
東野圭吾の「さまよう刃」を読んだ。
少年犯罪を扱った小説は目新しくないが、
この作品では、レイプされ殺された娘の父が
犯人が未成年と知り、
司法に任せてはおけないと復讐に命をかける。
ワタシも2人の娘の父、
この主人公の気持ちはよくわかる、
ここに登場する「死ななきゃなおらない」ような少年たちでは、
殺してやりたいと思うのも当然だ。
しかしきれいごとを言うようだが、
実際に行動に出るのはやはり問題。
猟銃を持って犯人を追い掛ける主人公の行動には、
違和感を感じずにはいられない。
エンターテイメントとしての評価は高いんだけどね。
というわけで、5段階評価は★★★★
Comments