4TEEN/石田衣良
石田衣良の「4TEEN」を読んだ。
第129回直木賞受賞作。
東京・月島で、14歳のテツロー、ジュン、ダイ、ナオトの4人組が
恋や死を経験しながら成長していく姿を描いた青春小説。
8つの連作短篇集という形をとっており、
テーマはいじめ、家庭内暴力、非行、性、同性愛、病気、登校拒否などさまざま。
どれも現代社会が抱える大きな問題であるが、
どうもワタシにはリアリティが感じられなかった。
今の14歳の多くは
本当にこんなことを考え、行動しているのだろうか。
年代が違うといえばそれまでだが、
あまりにも現実とかけ離れているのでは。
と、違和感を感じながらも、
読後感はさわやか、
ちょっぴり甘酸っぱい気持ちにさせてくれたので、★1つサービス。
というわけで、5段階評価は★★★★
【今日の歩数】4,953歩(フルコースディナー、いかん、いかん・・・)
【昨日の歩数】10,204歩(初めて1時間以上のウォーキング)
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