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August 31, 2006

ぬいぐるみ付き「のだめカンタービレ15巻 限定版」

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6月に購入し書棚に積んだままになっていた
二ノ宮知子の「のだめカンタービレ15巻」を読んだ。
このマンガに、はまった当初ほどではないが、
面白さは相変わらず。
今秋のドラマ化もちょっと気になるところだ。

15巻の限定版には、何と
マングースのぬいぐるみが付いていた。
お腹を押すと「ギャボッ」と鳴く機能があって、
なかなか楽しめる。
もっとも「ギャボッ」とは聞き取れない。

長女が、欲しいと持っていったが、
すぐに飽きて、今はテーブルの上にぽいと
置きっ放しになっていた。
チェーンはついているものの、
ちょっと大き過ぎて(15センチくらい)
かばんにも携帯にも、付けるのは恥ずかしい。

ところで、このぬいぐるみは完全限定、
事前予約でのみ手に入るということだった。
プレミアが付くと思っていたが、
ヤフオクを見るとそれほどでもない。

あまり愛着も持てないし、
ちゅうぶらりんで、今のままでは、ちょっとかわいそう・・・

というわけでマンガの5段階評価は、もちろん★★★★★

【今日の歩数】8,994歩

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August 29, 2006

チーム・バチスタの栄光/海堂尊

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海堂尊のデビュー作「チーム・バチスタの栄光」を読んだ。
第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞している。

米国帰りの外科医桐生が率いるチーム・バチスタ。
バチスタと呼ばれる心臓外科の手術を専門に手掛け
その成功率は100パーセントを誇るエリート集団だったが、
立て続けに失敗する。
術死は偶然、医療事故、あるいは故意によるものなのか、
神経内科の田口医師が指名され、
内部監査に乗り出してゆく。
聞き取り調査をするうちに
チーム・バチスタの裏側が見えてくる・・・

ミステリーとしては謎解きの部分が平凡だが、
作品全体としてはよくまとまっている。
とても処女作とは思えない出来である。
チーム・バチスタの面々や
その他の登場人物にインパクトがある、っていうか
途中から登場する白鳥は、あまりに濃〜いキャラで
ワタシは拒否反応が出た。

病院や手術の現場のリアリティは、
さすが現役の医師だけある。
血を見るのが嫌いで
医学部をあきらめたワタシ(ウソ)にとっては
克明な描写は心臓ばくばくもんであった。

というわけで、5段階評価は★★★★

【今日の歩数】3,712歩
【昨日の歩数】6,023歩
【一昨日の歩数】4,234歩

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August 27, 2006

ざらざら/川上弘美

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川上弘美の短編集「ざらざら」を読んだ。
偶然、図書館の新刊コーナーで手にしたのだが
これが思いもよらぬ大傑作。
“珠玉の”とは、この作品のためにあると言い切ってしまおう。

片思い、不倫、熱愛、失恋など、
女性のさまざまな恋愛模様を描いた23の短編集。
独特のふわふわ感というか、ほんわかとさせられる文体だが
実は1編1編が濃厚な恋愛小説で、
ワタシは十分に堪能させてもらった。

大好きな中林さんへの思いを綴る「コーヒーメーカー」
“あいたいよ。あいたいよ。二回、言ってみる。
それからもう一回。あいたいよ”

せつない・・・

ほかにも、黒田課長とのフリンを描いた「びんちょうまぐろ」、
旅先での大学生との短いながらも濃厚な恋「同行二人」など、
味わい深い作品がずらりと揃う。
一気読みした後、また1編ずつじっくり味わった。
この夏一番の収穫。

というわけで、5段階評価は★★★★★

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August 25, 2006

陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎

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伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」を読んだ。

嘘を見抜く才能を持つ公務員の成瀬、スリの名人の若い久遠、
演説の達人である響野、そして秒単位の体内時計を持つ雪子、
この4 人組は一度も失敗したことのない、百発百中の銀行強盗団。
ところが4千万円を奪って逃走中に偶然、
現金輸送車強奪犯のグループと鉢合わせになり、
車を現金ごと奪われてしまった。
何とか現金を取り戻そうと画策する4人・・・

魅力あるキャラクター、テンポのよい洒落たストーリーで、
伊坂作品としては、深読みする必要がなく
エンターテイメントとして気軽に楽しめた。
あまりに出来すぎているのと、
こじんまりとまとまってしまったために、
ふだんから毒のある伊坂作品を読んでいる読者には
少々物足りないかもしれない。

続編が先日発売になった。
陽気なギャングの日常と襲撃
これからきっとシリーズ化していくに違いない。
そう言い切れるくらい
4人のキャラがうまく設定してある。

というわけで、5段階評価は★★★★


【今日の歩数】9,117歩

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August 24, 2006

CAFE banyantree(カフェ・バンヤンツリー)

今春のオープン以来、
お気に入りカフェのひとつとなった
“CAFE banyantree”。
場所は尾張一宮駅の西500m、
白で統一された店内は明るく、
いつも女性客でにぎわっている。
アロマが立ち込めているので、
苦手な人は困るだろうな。

コンセプトはずばり
“LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)”。
オーガニック食材にこだわった料理が豊富に揃っている。
当然、店内は全面禁煙。
自然環境や健康的な暮らしなんて、
まったく関心がない人でも入れるのでご安心を。
実際、昼間は近所の普通のおばちゃんもよく見かける。

お気に入りの本を1冊持ち込んで、
ゆっくりアールグレイを飲みながらの読書、
この店でのワタシのスタイル。

25時まで開いているという、
この地域では貴重なお店。

●CAFE banyantree
 一宮市平和2-2-1
 TEL:0586-46-5800


【今日の歩数】1,593歩
【昨日の歩数】4,166歩

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August 22, 2006

蕎麦 春風荘

友人宅に行くときに偶然見つけた
蕎麦の「春風荘」。
目立つ看板はなく、落ち着いたたたずまいが
とても気になっていたので、
先日、立ち寄ってみた。

後で知ったのだが、ネットでググると、
名古屋市内では有名な蕎麦屋らしい。
店主は、千葉県柏市の知る人ぞ知る名店「竹やぶ」で修行したという。
「なるほど、この味は!」と、知ったかぶり、
ワタシ、竹やぶ、行ったことありません・・・

さて、この日注文したのは定番の「せいろ」。
蕎麦は喉越しがいい、
ツユは薄めだが辛さはある。
名古屋にしては、なかなかの店、
また時間をつくって訪れることにしよう。

●蕎麦 春風荘
 名古屋市中区千代田3-31-20 千代田セントラルビル1F
 Tel. 052-331-5075

【今日の歩数】4,050歩

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August 21, 2006

PAL'LAS PALACE(パラスパレス)

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週末は久しぶりに妻と名古屋へ買い物。
秋物の品揃えは、まだまだこれからということで
いつものショップをぐるぐる回っただけ。

妻の最近のお気に入りは「パラスパレス」。
名古屋では名鉄セブンとラシックにショップがある。
以前はSHIPSやマーガレットハウエルで購入することが多かったが
さすがに50歳近くになると、年齢的にも体型的にも無理が生じてきた。
そこで見つけたのがこのブランド。
藍染めや白糸刺繍、植物のプリントなどを木綿に施した和のテイスト、
なのに、とても品のいいデザインだ。
スカートからシャツ、ジャケット、ブルゾンなど
一通り揃っている。
メンズもあるが、ワタシには似合わないのでパス。

面白いのは、購入した商品のラッピング。
オリジナルの風呂敷で包み、
持ちやすいように取っ手を作ってくれる。
何か得した気分になる、
なかなか洒落ているし、いいアイデアだと思う。

【今日の歩数】3,271歩

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August 20, 2006

東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~/リリー・フランキー

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ロングセラーになっている
リリー・フランキー東京タワー」を
今さらながら読んだ。

著者の自伝的小説。
3歳のときにオカンとオトンが別居、
それ以降、転居を繰り返しながらのオカンとの二人暮らし。
高校入学とともに親元を離れ、大学は東京へ。
大学卒業後、自堕落な生活を送っていたが
次第に仕事にも恵まれ安定してきたところで、
オカンを東京に呼び寄せ、15年ぶりに2人での生活を始める。
そしてオカンとの別れの日が来る。
東京タワーの見える場所で・・・

ユーモアあふれる文体で笑わせてくれる。
泣ける場面も少なくない。
オカンが著者の大学の卒業証書を出して言う。
「これが、あたしの全財産」には感涙した。
ワタシも4年間東京の大学に行き、
ずいぶん父親のすねをかじった。
故郷に帰り就職、さあ親孝行でもと思っていたところで
急逝した父の姿がオカンに重なった。

ただ気になるのは著者と母親との関係、
いわゆるマザコンそのものではないか。
あまりにもねっとりとして、ワタシは気持ちが悪かった。
著者はあるインタビューで、男はみなマザコンだ、
と決めつけていたが、それは断じて間違いである。

というわけで、5段階評価は★★★★

【今日の歩数】0歩(歩数計を持ち歩くの忘れた)

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August 19, 2006

Jリーグ 名古屋グランパスエイトVSジュビロ磐田

瑞穂陸上競技場へグランパスエイトの応援に行ってきた。
久しぶり、っていうか、生サッカーは日韓W杯以来のこと。
ストイコビッチ引退後、
ふがいない試合が続いていたため、
気持ちが遠のいていたのは事実。

でもって今日の試合は、3-1の完勝。
これで4連勝、一時はJ2降格も覚悟しなければならないほど不振が続いたが、
やっと波に乗ってきた。
ノルウェー代表のヨンさま、こと、ヨンセンが加わってから
不思議なくらい、チームにまとまりが出てきた。

何と言っても先制点となった本田圭佑のゴォール!!!
右45度のゴールエリア外からミドルが炸裂。
本代表に選ばれてもおかしくない活躍ぶりだ。
2点目は、同じく本田のフリーキック、
何と何と、代表キーパーの川口能活がポロリ、
そのままゴールネットを揺らした。
ここまでが前半。

後半はジュビロも仕掛けてきて、
流れるようなパスワークからのシュートも何本か見られた。
ここでハットトリックを狙おうという本田が、
この日2枚目のイエローカードをもらい退場、
1人少ない人数での厳しい戦いとなった。

が、グランパスに3点目が入る。
コーナーキックから中村が蹴ったボールを
秋田が頭に合わせた、ドンピシャのゴール。
これで試合は決まった。
終了のホイッスル直前、
ジュビロのカレン・ロバートがゴール前で
どさくさまぎれに1点入れるも、時すでに遅し、
グランパスの快勝!

次節はガンバ大阪、
この連勝がホンモノかどうか、実力を占う意味でも大切な試合だ。

ところで今日はVIP席での悠々観戦。
VIP専用駐車場に車をつけ、
VIP専用入り口で受付を済ませると、
左胸に赤いリボンが。
おねえさんの案内でVIP専用エレベーターへ。
4階まで上がり出たところがVIP席。
座るとおねえさんが、飲み物と軽食は何がいいか聞いてくる。
途中、デザートを配布するなど、至れり尽くせり。
あ、もちろん食べ放題、飲み放題ね。

【今日の歩数】5,882歩
【昨日の歩数】4,651歩

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August 17, 2006

にぎやかな天地/宮本輝

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久しぶりの宮本輝は「にぎやかな天地」、
期待していただけに物語の展開には不満が残った。

「豪華限定本」を手がけるフリーの編集者が主人公。
老紳士からの依頼で「発酵食品の本」を編集する過程を縦糸とするならば、
主人公やその他の登場人物の親子関係、人間関係が横糸で、
タペストリーのようにていねいに織られていく。

好色な料理評論家など魅力的な人物も登場するが
こと恋愛に関しては、主人公が歯がゆくてならなかった。
いかにも出来すぎている物語もマイナス要因か。
宮本輝の次回作に期待。

というわけで、5段階評価は★★★★

【今日の歩数】3,149歩
【昨日の歩数】4,315歩

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August 15, 2006

贄の夜会/香納諒一 

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香納諒一の「贄の夜会」を読んだ。
香納作品は初めて。

「犯罪被害者家族の集い」に参加した女性2人が、
帰り道で何者かに殺害される。
一人は女性ハープ奏者で両手首を切断、
もう一人はその知人女性、
こちらは、頭を石段に叩きつけられているという
猟奇的な殺人事件。
事件を担当する警視庁の大河内の周りには、
被害者の夫、集いに関わる弁護士など
怪しい人物が次々に登場し、
事件は複雑な構図に・・・

猟奇殺人あり、警察内部告発あり、
ハードボイルドあり、
さまざまな要素がてんこ盛りの社会派ミステリー。
600ページ近い厚さで読み応えも十分。

最後の最後までハラハラ、ドキドキ、
読後感は、とってもおもしろかった!
けど、登場人物が多く人間関係も複雑で、
焦点が散ってしまったという印象はぬぐい切れない。

というわけで、5段階評価は★★★★

【今日の歩数】5,537歩

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August 14, 2006

雪屋のロッスさん/いしいしんじ

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いしいしんじの「雪屋のロッスさん」を読んだ。
不思議な魅力の短編小説集。
大人のためのおとぎ話、あるいはショートショートだろうか。

短いものでは見開き2ページにも満たない短編が
30編、収められている。
どれも何かの仕事を持っている人や動物、モノなどが主人公。
何でもないようなストーリーのなかに、
人生の悲哀を感じる場面が出てくる。
ワタシが一番好きなのは「風呂屋の島田夫妻」、
うーん、見事な短編、
じわっとこみ上げてくるものがあった。

装丁は今年一番かも。
濁点や点が「・」となっている、タイトルの独特な活字、
シンプルで清楚な表紙、
肌触りのよい紙質、
手元に置いておくだけでうれしくなる、
あるいは癒される本。

というわけで、5段階評価は★★★★


【今日の歩数】4,795歩

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August 13, 2006

モリコロ・・・

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近くの公園に、モリゾー&キッコロが登場するというので
いそいそと出掛けてきた。
実はこのイベント、ワタシも少なからず関わりがあって、
企画の段階で、
モリコロを呼びたい!
とわがままを言ったところ、
公園のイベント担当者が博覧会協会に問い合わせてくれた。
「万博のテーマを継承する目的」であれば
簡単に借りられる、いや、呼べるらしい。

というわけで、
倉庫で袋に入っているところ、
登場前の記念撮影、
いよいよ登場、という写真がこれ。
本当は中に入りたかったのだが、
着ぐるみのプロ2人がスタンバイしていたので、
夢は叶わなかった。

明日も登場予定、
気になる人は河川環境楽園に集合。
1日3回、先着50名限定で記念写真が撮れるよ。

【今日の歩数】3,205歩

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August 12, 2006

ネット予約できる市立図書館

市立図書館のネット予約をよく利用している。
本が準備できたときには、メールで連絡してくれるのも便利。
今日、そのメールが届いた。

予約受付日:2006/03/17 受取指定館:本館
タイトル:東京タワー

なんと5カ月待ちだったわけだ、リリー・フランキーさん。
次の人のために、1日で読み終えるようにしたい。

【今日の歩数】4,594歩

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August 11, 2006

1日に2件の火事を目撃

昨日は地元の花火大会。
8時半に終了したあとも、用があって会場にいたら、
川の対岸で巻きわら船が炎上し始めた。
花火が上がっている間、
提灯をつけながらずっと川を上下していた船。
今朝の新聞によると、
外した後、一カ所にかためておいた提灯から火が出でたようだ。
花火直後で、消防車が会場に近づくことができず
その間に、ほぼ跡かたもなく全焼した。

それから2時間後、
帰宅しお風呂にも入り、さて寝ようとベッドに入ったら
聞こえてきたサイレンの音。
窓の外を見ると、1キロほど西で建物が炎上しているのが見えた。
翌日は仕事で5時半起きの予定だったので、
何とか寝ようと思っても、サイレンの音や
パチパチという炎上の音で、まったく寝付けない。
気がついたら、外は明るくなっていた。
これも新聞情報によると不審火、
つまり放火の可能性があるとのこと。
物騒なことだ。

というように、1日で火災現場を2回も見てしまった。
こんなことって、もうないと思う、というか
二度とあってもらっては困る。

【今日の歩数】13,004歩
【昨日の歩数】8,310歩

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August 08, 2006

The Beatlesの全アルバム

思いつきで、この夏にThe Beatlesのアルバムを
すべて聴き返すことにした。
英国版オリジナルアルバムの、
“Please Please Me”、“With the Beatles”から、
“Let It Be”までの12枚に、
“Magical Mystery Tour”、“Past Masters Vol.1&Vol.2”を
合わせた計15枚で、ほぼ全曲を網羅している。

LPレコードならすべて持っているのだが、CDは数枚。
さすがにもったいなくて、買い換えていない。
そこで、近くの図書館とレンタルショップで借り、
iPodに入れて、主に車内で聴いている。

今日は“With the Beatles”までを聴き終えた。
楽曲、アレンジともさすがに古く感じる。
聴き応えのあるのは“Rubber Soul”以降だろうな。

【今日の歩数】6,613歩
【昨日の歩数】3,065歩

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August 06, 2006

ゲルギエフ指揮PMFオーケストラ名古屋公演

ゲルギエフの指揮を見るのは今年5回目。
通算では10回以上になるが、
この日のマエストロは今までになく熱かった。
スーパーオケ、ウィーンフィルや
蜜月のロッテルダムフィルと比較するのは酷であろうが、
ひたむきに指揮者についていこうとするPMFオーケストラの姿を、
ずっとわくわくしながら見ていた。

メインのチャイコフスキー5番は
パワー全開で鳴りまくっていた。
ゲルギエフはいつもより緩急をつけ、
オケはリズムを乱し、あやうい場面もあったが、
何とか最後まで走り切った。
単純に比較はできないが、ワタシ的には、
ゲルギーが指揮したウィーンフィルとの
チャイコフスキー4番以上に興奮した。

休憩前のペトルーシュカも、
ソロの金管、木管がほぼ完ぺきな出来。
特に1st、2ndトランペットと、
ファゴット、フルートのソロは本当にうまい。
ただ、全体的には上品にまとまりすぎてしまったかも。
若いオケだからもっと荒くても伝わるものがあると思う。

いやぁ、PMFオケ、楽しませてもらった。
来年も名古屋公演があることを期待したい。

●ワレリー・ゲルギエフ指揮PMFオーケストラ
'06.8.2 愛知県芸術劇場コンサートホール

モーツァルト/ファゴット協奏曲変ロ長調
(ファゴット:ダニエル・マツカワ)
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)
(休憩)
チャイコフスキー/交響曲第5番ホ短調

【今日の歩数】3,230歩

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August 04, 2006

新しい芝刈り機

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芝刈り機を新たに購入したので
早速、自宅の庭で使ってみた。
NationalのEY2273といって、
いちおう、電動タイプでは最上級。
今使っているものが調子悪く、
ちょっと奮発したつもり。

わが家では3代目で、
1、2代目はリョービ製、
National製は今回が初めてのこと。
家電メーカーよりは専門メーカーのほうが
製品としては上だと思っていたのだが、
試してみてわかった、
Nationalのこの製品の性能は
これまでのものとは比べるべくもない。
まずは切れ味がすばらしいこと、
つぎに静かであること、
さらに、さまざまな工夫が凝らしてあること。
家電メーカーは主婦層を意識しているので、
使い勝手は数段上といえる。

National製品、けっして安くはないが
やはり道具には金を掛けるべきであることを
再認識した。

真夏の芝刈りは辛い、
しかしこれを使えば快適で、作業が楽しくなってくる。
当分は2週間おきに芝刈りをしようと思っている。

【今日の歩数】5,777歩

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August 03, 2006

岐阜県庁の裏金問題

今日の朝日新聞(名古屋本社)夕刊一面の記事、
岐阜県庁の裏金事件で、調査チームの調査結果が発表された。
'94年度当時で、総額は約4億6600万円、
現在も残高は約2億6500万円となっている。

(まあまあ、想定内)

情報公開条例の施行をきっかけに裏金づくりが難しくなり、
各課などが保管していた裏金は凍結状態になった。

(うむうむ・・・)

'99年4月の組織再編を前に、裏金の表面化や分散を避けるため、
当時の副知事の指示で組合の管理口座への移し替えが行われた。

(えっ、岐阜県は副知事を2人置いているけど、
これって自殺したあの副知事? 
死人に口無し・・・

どうやら、森元副知事のようですね

同口座に移し替えられずに職員らが保管していたうち約500万円は、
職員らが処置に困って焼いたり捨てたりしたことも分かった。

(焼いたり捨てたり? げっ、ウソでしょそれ、絶対ウソ、
でも、ホントだったら、それはそれですごい)

というわけで、まだまだ波紋を広げそうな
岐阜県庁の裏金問題であります。

【今日の歩数】1,965歩(ウォーキング、そろそろ再開しないと・・・)
【昨日の歩数】6,243歩
【一昨日の歩数】7,841歩

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