草間彌生「魂のおきどころ」
松本を訪れるとき、必ず立ち寄るのが松本市美術館。
今年の企画展は、草間彌生の「魂のおきどころ」、
サイトウキネンの公演前に、時間をかけてゆっくりと鑑賞してきた。
今回の展示会は、同館と東京国立近代美術館、熊本市現代美術館など
5館の共同開催となっている。
昨年10月から各美術館を巡回し、
それぞれテーマに沿った展示を行ってきた。
最終開催地がこの松本。
草間彌生の幼少時の作品から近年の代表作まで、
他館より多い168点を展示していた。
あの独特の水玉(ドット)は、一度見たら忘れられない。
映像で見た若き日の草間彌生は、
生きた馬にまでドットを貼付けていた。
恐るべし、というか、笑ってしまった。
2年前に同館で、あるいは昨年、森美術館で見た作品も多くあったが、
一番のお気に入りは「ハーイ、コンニチハ!」のタイトルが付いた、
人形や犬のオブジェ。
体はもちろん犬の口の中までもドットだらけ。
でも、キャラクターっぽくて、親しみを覚える。
ナルシスの庭と名付けられた中庭もユニーク。
銀色の玉が無数に敷き詰められている。
さらには、近くの自販機までドット模様が。
ここまでやるかって、苦笑。
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Comments
またまたお邪魔します。
この方、先日「たけしの誰でもピカソ」
で扉のセットに書置きしていったんですよね。
出演の記念とかで。
マジックでかいた横顔が見えたらそれが作品です。また、目を凝らして番組を見てみてくださいね。
Posted by: きょうちき | September 20, 2005 12:08 AM
きょうちきさん
「誰でもピカソ」次回見てみますね。
今、この番組のサイトをのぞいてみたら、
ムットーニも登場しているのですね。
もう10年くらい前に、
追っかけていたことがあります。
Posted by: るうかす | September 22, 2005 11:11 PM