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December 21, 2006

鴨川ホルモー/万城目学

Kamogawa


万城目学の処女作「鴨川ホルモー」を読んだ。

何をするのかよく分からないサークル「京大青竜会」に入ったのは、
さだまさしを師と仰ぐ安倍と帰国子女の高村。
彼らを待ち受けていたのは、
立命館、龍谷、京都産業の4大学対抗による競技「ホルモー」だった。

ホルモーとはどんな競技なのか。
ネタばれになるので、ここでは書かない。
物語は、安倍、高村の2人を中心に、
青竜会内での人間模様を描いた青春小説。
おかしくて、ちょっぴりほろ苦くて、
いい味に仕上がっている。

最後に本性をあらわす楠木に、
ワタシは最初から目をつけていた。
めがねを取れば、きっとかわいいんだろうなと。
予想は当たった、オンナを見る目、やっぱりあるんだ。

深みはないけれど、
短距離を全力疾走したような爽快感がいい。

評価は★★★★★

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