かもめ食堂(荻上直子監督)
W杯ばかり見ていたので、久しぶりの映画。
タイトルにそそられて出掛けた「かもめ食堂」。
このところ日本映画にアタリが多かったが
これもお気に入りの1本となった。
ヘルシンキの小さなカフェ・レストラン「かもめ食堂」。
店主の日本人女性サチエは、
日本の家庭料理をヘルシンキの人々に食べてもらおうとするが、
なかなかお客が寄り付かない。
そんなところに日本人女性2人が転がり込んできた・・・
サチエ役、小林聡美の凛とした美しさに目を奪われた。
ワタシは、デビュー作「転校生」以来のファンで、
とても自然な演技に、胸がきゅんとなってしまった。
それから、片桐はいりと、もたいまさこ、怪優ですな。
長回しと必要最小限のBGMで、
独特の空間、間合いを作り出している。
これが好きか嫌いかで、この映画の評価は大きく変わってくる。
女性3人がどうしてヘルシンキを訪れたのか、
ワケありのはずなのに、
そのところの謎解きはされずに終わるのは、
想像力がかき立てられて悪くないと思う。
売り切れで手に入らなかったが、
バッグの形をした変形のパンフレットは秀逸。
ヤフオクでゲットせねば。
というわけで、5段階評価は★★★★★
【今日の歩数】7,554歩(あとちょっとで1万歩だったのに・・・)
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