イン・ハー・シューズ(カーティス・ハンソン監督)
キャメロン・ディアス主演の映画「イン・ハー・シューズ」を見てきた。
弁護士だが外見的にコンプレックスを持つ姉ローズ(トニー・コレット)と
難読症で自信が持てず自堕落な生活をしている妹マギー(キャメロン)、
すべてに対照的な姉妹が中心となって物語は進む。
そして姉妹の祖母、父親、継母、恋人など
さまざまな人間関係が描かれていく。
役者はみな素晴らしいが、
祖母役のシャーリー・マクレーンが
一番の存在感を見せる。
フロリダで悠々自適な老後を送っているように見えるが
実は、姉妹の母である、自分の娘の死に対する
自責の念に囚われているという、
難しい役柄を見事に演じきっている。
もしかしたらオスカーの助演女優を取るのでは。
印象的な場面は多いが、
姉妹が昔のアルバムを見ながら、
強い絆で結ばれていることを確認していく様子に泣けた。
ボブ・マーレィやジミー・クリフなど、
ジャマイカのレゲエ音楽が巧みに使われている。
(誰が歌っているのかは不明)
ジャマイカ風の結婚式の風景も含めて、
いい味を出していた。
というわけで、5段階評価は★★★★★
外国映画では今年一番の作品。
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Comments
三姉妹の私には 魅力的な映画です
るうかすさんのブログを読むと その映画を
見たくてしょうがなくなります
映画を見に行く回数が増えそうです(^^)
Posted by: じゅぴ | December 12, 2005 11:34 PM
じゅぴさん
ごぶさたです。
この映画はおすすめです。
特に女性に見てもらいたいと思います。
ぜひ感想聞かせてください。
Posted by: るうかす | December 13, 2005 11:34 PM