館大ホール

指揮:斉藤一郎
演奏:京都市交響楽団

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June 10, 2007

30年ぶりのジーンズ

Jeans


30年ぶりにジーンズを買った。
学生時代はほとんど1年中、ジーンズで過ごしたが、
社会人になってからは機会が少なくなり
ここ20年は全くはいたことがない。

欲しくなった理由は特にない。
1本あればいいなと思いながらも
購入するまでにはいかなかった。

ジーンズを買うなら“45rpm”と決めていたので
昨日、名古屋のショップに立ち寄った。
で、ジーンズ1本とTシャツ1枚を購入。
45rpmのってどうしてこんなに高いの?
ビンテージならともかく新品なのに。

でもこれで、当分ジーンズを購入する必要ないだろうし、
ずっと長くはいていられそう。
体型が変わらなければ、という条件つきだけど。

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June 01, 2007

伊東豊雄 建築 新しいリアル

Omote


建築家、伊東豊雄の最新のプロジェクトなどを紹介する
企画展「建築 新しいリアル」を5月19日、
仙台市のせんだいメディアテークで見てきた。
この会場は彼の代表作でもある。

伊東豊雄の建築とその思考の軌跡をたどるコーナーは、
作品の写真や図面、スケッチなどのほか、
一緒に仕事をした人たちのインタビューや、
作品を批評する新聞記事など、なかなか見応えがあった。
昨年竣工した、わが街の市営斎場「瞑想の森」も。

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一番興味深かったのは、
最新プロジェクトである、台中の「メトロポリタン・オペラハウス」。
洞窟のような構造に驚かされる。
いつかここで、オペラを見るのが夢になりそう。

Taipei001


この日はちょうど青葉まつりの宵まつりの日。
あいにくの雨模様だったが、
定禅寺通り周辺は、すずめ踊りの踊り手たちと
観客でいっぱいだった。

仮設テントでは「スズメ有リマス」との表示が。
何だろうとのぞいたら、すずめ踊りのグッズが
いろいろ取り揃えられていた。

Suzume_ari

Suzume_goods

歩いていると、この踊りのキャラクター
「すずのすけ」の着ぐるみと遭遇。
これがなかなかかわいい。

Kigurumi

と、ここで踊り手たちが登場。
立派なのぼりとおそろいの衣装。

Odorite001

実際に踊っている姿はこんな感じ。
扇子を両手に持って踊るのが基本のようだ。

Odoru

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