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June 08, 2006

さよならの代わりに/貫井徳郎

Sayonara

貫井徳郎の「さよならの代わりに」を読んだ。
タイムスリップを題材にした
SF、ミステリー&ラブコメディ、といったところか。
昔見た大林宣彦監督の映画「時をかける少女」を思い出した。

劇団「うさぎの眼」の公演の最中に起きた殺人事件。
事件にかかわる謎の少女、祐里、
不思議な言葉ばかりを残すが、真実ははっきりしない。
果たして犯人は誰なのか?
そして、謎の少女の正体は?

トリックも大したことないし、ちょっと拍子抜け。
それに、主人公の和希にはイライラさせられっぱなしだった。
いくら若いからといっても、こいつは純粋すぎやしないか。

まあ、少年少女向けのラブコメディだと割り切ってしまえば
それなりに楽しめるかも。

というわけで、5段階評価は★★★

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