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October 04, 2006

配達あかずきん/大崎梢

Haitatu


本の雑誌」今年上半期ベストテンの第2位、
大崎梢の「配達あかずきん」を読んだ。

駅ビルの書店「成風堂」を舞台にした短編連作で5作品を収録。
書店のお仕事にまつわる事件を店員が解明するという
ミステリーの連作。

年間40、50冊読んでいると、
どうしても生理的に受け付けない、とか、
好きになれない本って何冊かある。
この本もそんな1冊。
ちまたでは評価が高いし、
確かに目の付けどころがうまいなとは思いながらも
ミステリーとしては中途半端で違和感を感じた。

でも書店の配達業務だとか、ディスプレイのこととか、
新しい発見はあった。

というわけで、5段階評価は★★★

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Comments

お久しぶりです。
ここのところ、仕事で行き詰ってまして、仕事関係以外の本を読む速度が極端に落ちています。

で、ちょっとあいたときの時間つぶし用の文庫本を物色しに久しぶりに本屋さんへ。

眼にしたとたん、買うことを決めたのは文庫本ではなく、海道尊の「ナイチンゲールの沈黙」。
あの「チーム・バチスタの栄光」第2弾です。
帯説明によると今回も主人公は”愚痴外来”の田口医師と例の白鳥コンビらしい。

もう少しで仕事の区切りがつくので、そしたら一気に読みたいと思います。

Posted by: kubori | October 07, 2006 10:36 PM

kuboriさん

白鳥コンビの第二弾、出ているのですね。
このところ遠出が続き、書店も遠ざかっています。
近いうちに立ち寄って、新刊情報を仕入れてきこようかな。
まずは「ナイチンゲールの沈黙」
私も読んでみます。

Posted by: るうかす | October 11, 2006 12:28 AM

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