シムソンズ(佐藤祐市監督)
トリノ五輪でも話題になったウィンター・スポーツ、
カーリングをテーマにした映画「シムソンズ」を見てきた。
なんで今ごろって、
私の住んでいる地方ではやっと先週末から上映されたばかり。
まあスクリーンで見られただけでも幸運だと思うことにしよう。
よくある青春モノかなと、あまり期待しないでいた。
ところが、これがつぼにはまってしまった。
映画は、ソルトレーク五輪に出場した
北海道常呂町の女子高校生4人による
カーリングチームを描いている。
物語はどうってことない。
ありがちな展開で、まさに青春映画の王道、
それがいいんだなあ。
何よりも、女子高生役の加藤ローサ、高橋真唯、星井七瀬、藤井美菜が
抜群にかわいい。
さらに、コーチ役の大泉洋、
加藤ローサの母親役の森下愛子など脇をかためる役者も
これ以外に考えられないくらいのベストキャストである。
4人が大会で着ていた、タータンチェックのボトムに、
“SIMSONS”のロゴが入ったジャンパー姿が
とってもさわやか。
しかしそれ以上に、ジャージ姿はおちゃめでかわいかった。
ワタシの場合、心に残る映画というのは、作品の良し悪しでなく、
単純に好きな作品。
その意味でこの作品は、忘れられない1本になりそう。
今年最高であることはもちろん、
今まで見てきた数千本の映画のなかでも
上位にランクする傑作。
「映画は映画館で」派のワタシには珍しく、
DVDを購入したいと思った。(7月に発売予定)
というわけで、5段階評価は★★★★★
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Comments
遅いコメントですいません
見たいなぁと思って見逃していたので、
やっとレンタルで見ることが出来ました。
いきいきした映画でしたね
ちょっぴり泣きました
るうかすさんがこの映画をお好きなように
私は「ウォーターボーイズ」が好きなのかも
しれません ただ好き 何度も見たいと
思える映画に出会えると 嬉しいですね
Posted by: じゅぴ | July 30, 2006 12:26 AM
じゅぴさん
そう、ツボにはまるというやつです。
映画を見始めた高校時代から今までに、
“はまった”映画はそれほど多くありません。
アメリカン・グラフィティ(ルーカス)、
の・ようなもの(森田芳光)、
ファール・プレイ(コリン・ヒギンズ)、etc.
どちらかというと、映画史上の傑作というより、
B級映画といえます。
そして、必ず笑いと涙があります。
Posted by: るうかす | July 31, 2006 11:10 PM