松任谷由実コンサートツアー
GW唯一のお楽しみ、ユーミンのコンサートに出掛けた。
相変わらずの凝りに凝ったステージ構成で、
2時間のポップス・ショーを堪能した。
今回のテーマは夏そして海。
ステージには左側にらせん階段が付いた大きな灯台がそびえ、
右側にはカラフルなコテージ。
水色を基調としたワンピースで登場したユーミン、
白い麦わら帽子をかぶった様子は、
さながらモネの「日傘の女」。
以降、何度も衣装を変え、
アンコールでは、
Tシャツにサスペンダー付きのぶかぶかのパンツ。
年齢を感じさせないファッションは、
ライブの楽しみのひとつだ。
さて、今回は今までにも増して演出が巧みであった。
もうすぐ発売になる新アルバムの曲が中心とはいえ、
テーマに沿った選曲は、
事前に情報を入手していたものの、
実際に生で見聞きすると1曲1曲が新鮮に感じる。
特に感心したのは照明。
「リフレインが叫んでる」から「WANDERERS」までの3曲は、
めくるめく照明の嵐に圧倒された。
アンコールを3曲の後、
メンバー全員と一緒にクルマに乗ってポーズ。
シャッター音が聞こえたと思ったら、
ステージ脇のスクリーンに、その場面のモノクロ写真が映る。
見事なエンディングだった。
●松任谷由実コンサートツアー2006
“THE LAST WEDNESDAY TOUR”
'06.5.5 名古屋市レインボーホール
※カッコ内は収録アルバム
1 ただわけもなく(Wings Of Winter, Shades Of Summer)
2 セイレーン(スユアの波)
MC
3 Blue Planet(A GIRL IN SUMMER)
4 海に来て(A GIRL IN SUMMER)
5 夕涼み(PEARL PIERCE)
6 哀しみのルート16(A GIRL IN SUMMER)
7 稲妻の少女(OLIVE)
8 ルージュの伝言(COBALT HOUR)
MC
9 シーズンオフの心には(SURF&SNOW)
10 Hello,my friend(THE DANCING SUN)
11 やさしさに包まれたなら(MISSLIM)
12 あなたに届くように(A GIRL IN SUMMER)
13 虹の下のどしゃ降りで(A GIRL IN SUMMER)
14 もうここには何もない(A GIRL IN SUMMER)
15 TYPHOON(VOYAGER)
16 リフレインが叫んでる(Delight Slight Light KISS)
17 LATE SUMMER LAKE(ダイアモンドダストが消えぬまに)
18 WANDERERS(LOVE WARS)
MC
19 時空のダンス(A GIRL IN SUMMER)
20 Escape(A GIRL IN SUMMER)
21 埠頭を渡る風(流線形’80)
アンコール
1 守ってあげたい(昨晩お会いしましょう)
2 Forgiveness(A GIRL IN SUMMER)
3 DESTINY(悲しいほどお天気)
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Comments
はじめまして。マンタと申します。
今回のツアーは、かなり質が高かったですよね!
マンタも何度も泣きそうになりました(笑)
5日はダブルアンコールありましたか?
4日はありませんでした…(--)
Posted by: マンタ | May 08, 2006 01:34 PM
ユーミンのコンサート
かなり見応えのあるステージだったようですね。
娘が幼い頃、いつもユーミンの曲を聞きながら
車の運転をしていました。
娘は「卒業写真」や「中央フリーウェイ」がお気に入りで
今でも時々、一緒に口ずさむこともあります。 (笑)
ユーミンファンとしては
一度はステージを見なくてはね。
頑張って、東京に行って見ましょうか。
何はともあれ
十分に堪能できて、ホント、良かったですね。
Posted by: 久美 | May 09, 2006 11:31 AM
マンタさん
ユーミンのステージを見ると
どうしても涙腺が緩んでしまいます。
前回はずっと我慢していたのですが、
アンコールの“卒業写真”でもうダメ。
今回はもっと早く、
10曲目の“Hello,my friend”で一気に
堰が切れました。
ダブルアンコールとは、
再度出てくることでしょうか。
5日は1度だけでしたね。
聞いているかぎり、
今回のツアーは“DESTINY”で終わっています。
久美さん
ユーミンのコンサートは、
期待外れになることはまずありません。
ぜひ親子でコンサートに行ってみてください。
Posted by: るうかす | May 10, 2006 11:49 PM