キング・コング(ピーター・ジャクソン監督)
ピーター・ジャクソン監督のリメイク版「キング・コング」を見た。
物語は、オリジナル版にほぼ沿っているらしい(前作を見ていないので・・・)。
キング・コングと、エイドリアン・ブロディ演じるジャック、
そしてナオミ・ワッツ演じるアンの三角関係が主軸となる。
第一部は導入部分で、
髑髏島に向かうまでのニューヨークでの出来事。
第二部は、さまざまな巨大生物が生息する髑髏島が舞台、
キング・コングが登場し、アンと出会う。
第三部は、キング・コングが生け捕りにされ、
ニューヨークで最期を迎えるまで。
素晴らしい出来映え、
さすがリング三部作の監督、
デティールまで凝っていてため息が出るくらい。
主役の3人は魅力的で演技力もある、
ワタシにとっては理想的なキャスティング。
さらに監督役のジャック・ブラックがいい味出している。
どこかで見たことある顔だと思ったら、
「スクール・オブ・ロック」のあの先生役だった。
しかし問題が無くはない。
まずは上映時間が長いこと。
ゆうに3時間を超え、特に第二部が長く感じる。
巨大な虫や恐竜の場面はもっと短く、
あるいは思い切ってカットしてしまえばいいのではと思ってしまう。
虫はあまりにリアルで、気分が悪くなってしまった。
次に、観ていて酔ってしまうくらい臨場感のある、
エンパイアステート・ビルのシーン。
高所恐怖症のワタシにはちと、辛かった。
というわけで5段階評価、
個人的には星4つだが、
冷静に映画を評価すれば★★★★★
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