東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~/リリー・フランキー
ロングセラーになっている
リリー・フランキー「東京タワー」を
今さらながら読んだ。
著者の自伝的小説。
3歳のときにオカンとオトンが別居、
それ以降、転居を繰り返しながらのオカンとの二人暮らし。
高校入学とともに親元を離れ、大学は東京へ。
大学卒業後、自堕落な生活を送っていたが
次第に仕事にも恵まれ安定してきたところで、
オカンを東京に呼び寄せ、15年ぶりに2人での生活を始める。
そしてオカンとの別れの日が来る。
東京タワーの見える場所で・・・
ユーモアあふれる文体で笑わせてくれる。
泣ける場面も少なくない。
オカンが著者の大学の卒業証書を出して言う。
「これが、あたしの全財産」には感涙した。
ワタシも4年間東京の大学に行き、
ずいぶん父親のすねをかじった。
故郷に帰り就職、さあ親孝行でもと思っていたところで
急逝した父の姿がオカンに重なった。
ただ気になるのは著者と母親との関係、
いわゆるマザコンそのものではないか。
あまりにもねっとりとして、ワタシは気持ちが悪かった。
著者はあるインタビューで、男はみなマザコンだ、
と決めつけていたが、それは断じて間違いである。
というわけで、5段階評価は★★★★
【今日の歩数】0歩(歩数計を持ち歩くの忘れた)
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