ニュー・ワールド(テレンス・マリック監督)
寡作で知られる映画監督テレンス・マリックの新作
「ニュー・ワールド」を見てきた。
評論家からどんなに高い評価を得ようとも、
ワタシには退屈そのものであった。
一番の問題は、
ポカホンタス役のクオリアンカ・キルヒャー、
インディオの血を引き弱冠15歳ということで
注目を浴びてはいるが、まったく魅力を感じなかった。
コリン・ファレルとクリスチャン・ベールの2人が、
この女性に引かれるとは到底思えない。
さらには音楽、
全編にワーグナーの楽劇「ラインの黄金」の序曲の部分と
モーツァルトのピアノコンチェルト第23番の第2楽章が流れる。
こうした有名曲の安直な使い方は不愉快なばかりか
腹が立ってくる。
というわけで、5段階評価は★★
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