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July 31, 2006

雑誌“Esquire”のクラシック特集

雑誌“Esquire”日本語版の最新号は、
クラシック特集。
この雑誌らしく、美しい写真を使いながら
こだわりの構成となっている。

アーノンクールの紹介に始まり、
さまざまな分野の著名人 が選んだCD、
建築家・伊東豊雄の手掛けた(手掛ける)ホール、
グラインドボーン・オペラ・フェスのルポなど、
90ページ以上にわたって、
クラシックの魅力を紹介している。
付録でダイジェストCDまで付いて700円はお買い得。

今日はもう1冊、雑誌を購入した。
“BRUTUS”、今月の特集は奇才伊東若冲(じゃくちゅう)
4年ほど前の大回顧展を思い出した。

【今日の歩数】14,911歩
【昨日の歩数】21,800歩
【一昨日の歩数】24,379歩

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July 28, 2006

千夜千曲<34> to U/Bank Band with Salyu

これからの未来のために出来ることを
音楽を通じて感じて欲しいというメッセージのもと、
ミスチルの櫻井和寿とプロデューサーの小林武史が中心となって
設立したのが「ap bank」。
そして、活動の中心となっているのが“Bank Band”。
彼らの初オリジナル楽曲がようやく発売になった、
それが「to U」。

メッセージ色の濃い歌詞と、
ヴォーカリストSalyuの歌声には心が震える。
これからも歌い継がれるであろうバラードの名曲。
ap bank fesのアンコールで、
この曲を聴けた幸せに感謝したい。

【今日の歩数】12,340歩
【昨日の歩数】4,376歩

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July 26, 2006

震度0/横山秀夫

Shindo


横山秀夫の「震度0」を読んだ。
昨年の話題作だが、某ネット書評でこき下ろしてあったので
つい、手に取るのが遅くなった。
もっと早く読めばよかったと後悔するくらい
おもしろい作品だった。

阪神大震災が起きた日、
N県警も大きく揺れた。
死傷者数千人という大災害とたった一人の内部の人間の失踪、
比較するのもおかしなことだが、
警察組織のなかでは、大災害に匹敵するくらい
幹部に動揺が広がる。
保身しか考えない幹部たち、脳天気な妻たちを
痛烈な批判を込めて描いている。

ほとんど県警本部と警察官舎内で事が運ぶ長編小説だが、
圧倒的な緊張感とスリルで一気に読ませる。
最後に意外な真相が明らかになり、ほっとさせられる。
鮮やかなエンディングだ。

警察の実態に迫った、著者渾身の一作。
ということで、5段階評価は★★★★★

【今日の歩数】7,231歩
【昨日の歩数】4,250歩

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July 24, 2006

疲れ気味

先週の土、日曜日と、野外イベントのお仕事。
さすがに月曜日はきつい。
仕事中に何度も、記憶が飛んでしまった。
疲れが抜けきらないので
今夜は早めに寝るとしよう。

【今日の歩数】3,060歩
【昨日の歩数】15,598歩

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July 22, 2006

小澤征爾音楽塾 マーラー交響曲第2番「復活」

Ozawa_2


体調を崩し今年1月から、すべての公演をキャンセルしていた小澤征爾
復帰後初めての公演が7月20日、名古屋で開かれた。

小澤征爾音楽塾」のマーラー交響曲第2番「復活」、
このオケは、若い奏者を教育するためのユースオーケストラ。
この日はそれぞれの指導者もオケに混じって演奏、
コンマスがN響の篠崎史紀、オーボエが宮本文昭、
フルートが工藤重典、ハープが吉野直子というように
日本を代表するメンバーが勢揃いした。
まんま、サイトウキネンオケでもあるのだが(笑)

さて、演奏は熱演ではあったものの、
まだまだかなというのがワタシの印象。
特に弦の弱さが気になった。
全体として訴えるものが伝わってこなかった。
また、ソプラノの松田奈緒美とアルトのナタリー・シュトゥッツマン
期待した歌声にはほど遠かった。

これから3回、4回、公演を重ねるごとに
オケとしてのまとまりが出てくるのではないか。
来週公演する東京ではもっと期待できるかもしれない。

終演後は大変盛り上がった。
いわば小澤の快気祝いのような公演であったので
小澤が観客席に顔を向けるたびに、
われんばかりの拍手が送られていた。
指揮ぶりは今までとそれほと変わらないが、
表情が堅くて、全快にはもう少し掛かると思う。

●小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅦ
 '06.7.20 愛知県芸術劇場 コンサートホール

マーラー交響曲第2番 ハ短調「復活」

小澤征爾指揮小澤征爾音楽塾オーケストラ
ソプラノ:松田奈緒美
コントラルト:ナタリー・シュトゥッツマン
合唱:小澤征爾音楽塾合唱団

【今日の歩数】14,063歩(仕事で野外イベントを開催したので随分のびた)

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July 21, 2006

CTとMRI検査の結果

先日受けたCTとMRI検査の結果が出たので
市民病院へ行ってきた。
結論は、「肝血管腫」今のところ問題ない、
また1年後に検査を受けに来なさい、
ということだった。
まずは一安心・・・

そもそものきっかけは、6月1日の人間ドック+脳ドック、
腹部エコーで要精検となり
7月12日に造影剤を使ったCTと
MRIの両方の検査を行った。
そして今日まで1カ月以上、不安な日々を過ごした。
どうしても悪いことばかり考えてしまうしね。

ともあれ、今回の人間ドックで指摘を受けた肥満については、
ウォーキングとダンベル体操を続けることで
克服したいと思う。
今のところ、いい感じ。

【今日の歩数】5,952歩
【昨日の歩数】5,877歩

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July 19, 2006

カーズ(ジョン・ラセター監督)

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ファインディング・ニモ」「Mr.インクレディブル」など
ピクサー・アニメーション・スタジオズの作品はハズレがない。
子ども向けのようで、実は大人の方が楽しめる。
先日観た「カーズ」も、ストーリー、映像、音楽など
どれもクオリティが非常に高い。

車を擬人化した冒険ファンタジーで、
キャラクターの設定が絶妙。
特にワタシはイタリア人のタイヤ屋2人組がツボにはまり、
登場するたびにお腹を抱えて笑った。

相変わらず遊び心いっぱいのエンドロール、
これを見ずして席を立つ人はどうなの?

忘れずに書いておこう、
本編が始まる前の短編「ワン・マン・バンド」も最高の出来!

というわけで、5段階評価は★★★★★

【今日の歩数】7,115歩

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July 18, 2006

ap bank fes '06

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自宅を出るときは土砂降りだったのが、
高速を東へ進むにつれて小降りに、
会場のつま恋では止んでいた。
2時にライブが始まってからも、
ときどき細かい雨が落ちてはきたが、
心地よいお湿りといった程度。
ラストまで野外ライブ日和の1日だった。

この“ap bank fes”は、
環境プロジェクトを支援しようと、
ミスチルの櫻井とプロデューサーの小林武史が
中心となって設立した「ap bank」の
活動基金集めのために昨年から開催され、今年が2年目。
2人が、スタジオミュージシャンらとBank Bandを組み、
隠れた名曲を演奏するとともに
ゲストを呼んでジョイントするという内容。
さらにBank Bandの前には、くるりが約30分、
後には、Mr.Childrenが約1時間演奏、
延べ5時間半のシフクのライブだった。

メインはサザンの桑田佳祐との6曲にも及ぶジョイント。
いきなり麦わら帽子をかぶった少年姿で登場した桑田、
イントロは何と“innocent world”、
そして、“いとしのエリー”“真夏の果実”“波乗りジョニー”
“希望の轍”と続き、最後は幻の名曲“奇跡の地球”。
どうだと言わんばかりの選曲に脱帽だ。

Bank Bandのカバーした曲は
隠れた名曲ぞろい。
櫻井の艶のあるヴォーカルが、
楽曲の魅力を十二分に引き出していた。

ほかにも、今井美樹の“PRIDE”、一青窈の“ハナミズキ”、
Salyuの“風に乗る船”と歌姫たちの名バラードが続き、
ワタシとしてはうるうるしてしまった。

ワタシが見たのは3日目の最終日。
前2日のゲストは、ポルノグラフィティ、コブクロ、
BoA、小田和正、スキマスイッチ、ASKA、etc.
すごいね、このメンバー!

●ap bank fes '06
'06.7.17 つま恋(静岡県掛川市)

【Opening 櫻井和寿×小林武史】
1.何の変哲も無いLoveSong(KAN)
【くるり】
1.The Veranda
2.ばらの花
3.ロックンロール
4.ワンダーフォーゲル
5.街

(休憩)

【Bank Band】
1.君が降りてきた夏(MOJO CLUB)
2.星のラブレター(THE BOOM)
【BONNIE PINK】
1.Last kiss
2.LOVE IS BUBBLE
3.Souldiers
【KREVA】
1.音色
2.スタート
3.国民的行事
【Salyu】
1.風に乗る船
【一青窈】
1.ハナミズキ
2.てんとう虫(未発表)
【Bank Band】
1.SOMEDAY(佐野元春)
【今井美樹】
1.Miss you
2.A PLACE IN THE SUN
3.PRIDE
【GAKU-MC】
1.手を出すな!
【桑田佳祐】
1.innocent world(Mr.Children)
2.いとしのエリー
3.真夏の果実
4.波乗りジョニー
5.希望の轍
6.奇跡の地球
【Bank Band】
1.休みの日(JUN SKY WALKER(S))
2.evergreen(MY LITTLE LOVER)

(休憩)

【Mr.Children】
1.HERO
2.PADDLE
3.ほころび
4.彩り(未発表曲)
5.掌
6.終わりなき旅
7.ストレンジカメレオン
8.箒星
9.sign
en.名もなき詩

【アンコール ALL】
1.To U


【今日の歩数】4,535歩(雨が降って、まったく外に出ず)
【昨日の歩数】17,117歩(今までの記録、これを破るのはTDRへ行ったときか〈予定なし〉、
選挙にでも出馬したとき〈ウソ〉)

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July 17, 2006

ap bank fes'06に出発

ap bank fes'06に出発。
こちらは土砂降り、
つま恋(静岡県掛川市)では止んでいますように・・・

では帰ってからご報告を。

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July 16, 2006

リサガスの弁当袋

0607lisa


わが家には、リサガス(リサとガスパール)・グッズがあふれている。
最近、また弁当袋が1つ増えた=写真中央。
内部が保冷になっているなかなかの優れもの。
でも、使わせてもらえない。
ワタシのは一番左、ちっこくてかわいいの。
随分古くなってきているので
新しいのを自分で買ってこよう。

【今日の歩数】0歩(歩数計、持つのを忘れた)

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July 15, 2006

彩花(いろは)

久しぶりにお店の紹介。
あるシェフから紹介されディナーを賞味した。
彩花と書いて「いろは」と読ませる。

料理は、お箸で食べる洋風懐石。
味は確かでどれもおいしい、
そして何よりも特筆すべきは安いこと。
夜はおまかせコースが3,150円から4,200円まで3コース。
たぶんワタシは一番高いものを食べたんだと思う。
(ごちそうしていただいた・・・)
それにしても4,200円で、
メインが肉(牛フィレ)、魚(魚介類のグリル)というフルコース、
オードブルやデザートも手抜きなし、
いくら田舎とはいえ、儲けはあるのだろうかと心配になる。

ただし店内の雰囲気は、お世辞にも良いとはいえない。
どこにでもあるような喫茶店風、
というか、喫茶店であったところを改装したと思われる。
これさえ我慢すれば、だれにでも勧められる店だ。

●彩花(いろは)
岐阜県瑞穂市馬場前畑町3丁目81
Tel. 058-325-0885

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July 14, 2006

ココログのメインテナンス終了

ココログ、48時間のメインテナンスが終了し、
今はサクサクっとアクセスできる。
ちょっと前までは、ひどい状況で、
更新しようにも、管理画面へログインが出来なかった。
というわけで、ワタシの更新もつい滞ってしまってた。
また今日からは毎日1回の更新を目指します。

あ、それからまたタイトルの変更

「るうかすの、めざせ1万歩」

→ 「るうかすの、これからはあるくのだ」


【今日の歩数】6,477歩
【昨日の歩数】5,759歩
【一昨日の歩数】7,994歩
【その前日の歩数】9,704歩

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July 10, 2006

4TEEN/石田衣良


石田衣良の「4TEEN」を読んだ。
第129回直木賞受賞作。
東京・月島で、14歳のテツロー、ジュン、ダイ、ナオトの4人組が
恋や死を経験しながら成長していく姿を描いた青春小説。
8つの連作短篇集という形をとっており、
テーマはいじめ、家庭内暴力、非行、性、同性愛、病気、登校拒否などさまざま。
どれも現代社会が抱える大きな問題であるが、
どうもワタシにはリアリティが感じられなかった。
今の14歳の多くは
本当にこんなことを考え、行動しているのだろうか。
年代が違うといえばそれまでだが、
あまりにも現実とかけ離れているのでは。

と、違和感を感じながらも、
読後感はさわやか、
ちょっぴり甘酸っぱい気持ちにさせてくれたので、★1つサービス。

というわけで、5段階評価は★★★★


【今日の歩数】4,953歩(フルコースディナー、いかん、いかん・・・)
【昨日の歩数】10,204歩(初めて1時間以上のウォーキング)

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July 08, 2006

ダバディ氏がサッカー協会会長に立候補

今日の朝日新聞のダバディ氏のコラム
「協会会長に立候補します」には驚いた。
そして震えるほどに共感を覚えた。
今、日本サッカー協会がすべきことは、
W杯ドイツ大会敗退の分析と反省、
そして責任を取ることだとワタシは思っている。

直後の、川淵会長(キャプテン)のタイミングの良い失言(?)により、
マスコミは右にならえとばかりに、オシム氏を追い掛ける。
さらに、ナカタの引退宣言。
彼の今大会での献身的な努力は認める。
しかしあまりに良く出来たホームページの引退宣言文から、
念入りに準備されていたことがわかって、
ワタシはちょっと興ざめ。
今が一番の売りどきであることは間違いないのだが。
そんなこんなで、協会の責任問題はうやむやになりつつある。
それを追求するマスコミも出てきそうもない。

そこで話をダバディ氏に戻そう。
トルシエ監督のアシスタントとして日本代表の一員を務め、
その後も、評論家として活躍しているのは承知のとおり。
そして今回、サッカー協会の会長への立候補を宣言した。
もちろん今の制度では、可能性はゼロに近い。
しかし、だれかが行動を起こさないと
日本のサッカーの行く末は真っ暗だと思う。
川淵キャプテンの、Jリーグ創設以来の功績が偉大であることは認める。
近著「虹を摑む」を読んだが、
その労苦に対しては頭が下がる思いだ。
しかし、長く権力のトップにいることは、
日本サッカー界の将来を考えると首を傾げざるをえない。

ダバディ氏の言動が、サッカー界に
波紋を投げ掛けることになるのか、
あるいは抹殺されてしまうのか、
これからの動きが見ものだ。


【今日の歩数】7,719歩(夕方のウォーキングは暑かった)

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July 07, 2006

図書館の神様/瀬尾まいこ

Tosyokan



瀬尾まい
この「図書館の神様」を読んだ。
主人公の早川清(きよ)と、取り巻く3人の男性の物語。
心にキズを持つ清は、高校の国語講師で文芸部の顧問、
垣内君はその文芸部のたった一人の部員、
浅見さんは清の恋人だが、実は妻子がある、
拓実は清の弟で、清と浅見さんの関係を容認している。
この3人の男性との付き合いのなかで、清は成長していく。

シリアスな内容なのに、押し付けがましくない。
清と浅見さんのフリンもよくある話なのだが、
それほど嫌悪感を感じないのは、
弟、拓実の明るいキャラのせいだろうか。

垣内君のすべてがいい(ワタシは好き)。
たぶん垣内君と清は恋しているのだと思う。
読者のだれもが最後に何かが起きることを期待するが、
あっさりと終わってしまう。
ただ、2人でグラウンドを走るところは、ほんと心にしみる名場面。

本の最後に「図書館の神様」の意味がわかる。
ほのぼのとしたとてもいいタイトルだ。
本の帯に「誰もがきっと好きになる」と記してある。
そう、この本を嫌いだという人は、たぶんいないはず。

というわけで、5段階評価は★★★★★

【今日の歩数】5,932歩(またウォーキングしなかった)

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July 06, 2006

國光ともこソプラノ・リサイタル

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地元出身のソプラノ歌手、國光ともこの初リサイタル、
今回は郡上市と岐阜市の2公演とも聴くことができた。
プログラムはどちらも同じ、
前半にアリアの名曲などを並べ、
後半は、日本の歌曲が選ばれた。

聞くところによると、
本人はもっとイタリアオペラのアリアを歌いたかったが、
(だってボローニャに留学していたんだから・・)
主催の地方放送局の強い意向により、
日本の歌曲中心のプログラムになった。
曲ごとに司会者が登場、
延々と楽曲の説明をしたり、2人に質問を押し付けたり、
もうやりたい放題で、これには閉口した。

さらには客層の悪さ。
地元での初リサイタルということで、
関係者が会場を埋めた。
ワタシの列には、乳児を抱いた女性が。
おい、ちょっと待てよ、と思っているうちに
リサイタルが始まる。
1曲目の途中で、早くも赤ちゃんが泣き出した。
すぐに出て行けばいいものを、客席であやしている。
さすがに周りの視線に気づいたのだろう、
腰を上げて出て行った。

10分ほど経過して再入場、なんと赤ちゃんを抱えて。
少しの間はおとなしくしていたが、
またぐずつき始め退場。
休憩中にひとこと言ってやろうと思ったら、
隣に座るおじいさんらしき人、確か議員さん。
「あんたの孫かよ〜」
結局、何も言わず黙ってた。
どうせワタシ、チケット代払ってないし。
払ってたら絶対に言ってやったのに、ちょっと弱気になった。

あ、リサイタルの感想は・・・期待はずれ。
この程度歌える歌手は、国内にはいっぱいいるだろう。
ピアノの久米とはしっくり来ていなかったようだ。
これは郡上市での公演で特に思った。
練習不足だったのかな。

ただ、アンコールの「ムゼッタのワルツ」では
表現力の豊かさの片鱗を垣間見ることができた。
身長があり容姿も悪くない。
舞台では栄えるのではないか。
次回はオペラを見てみたい。

●國光ともこ ソプラノ・リサイタル
'06.7.20 郡上市総合文化センター
'06.6.27 サラマンカホール

國光ともこ(s)、久米隆司(pf)

A.スカルラッティ/いとしく甘く
作者不詳/ああ愛らしく美しい瞳
M.A.チェスティ/気味が姿を巡りて
W.A.モーツァルト/喜びに胸はときめき
モテット「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」
G.ヴェルディ/歌劇「椿姫」より
“ああ、そはかの人か”〜“花から花へ”
(休憩)
山田耕筰・北原白秋/かやの木山
この道
待ちぼうけ
越谷達之助・石川啄木/初恋
高田三郎・深尾須磨子/「パリ旅情」より“市の花屋”
武満徹/小さな空
團伊玖磨・木下順二/歌劇「夕鶴」より“与ひょう、あたしの大事な与ひょう”

(アンコール)
不明
プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のお父さん”
プッチーニ/歌劇「ラ・ボエーム」より“わたしが町を歩くと”ムゼッタのワルツ
三木露風・山田耕筰/赤とんぼ


【今日の歩数】4,829歩
【昨日の歩数】5,492歩

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July 04, 2006

ゆるゆるのアヒル

Pet


ヴィレッジ・ヴァンガードで見つけたゆるゆるキャラクター、
たぶんアヒルだと思うんだけど、ホントのところはよく分からない。
今は職場でPCの横に立ち、ワタシは癒されまくっている。
嫌なこといろいろあったもんなあ、このところ。
で、ただ今、名前を考え中。

【今日の歩数】10,495歩(ウォーキングさぼったけど、こんなに歩いていた)
【昨日の歩数】2,782歩(全然だめだめ)

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July 02, 2006

かもめ食堂(荻上直子監督)

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W杯ばかり見ていたので、久しぶりの映画。
タイトルにそそられて出掛けた「かもめ食堂」。
このところ日本映画にアタリが多かったが
これもお気に入りの1本となった。

ヘルシンキの小さなカフェ・レストラン「かもめ食堂」。
店主の日本人女性サチエは、
日本の家庭料理をヘルシンキの人々に食べてもらおうとするが、
なかなかお客が寄り付かない。
そんなところに日本人女性2人が転がり込んできた・・・

サチエ役、小林聡美の凛とした美しさに目を奪われた。
ワタシは、デビュー作「転校生」以来のファンで、
とても自然な演技に、胸がきゅんとなってしまった。
それから、片桐はいりと、もたいまさこ、怪優ですな。

長回しと必要最小限のBGMで、
独特の空間、間合いを作り出している。
これが好きか嫌いかで、この映画の評価は大きく変わってくる。

女性3人がどうしてヘルシンキを訪れたのか、
ワケありのはずなのに、
そのところの謎解きはされずに終わるのは、
想像力がかき立てられて悪くないと思う。

売り切れで手に入らなかったが、
バッグの形をした変形のパンフレットは秀逸。
ヤフオクでゲットせねば。

というわけで、5段階評価は★★★★★

【今日の歩数】7,554歩(あとちょっとで1万歩だったのに・・・)

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